FZ1000 Diary Part31 FZ1000 Diary Part33 The Index of FZ 1000 Diary HOME

         
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 翌朝、のこのこ電車で出直す。
 昨夜の続きは、オイルラインとウォータラインを着けて、サブフレームを着けるところから。
     小細工電装の一部を、いつのまにか引きちぎっていたことに昨夜気づいていた。とりあえす、そこから始める。
 と言いながら、ギボシを持ってくるつもりで忘れた。家主に平型端子を分けてもらう。

 次は、オイルライン。昨日、苦労して押し込んだパイプに再挑戦してらちが開かず、家主に任せる。なんだか、見た目でわかるほど入った。なぜ?
 ともかく、新しいラジエータをステーに取り付け、そのオイルラインを使って取り付ける......
 昨日はずしたビスがない。
    オイルラインの取り出しはサブフレームとのクリアランスがないので、キャップボルトが使えない。1ヶ所だけプラスビスで締めて、なおかつ、少し頭を削ってあった。そのビスがない。
 探してもない。いい加減探し回って、買い物に行くという家主に買ってきてもらう。
     家主が戻るまでの間、昨日ダメだとわかったウォータラインを1FMのものに変える。
 で、1FMのウォータパイプをはめようとしたら、インシュレータが干渉するので、インシュレータをはずさないと着かない。
 パイプを取り付けてから、インシュレータを元に戻そうとすると、インシュレータの締め付けネジがエンジンヘッド側を向いていることに気づいた。これでは、スタビを使っても回すのに苦労する。今まで通り、後ろ側からドライバで回せるように、と向きを変えようとしたら、締め付けバンドはインシュレータのボスにはまっていて回してずらすことができない。
 インシュレータはエンジンにボスが出ていてやはり回転させられない。インシュレータを見比べると、エンジン側とバンド側のボスの位置は4個とも違う。
    え? なぜ? と、古いエンジンを見ると、ちゃんといい角度に収まる位置に、ボスがある。同じ3GMのインシュレータのはずなのに、なぜだ?

 なぜだか知らないが、そうなっているので、4個とも古いインシュレータを使うことにする。

 ウォータパイプをサーモスタットにつなぐ。
 キャブを載せる.......
 アクセルワイヤーがなかなかキャブのタイコに通らない。
 何度もやっていることなのに。なぜ通らない? さんざんやって指が痛くなり休憩。ラジオペンチを使って再挑戦してもうまくいかないので、帰ってきた家主に手伝いを頼む。それでも、いい加減、手間がかかってやっとついた。
 とっくに不調の原因になっているぞと言われながら、すり切れたK&Nのフィルタを着ける。

     で、買ってきてもらったビスを.......
 合わない...... サイズを言い間違えた。

 もう一度買い物を頼む......

 家主が機嫌を直す間、できることをやる。左のオイルラインを着け、サブフレームを着ける。ウォータラインをつなぎ、クーラントを入れる。
 ウォータラインのエンジンとエキパイの間を通る部分のゴムが膨らんでいる。あり合わせのホースで補修しようかと思ったが時間がかかるので断念。
 ドライブスプロケットを入れ、チェーンを張る。
 そのうち、自分の用を見つけた家主がやっと買い出しに出る。
    スプロケットカバーを着け、左サイドは終わった。サイドカバーも着けてしまう。

 ビスが帰ってきた。
 ようやく、右のラインが着く。そのまま、一気にサブフレーム他を組む。

 やっと、エキパイを着ける。が、これが、また、なかなか着かない。
 サイレンサを足とスタンドで支えて、エンジン横に寝そべって入れようとするが、なにかにひっかかる。しばらく苦闘して、ウォータラインの締めつけバンドのネジが邪魔してると気付く。バンドをひねって回避。
 で、はまるかと思えば、簡単にはいかない。
 エキパイとスタッドがあっちでぶつかり、こっちでつっかえ。またひと騒ぎして、やっとエキパイが排気ポートに近づく。で、フランジをかけようとすると微妙に合わない。
 このエンジンに、このエキパイは初めてだからか? なにか、ミリ単位でずれている感じがする。

 叩いたり、ゆすったり、かなり苦労して、やっと#1のフランジにナットがかかった。これを手がかりに、#4まではめるが、さらに、かなり手こずる。すでに日は暮れた。

 ナットがかかった後も、狭いところで、工具も入らない。締めつけに、またひと苦労。

 さぁ、水も油も電気もチェーンもエキパイもつながった。 さて動くのか?
 以前に、フラッシング代わりに買ってあった古いオイルを入れる。
 エンジンスタート。セルは回った。
 エンジンかかった。おぉぉぉ。回ってる。 水入れてないし、オイルは少しだし、オイルが動いたくらいまで適当に回して、そそくさとエンジンを切る。

 ん〜? やっぱり、振動はあるのか?? しかし、家主は傍観者として、よっぽどスムーズに回ってるという。まぁ、ここで後悔しても遅いんだし、オイルを入れて、走り出してから、気になっていた高回転域の状況を見るしかない。

 しかし、なんだかくさい? 水が入ってないからだと言われ、水を入れる。

 オイルを抜く。あんまり出てこない。オイルクーラーに喰われたか?
 オイルを抜きながら休憩。
 後は、オイル換えて。あ、フィルタも換えて。外装着けて。終わりかな。
 残すは2時間コース? しかし、もう7時だ。9時を回る?
 明日は平日。 少し迷って、今日の作業の終了を宣言。2日でも終わらなかったぁ。

 いつもの通り、部品探しのタイムロスが作業の大半を占めた??


   3日目の嘘つき
           
    家主の都合で翌々週出直し。

 朝、起きると雨だ・・・・
 家主から「台風だが?」とメールが入っている。
 台風だろうがなんだろうが行く! と答えて、カッパを抱えて電車に乗る。
 昼前にガレージ到着。

 雨の中、クルマで付き合ってもらってすこし買い物。

 んで、さっさとオイルフィルタを換える。
 はずしたフィルタは結構きれい。
 普通、換えなくてもいいくらいだが今回は違う。交換。

 残った小物を着けて完成? エンジンをかけて、調子を確かめる。相変わらず濃いかな? 屋根の下ではよけいに排気がガス臭い。

    雨だ。
 一服しても雨だ。
 台風だとかで激しくたたきつける雨だ。
 3時を過ぎた頃にあきらめて帰る。

 またまた翌日、きれいに晴れた。昨日の夜中は月が出ていた。
 なんの因果で雨だったんだろう?

 11時前に着いた。
 いきなり、というか、昨日帰れなかったついでに、思い切って、キャブを交換する。
 あの、謎のキャブを引っ張り出し、用意してあったジェットで、すべて純正のセッティングで組み始める。

    家主は用事で出かけた。

 組み直したキャブを着けて、ガレージのお掃除もして14時過ぎ。やっと、新エンジンでの発進!
 メーターに秋晴れの空が映り込む。

 さて、家主のいない住宅街で、暖機もしないで走り出すと、いきなり不調。カブリ? 1気筒死んでる?
 回せば燃えるかと思ったが、改善しない。
 2気筒で回って、2気筒が負荷になってる? かなり、荒い振動が出ている。
 こんな状態で抜ける奴らとかなにもんだぁ? 結構なスピードで追いついてきたリッターバイクも、コーナーで恥かかないように加速したら、そのままこなくなった。
 しかし、ひどい。回復しない。しかたなく、コンビニに停まって、一度エンジンを冷やす。
 エンジンに触れるくらいまで休憩して、再始動。かかった? アイドリングでは普通に回っていそうだが、少し回転を上げるとまだだめなのがわかる。

 ガレージに戻るか、だましだまし帰るか?
     




     どうしたと思う?.......「33」