FZ1000 Diary Part32 FZ1000 Diary Part34 The Index of FZ 1000 Diary HOME

         
   真っ黒
           
    悩みながらも前に進む悪い癖。
 走れるなら、帰ってしまおう。 そのうち、カブリがとれるかもしれない・・・・・
     なんとか? 帰るには帰った?
 途中からカブリがとれるどころか、ギクシャクして大変。これが、キャブのせいでなかったら、エンジンを前のに載せ替えないと、とか心配しながら帰る。

 カブリまくって、やたらに吹かさないと前にも進まない。
 と、思っていたら、帰り着く頃に、ひとつ気づいた......
 吹かして高回転で無理矢理走ってたと思ったんだが、それって音のせい? 耳で聞いていると結構回してるのだが、タコを見ていると3,000前後にしかなってない。
 だから、進まないのか。
    この音って、エキパイはずれたっぽくない?タンク下からけたたましい音がしている。

 やっとの思いで帰り着いて、エンジンが冷えるのを少し待ってからエキパイを点検する。よくわからん。決定的にはずれたわけではないらしい。
 エキパイを着けるときに、なんだかフィットしない感じだったから、ちゃんとはまってないのかも。ただ、発進直後はこんな音じゃなかったはず。

 次に、プラグを点検するとまっ黒。
 これって、新品から1時間ほど走っただけのはず・・・・・・
 ともかく、キャブはダメだ。

 エキパイはフランジナットが錆びさびだったので新品を購入。届いたところで、交換する。
 エキパイがはずれていた確証はないが、ナットを交換する際に古いのをはずした手応えはゆるめ? やはり、ギクシャクの振動もあってゆるんで音が大きくなって、その音が原因で、ちゃんと回らないエンジンをギクシャクして当然の回転数までしか使わないという悪循環だった可能性がある。
 何が悪かったかは確認できなかったが、ともかく締め直した後の音は普通に戻った。

 後日、時間を見つけて平日夜にがれーじまで前のキャブを取りに行く。

 またまた、平日夜に、ダメキャブから必要なパーツを古いキャブに再移植して装着。例のニードルはカブリを嫌って、クリップ位置を最上段にしてあったのだが、高速域の伸びが悪かった印象があって、大した根拠もなく真ん中の3段目にしておいた。

 翌日、テストに出かけるが、ガソリン残量が1lもなさそうなので、またまた暖機もせずに走り出す。カブリ気味なのは、すでにプラグがまっ黒だからなのかどうか。このまま走って直るんだかどうだかわからない。
 心細い思いでスタンドにたどり着き給油。

 ガス欠の心配がなくなったところで、アクセルを開けてみる。
 どうやら普通に走るようだ。ギクシャクして振動が出ていたのはキャブのせいだったということで、再度のエンジン積み直しはしないですみそうだ。

 心もち振動はあるが、これくらいはみんなあるのかな。4,000から増えていく振動が無くなったから、やはり、今までのエンジンはどこかおかしかった&改善したらしいということで。

 白バイが荒稼ぎしている環7で、6〜8,000なで引っ張ってレスポンスを見る。まぁまぁか? と思っていると、信号待ちでタンク下から煙が・・・・・

 くさい。
 煙は#4のエキパイのあたりから来てる?

 なんだ?? また、フランジがゆるんだ?
 路肩に止めてみると、排気系ではなく、冷却水が漏れてるらしい。
 臭いは甘ったるい。

 どこから漏れてるのか見てみると、確かなことはわからないが、かなり上らしい。エキパイにかかるくらいだから前。ラジエータキャップ&サーモのあたりか?
 ホースを取り付けるときにこの辺は苦労してひねった記憶がある。
 バンドの締め付け不足か? 亀裂か?

 とにかく、今は直せない。漏れは、高回転で圧力が上がったときに出るらしいので、今日のところはおとなしく帰る。

   甘い香り
           
    ツーリングのお誘いがあったのだが、雨で流れた。
 といっても、ラジエータからの漏れを直さないといけない。

 そもそも、どこから漏れているのかわからない。5,000回転以上にならないと漏れないらしいので、走って確かめるしかない。
     エキパイにかかったくらいだから、サーモスタットの辺りが怪しい。ホースのバンドを確かめてみると、堅く締まっているのだが、ホースを強く押さえると水が滲み出してくる。
 ホースがダメか? と思ったが、バンドを思いっきり締めたら漏れは止まったらしい。
 本当に止まったのか? 他にはないのか? 確認のため、ラジエータ周り、数ヶ所にこよりを巻いて試運転。
 表通りに出て、回転を上げたら、またもや甘い香り。

 締めたところからはもう漏れていないようだから、まだ他に漏れるところがあるらしい。
 こよりの位置を変えて、漏れの場所を探す。
  
 どうやら、サーモスタットのパイプの反対側らしい。
 一度帰って、タンクをはずしてバンドを締め直す。こちらも普通ならちゃんと締まっていると言えるくらいに締まっていたのだが、思いっきり締め直してみる。  もう一度試走に出ると、またもや甘い香り。
 まだダメかと思ったが、この香りは、さっきまで漏れていた水の残りが蒸発したものらしい。今まで濡れていた場所に水は流れてこない。
 8,000近くまで回しても、新たな漏れはないらしい。

 水害が一段落したようなので、カウルをはずしたついでに光軸を調整する。
     ライトのアジャスタが、回しすぎてはずれてしまっていたのを直し、光軸調整。
 光軸はテキト〜〜。
 確かな尺度がないので、対抗車に怒られなそうなレベルに上下左右をあわせておしまい。

 さて、前から、なにかいい素材はないかと探していたのだが、ホームセンターを物色中、とりあえずこんなものは使えないか? と買ってきた。
 一応、加工方法もあれこれ悩んだんだが、結局、テキト〜に作った。

 止め方も、タイラップで締めるという以外はテキト〜......
    これはなにかと言えば、サイドパネルの留め付けナットをフレームに着ける細工。
 1AEにも1FMにもあるダウンチューブ部のナットが3KSはフルカウル仕様だからないのだ。
     今までは、パテを盛り上げたりしていたのだが、何度もはがれていた。
 作り直す度にしばらくはもつのだが、結局、カウルが風圧で膨らむときの張力ではがれてしまうらしい。
 ならば、接着剤ではなくタイラップで締めた方が引っ張り強度が上だろうと期待しての改良型。

 短く切ったものをプラスチックの外殻にして、ナットを埋め込んだ。
 頭の中では、凝った細工だったのだが、結局は「留まってればいいや」仕様で完成。

 しかし、左右の取り付け位置がかなり違うように思うのはなぜだろう?
 フレームやカウルステーがゆがんでいるにしても、ここまでずれるほどのことはないはずなんだが。

 これの成否は、しばらく経ってみないとわからない。

     




     テストラン.......「34」