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   車検 08
           
    車検を切らした。

 とりに行かなきゃとは思ってたんだが、自賠と任意の更新を先にやって、週明けに確認したら、当日が有効期日だった。
 慌ててウェブで予約したんだが、仕事が入って一度すっぽかした。

 さて、2度目での挑戦。

 と、言いながら、事前にやることが思いつかない。

 見た目だけ拭いておしまい・・・・・・

 リアパッドは、先々週に替えて、あたりが出てないかも。
 光軸は適当に合わせてみたんだが、どうせ一発では通らないだろう。バイク屋でテストしてもらおうかと思ったが、そんな暇もなく当日になった。
 めんどくさいから、前回同様、一灯で通すつもりで、左の配線をはずしてある。右は、夜中に勘で調整をしておく。

 後は?

 ウインカーは点くはずだ。ホーンは車検に行く途中ででも度鳴らしてみようか。テールをLEDにしたのは前回車検以降かもしれない。タイヤはまだ溝がある。点検項目なんてそんなもんだろう・・・・・
 いろいろ心配事はないでもないが、その場でなんとかなるだろう。というよりやる気がない。

 持っていくものは? 去年の納税証明証、車検証、自賠証書を確認して、他にあったかどうか考える。
 別に思いつかないから、いいんだろう??

 朝、バイクを押し出す。? なに? 異様に重い?

 身支度をしながら振り返ってバイクを見ると、リアタイヤが変形してる。パンク?

 いや、最近、エアの漏れがある気がしてたから、それだろう。
 ポンプで空気を入れる。入らない。

 しばらく前からポンプのホースがエア漏れしてたんだが、もうダメらしい。他のポンプを持ち出してみたが、うまく入らない。仕方がない、スタンドまで行こう。

 パンクだとしても車検の間くらいもつだろう。


 走り出して、まずスタンドへ向かうが、見た目にへこんでるタイヤでは曲がり角が不安。一番近いスタンドに飛び込む。ガスを1000円分給油したら、7リッター入らなかった。

 エアポンプに近寄って圧力をセットする。

 入れはじめても、なかなか2.5キロにならない。5分待って、もう一度入れたら、まだ入るようだった。やっぱり、どこかに漏れがあるのか?
 フロントはあっさり2キロになった。
 やっぱり、なにかおかしいらしい。

 陸運局へ向かう。

 途中、2輪車街頭指導なんてもんをやっていて驚かされるが、直前で右折する場所だったので事なきを得る。

 無事、車検場到着。

 ランツァのナンバーを返却して、必要な用紙を買う。

      車検費用 Feb.27,08 96,390.5km
   

  車検申請用紙一式 100 円  
  検査手数料 1,300+400 円  
  従量税 5,000 円  
  点検整備記録簿 30 円  
合計   6,830 円  
  返納用紙一式 25 円 車検に関係なし
  
 あ、重量税なんているんだったっけ。持ち合わせがあってよかった。

 定期点検整備簿なんて、ここへ来て買っていいのか??
 申請書式一式と、うろ覚えの整備記録を書き上げる。

 いろいろ記載漏れがあったが、ユーザ車検の受付は慣れたもので、指摘しただけで通してくれた。

 さて、車検ラインへ。

 ラインへ入って、書類を渡し、ウインカー、ホーン、ブレーキランプなどの目視点検を受ける。

 と、点灯させていたライトを見て、検査官が片側点かないのかという。いつも点けてないし、前回も一灯で通した、と言ったが、事務所へ入って戻ってくると、「これ左もライト入ってますよね。そういう形式認定なので2灯でないと検査できません」というようなことを言う。

 しかたがないから、結線すれば点くからと言って、先にメーターとブレーキのテストを受ける。

 ブレーキは心配していたリアもクリア。スピードはなぜか1回目はダメだったので、2回目は、少し少な目に出るはずと検討をつけて、早めにペダルを離してパス。

 さて、ライトだ。左も点けるのは簡単だが、光軸は無理だな。

 結線し直して、左は落ちるものとあきらめてラインに入る。

 案の定、左は左に寄り過ぎ。左右ともに下過ぎという判定で、再調整。
 しかし、上下は準備していた工具でなんとかなるが、左右のアジャスタが持参したドライバーでは長過ぎて入らない。

 もうすぐ昼休みに入る。午前はあきらめて、近くにあるはずの100円ショップに歩いて向かう。

 期待したドライバーはなかったが8ミリのソケットを仕入れて、たっぷり1時間休憩。

 しかし、風が強い。ガラス越なら暖かそうな陽射しだが、外は寒い。

 寒い中でライト調整再開。

 さて、左右ってどっちに回せばいいんだ?

 壁にライトを当て、左右の指摘を受けなかった右を基準に調整する。

 左右の調整はホーンをはずさないとできないのも手間だ。どうも左いっぱいに寄せてあったらしい。それをさらに左に回しはじめて、おかしいことに気付いてやり直し。右に回し続けていると手応えが変わった。本来の調整範囲はここからということらしい。壊れてなくてよかった。

 FZの2灯式は、左右をずらすと上下も変わってしまう構造だから、なお手間がかかる。1時間近くかかった?

 とりあえず、様子見でラインに向かう。

 両方ともまだ低い。左向きもまだ出る。差がわかるようアジャスタを回した数を確かめながら再調整。

 テスターが車体を固定するときに、微妙に傾いたりして、本当に下なのか上なのか疑わしいところもある。

 また調整。次は上下で上過ぎになってしまった。また調整。上下は合ったようだが、まだ左。左を直したら、また下過ぎ。
 直したら、係員の交代とかで15分ほど待たされた。で、また左?
 しかも光量不足?

 調整後、再挑戦で光軸は合ったが、今度は光量不足。

     光量はドライバーじゃ直らない。調整なしで、レンズを磨いて、ちょっと裏技をかけたところでやっと「●」ランプが点いた。ボロが出ないうちにさっさと検印をもらい終了。

 撤収して事務棟に向かうと時計は3時になっていた。

 ライトのテストだけで5〜6回やり直した? 予備調整してないんだから当然だが、検査機で調整するなんて、顰蹙ものだな。

 書類の交付を受けて、暖かい室内で小休憩して、3時半にやっと車検場を出た。

    翌日、リアタイヤを確認したが、まだ抜けてない。やっぱり、バルブかタイヤの劣化か。次のタイヤ交換ではエアバルブも換えないと。

   



 17年もの.......「37」