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FZ系のイグナイタ−実験編− | |||
3KSの6極と4極のコネクタをいきなり、3GMのイグナイタにつないで見る。 動かない。 (だから、1年も経ってるんだけど) 動作をチェックするためにコネクタを自作する。 自作した延長ケーブル(拡大画像あり)。 |
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![]() ↓左サイドカバー内のEXUPモーター ![]() |
コネクタの本体側から垂れている緑と青の線が、製作時点で接続先不明だった2 of 6と5 of 6。この後、2 of 6のみアースした。 本来左側にあるイグナイタを右へ持ってきた。 左にはEXUPモータを押し込んだため場所がない。 延長と同時に必要なアース2of6をとる。 ポンプとフィルタを内側から止める形(矢印部分)で追いやってイグナイタのスペースを確保した。それでもギリギリ。防振と防水のため梱包材のプチプチでイグナイタをくるみ、タイラップで取り付けた。 まず6極側。1,3,4,6は3KSの結線どおりにする。2,5は長めのリードを作ってテストに使う。 4極側。1,2は3KSの結線どおりにする。3,4は長めのリードを作ってテストに使う。 以上が、2GH以降のバイクには有効なデジタルピックアップ(2線 1 of 4,2 of 4)、イグニッション(2線 3 of 6,6 of 6)、電源(2線 1 of 6,4 of 6)である。 後は、3 of 4,4 of 4,2 of 6,5 of 6の4線に、何を接続したら動くかを確かめればいい。 まず、3KSイグナイタをつなぐと、この4本をどこにも結線してない状態でエンジンは始動した。 4本ともなくても3KSは動く。 次に3GMイグナイタにつなぎ変える。 3 of 4と4 of 4はFuel SenderとReserve Switchの結線であるから、とりあえず4 of 4を電源に接続していれば「ガスがリザーブまで減ってリザーブスイッチを切り替えた」状態と同じになるはずである。 最後に、2 of 6,5 of 6を両方アースすれば「ニュートラルに入れて、スタンドを上げた」状態である。 セルを回す。かかった...... なんだそりゃ? 1年間、お預けで悩んだのはなに? いや、別に、かかって困るわけじゃないんだが........ |
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どの線が必須なのかを確認していく。2 of 6をはずすとエンジンが止まる。5 of 6だけはずしてもエンジンは回りつづける。2 of 6だけにして、4 of 4もはずす。 エンジンは回っている。 なんだ?? 2 of 6をアースしているだけでいいんじゃないか。 でも、この線は3KSでもアースされていたはず。 サイドスタンドスイッチをはずして、線を直結していたはずなのだがこのへんが怪しいか? でも、そうならば、正常時にスタンドを上げたときにしかエンジンがかからないことになる。 試しに、EXUPへのコネクタをはずしてみたが、影響なくエンジンは回る。 なんか変だが、とにかく結果は出た。 まとめ:1 of 4,2 of 4 デジタルピックアップ 3 of 6,6 of 6 イグニッション 1 of 6,4 of 6 電源 以上2LM以降共通 2 of 6 アース(サイドスタンドなどの入力らしい) が接続されていれば3GMイグナイタは着火する。 |
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FZ系のイグナイタ−試走編− | |||
試走する。 走りだしてすぐ、4000〜5000の回転がスムーズになった気がする。いい傾向だ。 7000rpm以上のテストには場所が必要だ。 私設テストコースへ出かける。 日曜の夜で他の試走車も多く、4速では7000rpmを超えることの確認しかできない。2速で10000rpmまで回ることを確認した。 時間を調整して、セカンドラップでもう一度試す。8000rpm以上へ回るようになったのは確かだと思うが、7000〜8000rpmでもたつく。谷があるような感じだ。 ニードルのクリップを調整するか、EXUPを活かすことを考えた方がいいかもしれない。 試走中、ハンドリングが重たい感じがする。 素直にリーンしない。 ハンドルが大きな抵抗を受ける。 キャスターが寝てしまったような感覚か? 横浜新道出口から原宿交差点までの曲線で、居合わせたTRXを踏絵にしようとしたら、あっさり置いてかれてしまった。全然曲がれてない。 フロント周りがとてつもなく硬くなった感じで、フォーク径が太くなった結果なら、ものすごい変化があったことになる。前から後ろまでの剛性感がとても強い。 減りきったタイヤのせいもあるだろうから、今のインプレッションはあまり役に立たないが、タイヤ交換してからいろいろ悩まないといけないだろう。 とりあえず、イグナイタが生きていたことを確認できただけで今日の作業終了。 |