FZ Repair Diary 4 FZ Repair Diary 6 The Index of FZ Repair HOME
 世紀末の小変更

 マフラーが原因だと決め付けていた低速の不調は、ファイナルギア比が原因だと思いあたった。
 パワーが上がってもフレームが耐えられないだろうから、とFZRのギア比としてはもっとも低い17:38にしてあったのだが、街乗りで不満の出る30km/h以下の回転数が2000rpmかそれ以下であることに気がついた。(すぐに気づけ)
 とりあえずフロントを一気に15に落としたところ、20km/hでもとりあえず乗れるようになった。


 ちょっとお茶会? 2001/02/12

 Shinさんのホームページでお茶会の話題が出た。  そもそもは、用事があって数人で会う予定だったらしいが便乗して顔を出させてもらった。

 ノーマル状態でのディメンジョンを測らずにばらしてしまったから、どこまで戻せばいいのかわからない。他の人のFZのサイズを測らせてもらいたいのだ。
  

 みんな、どこかしらいじってしまっているFZばかりだが、リアにマービックのFZ用ホイールを履いたJINさん(写ってない4台目)の足回りが一番純正に近いようだ。

 地面からピボットシャフトまでの高さを測る。サイドスタンド状態だから左右を測って平均を目安にする。

 雑に測ってJINさんのが41.0+36.0うちのが41.5+36.0くらい。
 現状(リンク長135mm)で車高はほぼノーマルになったようだ。
 スイングアームとリアホイールを換えた状態としてはまずまずか。

 車高が純正と変わらなくなっても、マフラーまでは地面から10cm弱しかない。またがったら6〜7cmか。(写真右:この日にバッテリーと外装を換えたばかりのリアブレーキ“すか”チューンニューカラーFZ)

 これ以上リアをいじってもディメンジョンが狂っていく一方だし、フロントをいじって5cm稼いだら、車体姿勢が変になるに決まっている。やっぱり、マフラーをあきらめるしかないか。すくなくとも車検のときは純正に戻そう。

 スイングアームの長さも測ると、ピボットからアクスルまではJINさんのが56cm、2GHアームのりわさんのが55cm、うちのが54cm。
 アーム長は1FMより2GHの方が35mm短いはずだが、「アクスルから後ろ」の長さが明らかに1FMの方が長い。そのためノーマルと2GHのピボット〜アクスル間は10mm以下の差しかない。チェーンの引き具合で、逆転しそうな差だ。
 「FZ(FZR)用」のチェーンを買ってくればコマ数がそう変わらないから、こういう結果になるのだろう。(うちのはバカ気の至りでチェーンを3コマ落として1コマ戻した スプロケはF15:R38)

 自家塗装のサイドカバーと
  自家製ステッカー
  (自慢して回ってる)




 アホなメンテ

 上のお茶会に行くため、ばらしてあったリアを組み上げて、リアキャリパのエア抜きもそこそこに走り出したのだが、リアはまったく効かなかった。スカなんてもんじゃない。

 その日はそのままバイクをしまって、エア抜きが不十分だったのが原因だろうから、もう一度やらなきゃ、と思っていた。

 そんなことを考えながら、通勤電車の中で「下側にキャリパがくるタイプは初めてだったんだけど、傾きとか気をつけないとエア抜きバルブが頂点にこないのかな...」などとキャリパの構造をイメージしている  ....と!

 「あれ? キャリパが下向いてるってことはひょっとしてエア抜き2ヶ所なきゃいけないんじゃないか?」

 うちへ帰り着いてまっすぐにバイクに近づき、シートを上げてみる。

 ...... あった。 なんにもしなかったエア抜きバルブがディスクの向こう側に。

 いやぁ  ミスの原因が明らかになってめでたいめでたい。

 おかげでテンションロッドのボルト締め忘れてたのに、キャリパ回りが大破しないですんだし。


 こういうやつが部品換えまくったバイクって乗ってもいいもんだろうか......



 まだやるんだ??・・・の「6」