FZ1000 Diary Part37 FZ1000 Diary Part39 The Index of FZ 1000 Diary HOME

         
   クラッチ ・・・マスター
           
    クラッチはなんとかなった、のか??
   
 数日後、ギアを入れたまま押していると重たいと気づいた。

 あれぇ〜。エアが抜けきっていない?

 と、マスターをコキコキしてみると・・・・・
 ん? なんか変?

 ガタが大きいことはわかってたんだが、レバーが遊んで、変に回る。
 これって、軸がすり減ってる??
 しかも、ブラケット側? ・・・=本体がダメ?
 グリスでごまかせる範囲を超えた?

    レバーをはずしてみようとしたが、歪んでしまったせいか、ピンが回らない。
 レバーなら、使わなくなったサイズ違いのマスターからとれるのに、分解もできないとすれば、マスター交換以外にない????????

 気がつくと、ギアを入れたまま押すと重い。引きずっているとしたらやはり要交換だなぁ。

    となると、日頃のメンテナンスの悪さは棚に上げて・・・・・
 クラッチにもラジアルってあるのかな? 何ミリが使えるんだろう? と、いそいそ浮気心が先走る・・・・・

 いくらで買えるのかを確認するためにも、なにを買えばいいのか確定しなくては・・・・・

 今のセットを確認すると、従来型(横型)での適正値はブレーキが14mm。クラッチが5/8inch らしい。

 で、どのサイズのラジアルが合うのか? そもそも、インチとミリが入り交じって大きさの想像がつかないぞ!

 11/16って、計算すると17.46mmなんだけど、ミリのシリーズとインチのシリーズとでは、0.5mmきざみで違うのか同じなのか? 国産と輸入でサイズが違うのか??

 メーカーページを見てもよくわからない。デイトナニッシンでは「φ19(3/4インチ)」と書いてある。
 19mm=3/4inch ? 正しくは3/4=19.05mmだから「19」は近似値?
 で、従来型とラジアルの対応は
 「クラッチ   ピストン径φ19(横型クラッチマスター14mm相当)」
 「ブレーキ セミラジアル:ピストン径φ19(横型5/8インチ相当)
               ラジアル :  ピストン径φ19(横型5/8インチ相当)」
 となっている。
  
 そこで、5/8だの3/4だの11/16を整理したら、1/16(約1.6mm)刻みでつながっているだけだとわかったが。

 こういうときは、すぐに人に泣きつく・・・・

 しつこく聞いた顛末はTech Boardに・・・

 んで、結局、自分はというと、懐具合とも相談で、勧められるまま従来型の5/8マスターに・・・・
SIZE 口径比
14=1.00
面積
   /π
面積比
mmInchesmm換算
11 7/1611.11 0.7830.80.60
13 1/ 2(8/16) 12.700.8940.30.79
14 9/1614.29 1.0051.11.00
16 5/ 8(10/16) 15.891.1163.11.23
1711/1617.46 1.2276.21.49
193/4(12/16)19.05 1.3390.61.77
 
   
   フロント回り
           
     オーバーホールしたフォークをまだ着けてない。
 バネ下軽量化が行き過ぎた薄型ディスクもまだ替えてない。
 ディスクと一緒に交換と思っているパッドもまだ着けてない。
 クラッチマスタも替えてない。

 シーズンインに向けて、そろそろやらないと・・・・
 本当はもっとやるべきことがある・・・・

 で、土曜にやるつもりで、ガレージへ行ったが、違うことをやって1日終わってしまった。

 日曜は走るつもりだったのだが、やることやっておくか? ということで、重い腰を上げた。

 土曜の夜にフェンダー回りをはずしておいた。

 深夜作業のせいもあった、翌日は昼前に起きて、やっと作業開始−深夜に下ごしらえをやった甲斐がない−。

 フロントをジャッキアップして、ホイールをはずす。
 ディスクをはずして、薄型3.3mmディスクをはずし、中古の3.9mmディスクに替える・・・・・ 少しはマシというだけだな。

 そのまま、フォークを抜いて・・・・・
 フォーククランプのボルトに力をかけたら、ジャッキがコケた。当然、バイクがコケた。

     ホイールは着いてない。

 途方に暮れながら、なんとか原状回復するのに1時間・・・・・
 体力使い切った・・・・・

 また、コケないように、慎重かつ手早くフォークを抜く。
 新しい中古のフォークを組み付けて、スプリングを移植。
 このスプリングは4年前に借りた!!まま使っているのだが、自由長を測ると454mmで、ヘタっていないらしい。替えは用意していないし、そのまま使う。
 セッティングはその当時のものを再現。
 油面を測る余裕もなく、とりあえず規定値入れて閉じる。

 また、ジャッキがはずれそうになる。
     ずれたジャッキがオイルラインに当たって、オイルクーラのパイプがはずれた。

     あわてて、ジャッキを修正。そのまま、ホイールを着ける。やっと自立するようになった・・・・・

 負荷のかかったオイルラインの修正にまた時間を食う・・・・

 さて、キャリパー。

 バーゲンで買ったパッドが、薄型ディスクをはずすときに交換しようと思いながら、おそらく半年以上眠っていた・・・・・

 セミメタらしい。・・・・・
 ふつ〜のブランド品だから、定価より安く買ったというだけ。
     で、マスターからパッドをはずして、ピストンを見る。
 汚い。

 少し、ピストンを押し出して見えるところだけでも洗おう。
 左のパッドをはずして、右にはピストンが飛び出さないように古いパッドを戻してウェスを噛ませる。
 レバーを握って、軽くポンピング・・・・ ? 閉じてこないなぁ・・・・

 あ゙ 洗いたかった左のピストンが飛び出してる。すでに1個抜けてしまってる!

 慌てて、元に戻そうとするが、入らない。
 格闘するうちにイヤな感触が・・・・・ シール痛めた・・・・・

 長期戦に備えて、フルードが飛び散らないよう、バンジョーの先をビニール袋で密閉。
 シールを注文する・・・・・

  



     キャリパー.......「39」