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初日 | |||||
翌日。日頃の行いがいいから、雪も消えた道を、ガレージまで出かける。 |
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ともかく、ダメージの程度を見極めないと部品の発注も、なにもできない。 少し前に、ぽつぽつと相談したのだが、YSPではシフトなら反対側から抜けると教えてもらった。他のショップでは、どこまでやったら完治するかわからないので、もめるといやだからやりたくないと言われた。 ともかく、シフトフォークを見てみる。 とはいえ、キックも付いているし、右側カバーを開けるには、ウォータポンプもオイルポンプもラインをはずさなければならない。 |
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オイルを抜いて、水を抜く。 サイドカバーをはずし、チャンバーをはずす。 ブレーキペダルが邪魔だ。オートルーブのラインが邪魔だ。 悪戦苦闘して、やっとクラッチカバーをはがした。まだ足りなそうなので、クラッチハウジングをはずす。シフトペダルをはずして、シフトシャフトを抜く。 ん〜。特に異常はない? よくわからんが、シフトできないことに変わりはない? |
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ダメじゃん。 そのまま、シフトドラムを見てみようとすると、動かない、抜けない。 あぁ、これってエンジン割らないといじれないのか・・・・・・ 腰下バラシ決定・・・・・・ エンジンを降ろすために。シート、タンクをはずしにかかる。 オフ車のくせに整備性悪すぎ。 |
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タンクをはずしてみると、なんという密度で部品が詰まっているのか・・・・・ キャブに水冷パイプが回っている・・・・・・ エアクリーナボックスをずらさないとキャブすらとれない?・・・・・・ エンジン後端はスイングアームピボットシャフトと共締めになってる?? どこまでバラさないといけないんだ??? 呆然とみつめる・・・・・ ともかく、傷は深い、前途は長い・・・・・ 今日のところはこれで勘弁してやる・・・・・ |
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第2日 | |||||
やっと、サービスマニュアルが届いて第2ラウンド。 |
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エンジン脱着のページを見るが、最近−といっても10年前だ−のマニュアルは写真が載っていない。パーツリストの絵を転用して短いインストラクションがあるだけ。とにかくはずさなければいけないものを確認する。 まずは、チェーン。 フロントスプロケットをはずす。そのためにスプロケットカバーをはずす。 リアブレーキをバラしてしまってあるから、スプロケットのナットをどうやってとろう? |
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と、悩んでみたが、ロックワッシャの爪を苦労して曲げ戻してみたら、なんだか簡単にはずれた。指で回るほど? ロックワッシャで止まっていたのか?? しかし、チェーンがはずれない。 どうなっているんだか。いやいや、リアアクスルを緩めてホイールを最前部まで蹴飛ばしてみたが、スプロケットからチェーンを抜くまでのクリアランスがとれない。 なぜこんなにチェーンが短い?? 後回し。 YPVSをはずす。 ワイヤーがなかなかとれずに手間取る。プーリーはガタガタ動くんだが、はずれはしないのか? ナットを抜いてプーリーを抜こうかと思ったが、さんざん苦労したあげくに抜かなくともワイヤーははずれた。 |
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他にはずすものは? ウォーターパイプを抜かなきゃいけないのだが、エンジンに刺さっているパイプはどう考えてもクリアランスがない。パイプを上にずらそうとしても、上野部分がY字形に結合していることもあって、上の方からバラしていかないと、抜くための3cmがずらせそうもない。 ここは、珍しく、覚悟を決めて上からばらす・・・・・・ 次はインテークチャンバー? クランプを緩めて抜こうとするが、これも上に3cmのクリアランスがないために抜けない。 チャンバー抜くのに、エンジンハンガーはずす?? 後回し。 んでもって、キャブだ。 キャブを抜くのに、エアクリーナーボックスを分解する。 |
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リアフェンダーとか、右側はバッテリーボックスとかと一体になっている。あちこちボルトを緩めて、なんとかキャブから引き抜いた。 だが、キャブには、まだ水冷パイプが回っている。パイプをはずそうとしても指など入りそうもない。しばらくながめてから、エンジン側のバンジョーをはずすことに決定。 やっと、キャブがはずれた。 こんなんで、ジェット換えようとか思う人いるんだろうか??・・・・ サービスマニュアルを見ながら、セルのコードとアースラインをはずす。 帰ってきた家主に手伝わせて、チェーンをドリブンから抜いて、やっとチェーンがはずれた。 さて、マウントボルトを抜く・・・・・ ためには、YPVSサーボをはずすのか・・・・ リアピボットを、22mm?? みょぉ〜なサイズのボルトを抜く。 さて、フリーになったエンジンを、まず、起こす・・・・・ と、真上の電装のコネクタがぶつかる・・・・ はずさずになんとかなるのか? いや、ここははずしてみよう。 はずしたら、クリアできた・・・・・ さらに起こすとラジエータのステーに当たる・・・ ラジエータをはずす・・・・ ごそごそ動かしていると、エンジンのマウント部がフレームのステーに当たる・・・・・ |
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と、思ったら、そこに5mmの溝が彫ってあってクリアできる・・・・・ おい、そんなとこ彫らなきゃいけないような=それが正しい作業クリアランスってなんなんだ???? さらに起こしていくと、マニュアルになかったラインがまだつながっている・・・・・ あわててはずす。 起こして、斜めにして、また起こして・・・・・ ヘッドが横向く位置で、やっと、エンジンがフレームから離れた。 |
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エンジンばらし....... 「すごい」 |