Z250FT Beluga80 Overview HOME

YAMAHA DT125R  FTは大学時代の相棒であり、社会人になっても通勤につきあったりしていた。
 しかし、大学時代のように毎日走りに行っては月1でバイク屋に入院というわけには行かない。整備が手薄になる間に、持病のオイル漏れが始まっていた。どこか適当な店を見つけなければと思っているうち、中野通りを走行中にオイルがなくなって突然焼きつき、エンジンロック、後輪がロックした。なにか起こったかわからなかったのだが、無事路肩に止まれて事故にはならなかった。ただ、そこから自宅まで2〜3キロの道を押して帰ることとなった。焼きつきはCRCをつっこんで3日間置くという民間信仰で直したが、後日、宮益坂を走行中、若奥様が「あ!ここ止まれるわ」と急ハンドルを切ったことにより右ステップを失い、溶接が必要という事態でこの世を去った。享年45,000kmであった。
 足がなくなったので会社の同期からハスラー125を借りた。ボロだった覚えはあるが1週間ちょっと足になってもらった。このとき、別の友人からDTがあると言われ飛びついた。僕はヤマハ党である以上に実はアンチスズキなのだ。FTのころから他社ライバル車+1馬力というせこいラインナップが胡散臭くて嫌いになったのだ。まぁ、同級生にスズキクンがいたことも原因ではあるのだが。仲は悪くなかったんだけどね。