FZ750 3KS Tracy125 Overview HOME

KAWASAKI KDX250F  でぇてぇでは林道へ行くことを覚え、その仲間とレースに出ることになった。
 でぇてぇでもよかったのだが、相手が戦闘力を考えて自分のKDXを出すと言ってきた。KDXはレースシーンで初乗りとなったが、でぇてぇとは性格がまったく違う。後に自分のでぇてぇで出たときよりも当然タイムは速かった。レースの意気込みが違ったという話もあるが。
 昔、乗り始めたばかりの男を無理やり林道に連れ込んだことがあった。その友人がいつのまにか林道一色男になってしまっていた。そのころ彼はセローを何台かつぶした後にTTRに乗っていた。数年振りに後ろを走ってみると速い。相手がちんたら走っているのが分かるのに、でぇてぇで気を抜くと離される。たまたま、林道ツーリングでトラブルになった仲間のバイクを彼と拾いに行くことになり、TTRにタンデムして山中に向かった。帰りは彼が引き上げバイク、僕がTTRで帰ることになった。人のバイクはめったに借りないのだが乗ってみて驚いた。10m走って「ずるい」と叫んだ。アタリを確かめていただけなのに彼の125は後ろに消えていく。少し安心した。でもズルイ!
 次のレースまでにはバイクを替えると決意するはめになった。
 TTRは最右翼だったのだが、みぃぃんな乗っている。なら、前に乗ったKDXという線に落ち着いた。220が出たところで値段も下がっていたのだ。
 レース熱が冷めてきた頃、その後、同じ大阪の友人のところに移管されていたでぇてぇの身代わりにでぇてぇの保管代として去っていた。