FZ1000 Diary Part29 FZ1000 Diary Part30 The Index of FZ 1000 Diary HOME

         
   070707
           
     20年近い付き合いになるやつらから宴会の案内状が来た。
 2週間前に雨でエンストして、なにも処置できていないFZで長距離ツーリング?
 無謀だけども、ここ数年、義理を欠いている。
 行けば行ける。なら............

 前からオモシロイぞ、と吹き込んでおいた姫様が一緒に行くという。無理のできないFZにブレーキをかけるためにも、エスコートに専念すると言い訳して出かけた。

 が。待ち合わせして、スタート直後、信号で姫様をぶっちぎってしまった!?
 後から来ていると思ったバイクのライトの主が別の人!!
 手前に1個、別の高速入路.........
 .....あっちに乗られていたら、こっちで待ってても会えない。
 しかたない。打ち合わせた第1休憩地点までソロ??

 困ったなぁ、と思いながら、待ち合わせ地点に急ぐ間に5台。料金所で5台くらいバイクを抜く。
 本線でも........ ブレーキはどうした?
 利根川の手前か? ブレーキなんてとんでもないスピードのバイクが路肩を飛んでいった。どこのどいつだ?

 休憩地点では先行した須田に追いついた。
 姫様がいないと言うと、心配してくれたが、こっちの責任だからと先に行かせる。

 待つことしばし......... 来た。よかった。
 改めてスタートするが、高速上の燃費が心配だから、計画したSAよりも手前で給油したいと仰る。

 ま、いいでしょ。
 はぐれないように姫様先行で走る。
 SAに着くと、さっきもいた別の女性ライダーがいる。他にも、前のSAで見たバイクが数台。まぁ、世間並みのペースということですか。

 再スタートして、しばらくすると、姫様がバスの後ろについてかわせないでいる。
 こちらは早めにラインを変えていたので惰性で前に出てしまう。ま、すぐ来るでしょ。
 車の後ろを走る。......来ない。

 ゆっくり走る。......来ない。
 あのまま、事故った? なら、後続車が乱れて気がつくはず。そんなことはないと祈りながら、のんびり走る。

 あぁ。このルートをこんなにまったり走ったのは初めてかもぉ〜。
 単なる長距離ツーリングだから、気負うことなんかないんだよなぁ〜。
 きれいな山だなぁ〜。あんな山あったんだなぁ〜。前来たときもあったはずだよなぁ〜。

 平和だなぁ......

 ......姫様来ないなぁ〜。

 ちょっと加速しようかなぁ〜..........

 ちょっとオーバースピードで前走車に追いついた。
 左にクルマ。右に1車体分遅れてクルマ。
 そこに左車線から突っ込むと、前と右をふさがれた。抜けるタイミングを計って、右を見ると、右の車の助手席のおじさんは青い半袖姿で暇そうにこっちを見ていた。
 向こう側のおじさんもお揃いの服を着ている。肩にはワッペンも貼っているおしゃれさん。
 すぅ〜っと、下がる。

 次の休憩予定地点まで、おしゃれな2人組みの後ろを走ることになる。
 SAには、また、さっき見たバイクが何台かいる。
 ......姫様来ないなぁ〜。

 待つことしばし......... 来た。よかった。
 バスに阻まれて減速したのではなく、衣類が乱れたので、PAでお色直ししたのだと仰る。
 もう高速下りるまで、給油の心配はない。
 はぐれないように姫様先行で走る。
 が、姫様。少し目が慣れたようで、さっきよりペースが速い。
 別にいいんだけどぉ〜。
 自戒のつもりでロングにもかかわらず選んできたジェットヘルが、速度限界を告げ始める。うぅ。息苦しい。
 先行する姫様の背中が高速分岐で「どっち?」と聞いてくる。
 苦しいから前に出て道を教えながら頭を抑える。
 .......つもりが、山間部でコーナーが連続しだしたルートで姫様にあおられる。− 最新のリッタースポーツとFZだぞぉ〜 −。
 結局大差ないペースでそのまま最後まで走りきった。

 高速を下りると山道。「速度感が狂うておられますから、この先では心してペースを落とされますように」と言うと、「疲れたからゆっくり参る」と仰る。
 無難に、峠を走り出す。

 青葉がきれいだぁ。さわやかな峠だぁ。湖面が眺望できるぅ−いつもはそんなもの気がつく前に通り過ぎるのだが−。
 道が湖畔にさしかかる。木漏れ日の下の道が美しい。
 心次第で景色は変わるものなのです。

 着いた。

 あっちでみんな待ってるから、とバイクを置いて歩き出す。

 地元のやつらが、歩いている姿を見て「走れ」と野次る。
 姫様は疲れたと走る気配はない。ま、いいやね。無事着けば。

 いろんなところから、いろんな方法で来るやつらが全員そろうまでには、まだ間がある。半数はまだらしい。須田を誘って、3人で温泉に行く。
 姫様は、湖畔に出たときの美しさに「来てよかった」と感激されるので、おまけに名所の渓流沿いを流す。何度も来ているが、これだけ天気がいいのは自分も初めてかも知れない。
 停まって、渓流沿いで小休憩。

 観光名所の古い温泉にも感激をいただき、本日は終了。

  が、バイパスができて、キャンプ場へ行く道が昔と違う。
  キャンプ場のカンバンが、突然、ブラインドから見えたので、あわてて真横にターンしたら、
  ミラーに写った姫様、コケてる。珍しく「そちのせいじゃ」と怒られる。

 一日の快晴を締めくくる夜空は満点の星。
 いつも通りの乱恥気宴会に突入も、少しの酒で昏睡。

   錆びるぅ〜
           
     翌朝。
 一年の無事を願って、神社に参拝。
 神主さんが「我々は神に請い願って.....」と、にっぽんだなぁ〜

 さて、はしご宴会のお誘いで、自分は居残り。翌日に予定のある姫様をお見送り。エスコートを須田に託す。

 はしご組みの先導で、200km余り移動。
 途中、峠で、3,000rpmの谷がコーナー立ち上がりでひっかかり遅れ気味になる。
 ダメだぁ〜。

 しばらくすると頭が痛くなってくる。
 風邪? 普段使わないヘルメットがきついせい?.......

 さっきから、ガスくさい。
 なに? 前を行くバイク?

 ひょっとして自分?!

 走行中に自分がくさいとすれば相当なもんだぞ。
 濃過ぎるから??

 着いたところは目の前が硫黄泉。くさい? と聞いてみたが硫黄のにおいで不明。

 と、そこに姫様代理、でなく、姫様を代理にしていた大姫様が待っていた。
 またも、宴会........ のはずが、夕食で出た数杯のビールでダウン。そのまま12時間寝たらしい。

 翌朝、キャブ?不調で峠回りは楽しくないので、国道を延々と走る。
 今日は、大姫様が先導。
 ん〜? 大姫様。すり抜けが甘くなってる。
 日頃、乗ってない証拠ねぇ〜。

 延々と車の後ろを走る。幸い、制限速度ちょっとでは流れている。

 天気はいい。
 装備の差か? 熱中症になりそうな大姫様と休憩をはさみながら、220kmほど走る。

 途中、3,000rpmの谷のせいで、不自然な発進を繰り返すFZが、加速中黒煙を吐いていると言われた。うぅ〜ん。とにかく濃いことは確かだ..........

 福島駅で大姫様のアリバイ工作をして、下道をしばらく行き。矢吹から高速に。

 半端な速度で走ると、フロントからゴリゴリした振動が伝わってくる、エア圧か? 整備不良だなぁ。結局、ウィンカーは3日間を通じて、ほぼ点かなかったらしい。ゴソゴソすると点くことは分かっているのだが、遠隔地で合併症を引き起こす危険は避けたい。放置。

 天気は曇り空になったが、雨は落ちてこない。
 今のFZには天恵である。

 自宅着。3日間の走行距離は1,499km。高速使えば、そんなもんよね。ともかく無事でよかった。

 そもそもFZは無事と言える状態なのか?????

 平均燃費 12km/l!!!!!!

     




     戻る.......「29」