FZ1000 Diary Part28 FZ1000 Diary Part30 The Index of FZ 1000 Diary HOME

         
   ブラックアウト
           
     エンジンゴロゴロの対策として、燃料添加剤を勧められた。藁にもすがるという感じで、入れてみる。ちょうど長距離走る予定である。18l計算で満タンにつき1/3程度入れた。
 300km走行。体感はない。
 ツーリングはというと、ま、こんなもんでしょ。

 と、300km余り、予定の2/3を消化したところで、雨が降り出す。
 しとしと振り続ける。

 ルート、 なんて考えてなかったが、無難なコースで帰路に着く。
 雨。

 SAで休憩。解散後、大泉まで戻ってきた。環八へ入る。
 井の頭通りのオーバーパスの渋滞を避けて側道を直進。
 ......していると、いきなりブラックアウトした。

 エンジン停止。照明切れ。ヘッドライトも消えた。
 なに? なにが起こった?

 高速に乗った頃からか、ウィンカーの異常は再発していた。
 出発前から、左ハンドルスイッチのコネクタから先のメインハーネスが怪しいというところまでは分かっていたが、配線をゴニョゴニョすると直るので、適当な位置にして出発した。それが再発して、ウィンカーは点かなくなっていた。

 押して、歩道に退避。
 現象からするとヒューズ??
 点検するが、メインも含めて切れていない。

 さて、なんだ?
 スイッチを入れると、ヘッドライトは点いた。
 ? どうしたのか?
 しかし、セルは回らない。
 バッテリー上がりの症状。

 軽い坂で押しがけを試みるが、かからない。
 1日遊び回った後だから、足もとがおぼつかないせいか、機能トラブルか、不明。カッパを着た状態でもたもたしているうちに、坂を谷底まで下りて、どちらを向いても上りになってしまった。

 目の前は高井戸駅である。
 それも、縁だ。とりあえず電車で帰るか? 近くの交番に壊れたから置いて換えると届けを出す。

 翌日。
 バイクを見に行って、スイッチを入れる。セルを回す。
 かかった......?

 中国製バッテリーエライ?!
 雨が乾くと動く?
 ともかく、帰る。

   電気は分かりません
           
    帰って、充電する。
 メーターはエンプティ側で振り切れそう。よくこれでセルが回ったものだ。
     一晩充電したが、充電器のメーターから見れば、まだ2/3くらい?
 もう一晩充電する。やっとメーターが満充電を指す。

 次の土曜日。

 ともかくカウルをはずす。
 先週、怪しかった線の中から、いじるとウィンカーが消える線を選び出す。
 茶色のウィンカーリレーへ行く線だ。
 途中分岐がないから、これなら簡単だ。
 仕入れてきた電線でバイパス回路を作る。
 動いた。他にもありそうだが、どこまでやったらいいんだ.......?

 これ以上はめんどくさいので、カウルを着ける。

 着けた ......ウィンカー点かない.......  あぁ〜あ 配線をゴニョゴニョして終わり。  って、なんにもしてないと同じじゃん!!

 他にもやることはある。 なんだか、燃費がよくない。
 というのが、キャブをいじり始めた理由なのだが、発進時のカブリ解消のために、もう一度、ジェットを確認する。
 ? ん? 変なジェット入ってる?? 何か勘違いがあったらしい。手持ちのジェットで再構成。
 試走してみる。
 前よりはいいが、やはり変。

 と、騒ぎまくっているとEXUPは動いているか?という指摘が。
 おぉ。そうだ。EXUPが止まってればこうなるかも。
    平日夜の環七まで出て、明るい路肩でブリッピングしてみる。
 気が弱いので、5,000くらいまでしか回してないが、バルブはそれなりに動いているようだ。
 とりあえず、問題点ひとつ確認終了。
 って、解決になっていない。

 翌週は、1,500km走る予定!?

   少しは分かった?
           
    電装トラブルはなぁ.........

 嫌々カウルをはずす。ウィンカまではずしたり、フロントを裸にするだけで軽く10分はかかるのだ。

 まずは、片目になっているHIDを入れ替える。あれこれ手間かかったけど、まぁキットだから、とりたてて書くほどのこともない。

 カウルのとれたフロント回りを見る。見たってわからんから休憩。

 スイッチを入れてウィンカを点ける。点かない。配線をゴニョゴニョする。点いた。
 こればっかり。休憩........

 しかし、コネクタから水が出てくるのはなぜ?
 硫化ガスの後遺症がないようにと、台風の最中、カバーを外しておいた。−いいかげ〜ん−
 とはいえ、このコネクターはカバーの下で直接濡れないはずなのに、なぜ水が残ってる? しかも、それなりの量。
 前にもここから水が滴ってた記憶がある。カバーの陰で、なおかつこれだけの水が集まるとすると、ハンドルスイッチからの配線を伝って雨が入り、コネクタに溜まるとしか考えられない。
 コネクタの形状も、水を溜めるのに適しているらしい......

 コネクタをいじっていると、前回配線を引き直した線の他にも影響がありそうな線が見つかった。しかも、線というよりコネクタ。引っ張ると切れた。

 水溜対策も考えて、コネクタごと8本の接続をやり直すことにした。
 蚊の攻撃と戦いながら、なんとか交換終了。
 水溜り対策として、スイッチからの配線も取り回しを変えて、コネクタより低い位置を通るようにタイラップで固定。
 ついでに、ウィンカインジケータが点かなかった理由も判明。根治は後回しにして、応急対策完了−またいいかげんでやめるんだから−。

 これで直るか? 直ってくれぇ。

     




     再発するな.......「30」