FZ Repair Diary 19B FZ Repair Diary 21B The Index of FZ Repair HOME
 測定
 GMD横浜は杉田にある。
 土地勘はないんだが、横浜まで小1時間。その先30分以内だろうと想定して9時過ぎに出る。
 交通量も考えると、どこが一番いいルートか分からないが、横浜までは30分程度でついた。
 16号を南下。
 杉田が見つからん。
 適当に走っていると、後ろにバイクが追いついてきた。
 こっちは道を探しながらではあるが、追い上げてくる速度差が普通じゃない。しばらく先行するが杉田はどこだ? 道ばたの人に「杉田は過ぎた?」なんて聞いても、相手はまじめに答えたくないよなぁ、とか思っているうち、後ろのバイクが横に出た。
 XXかと思ったらFireBradeだった。
 杉田を探さなきゃいけないんで、キョロキョロしてるとCBRが前に出た。
 渋滞と市街地のコーナーをCBRに着いていく。
 そんなことしてる場合じゃないんだけど、止まるとこもわかんないし、走るならついてった方が面白いし......
 で、能見台を過ぎた。絶対来すぎてるよなぁ、と思いながら、金沢文庫でCBRは右折していった。
 別れ際に手を振っていたようなんだけど、僕にだろうか??
 女の子ならいいのに(^_^;)
 んで、そういう場合じゃないから、引き返す。交番で聞くと京急の駅で4つは来すぎているらしい。
 引き返す。今度は、交差点の看板が読めた。さっきはトラックの陰で見損なったらしい。
 交差点を曲がったら店はすぐに見つかった。10時10分。早めについてもなんとかなるだろうと思っていたら、まだ閉まっていた。

 こんな話しにどれだけ文字数割いてるんだ??

 だから、気を取り直して測定である。

 測定は車体にシールを貼って基準点とし、そこをデジタル測距儀で測るものだ。
 測距儀はバイクに平行した直線レール上に置かれ、レールの左右の2点から基準点に対する3軸の角度を計測し、空間座標を3次元で定義する。
 バイクはリアをレーシングスタンドで支え、エンジン下を両側からジャッキアップしてフロントをフリーにしてある(カメラ忘れた)。
 12ヶ所測定すると言っていたが、10ヶ所しかわからなかった。ハンドルを左右にロックさせて測っていたから、延べ12ヶ所なのか?? 残り2点を見損なったとしてもフレーム上にはピボット以外の点はなかった。
 よくわからないことが少し。
・計測点は前後のホイール上に各3点ある
 −>前後のホイールの平面は空間上で定義できる
 そういえばシールを貼った点はリム上の任意の点だから、ホイールのセンターは定義できない
・Frホイールはロックtoロックで2回計測する
 −>Frホイールが左右に首を振ったときの平面とRrホイールの平面との空間配置は決まる
 残りの計測点は、スイングアームピボットに1点、グリップエンドに1点、フォークに1点、Frタイヤに1点である。
 フレーム上ではスイングアームピボットが唯一の計測点なのでフレームの平面は出ないはずだ。車体の左側面からしか計測していないので、スイングアームシャフトの軸線はわからないはず。
 結局、フロントホイールが左右に首を振ったときの各平面とリアホイールの作る面の3つの平面が作る関係を調べているらしい。
 それはそれで、タイヤさえ把握していればフレームを無視するというのもありだとは思うが、スイングアームの回転軸がまったく測られていないのは変な感じだ。

 長い前置きから、やっと計測結果へ...... 「21B」