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CZ 5th Diary 01![]() |
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商談? | ||||||||||||
到着して、不調の状況を報告・・・・ というよりも、エンジンの音を聞いて工場長に、これをボアアップするのは、許せないと即断された。 車体を前にして、ボアアップ案は却下。しかし、このままでは帰れないから、ヘッドを直すか、エンジンもらうかしかない。 さらに、来る前は、冗談のはずだったのが、エンジン換えるなら車体ごとの方がマシという意見が現実になってきた。直接、産廃に寄って置いて来ればよかったのにと言われても、冗談に聞こえない。 自分でもそう思う。 | ||||||||||||
だが、エンジン、しかも、車体付きじゃ、バイト料に見合わないだろうと思っていると、欠品があるから持って行っていいという。 なんか、虫が付いたかぼちゃみたいな会話になってきた。と言っちゃ失礼だが、知らない人に売るくらいなら、と言ってくれた。 そんなところに、ビジターの屯田さん登場。 試乗してみろと言われて乗ってみた。 エンジンはちゃんと吹ける。 |
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サスが固いか? ハンドルがかすかに曲がってる? これはタイヤ換えてみないと、原因は不明。 で、どうだ? と言われても、不調を抑えながら乗っている今のと比べて悪いはずがない。比較する方がおかしい。 けっこうでございますと、全とっかえの決断をして、欠品の移植に入る。 といいながら、バイト? 私用代行の時間が迫っているので、手を汚せない。真っ黒な手で他人様の家も訪問できまい。 | ||||||||||||
遺憾ながら、移植作業を工場長に委託する。 作業メニューは、フォークが腐ってるので、フォークを移植。リアタイヤを換えたばかりなので、リアホイール。リアサスは古いものの方がよさそうだが、使えないほどでもないのでそのまま。ラジエータの表面が粉を吹いているので液漏れが怖いから移植。みょうな小細工のしてあるリアフェンダ。CDIは工場長がストックしたいらしいので、これも移植。極力、ノーマルで乗っているので、他にはとくに惜しいものは残ってないが、穴開け加工したエアクリカバーは工場長が移植した。最後の在庫だったウォータパイプ1は貴重品だが進呈しよう。後は、ここで移植はしないが、電気チョークキャブを引き取るくらいか。 |
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見ると、レバーカバーがないが、家にあるから別にいい。 ガソリンタンクは、容量増が期待できる気がしないので、そのまま置いて行こう。と、思ったら、屯田さんが、150の方が、ぎりぎりまで給油したときの空気の抜けがいいと言い出した。そう言われれば、体感した記憶があるので、やっぱり移植。 という感じでプランを決めたところで、バイトのため外出。 案の定、聞いてないトラブルがあって、約5時間後、暗くなってから、工場に戻ると、まだ移植は完了していない。 どうやら、古い方のシリンダを開けることにこだわっているらしい。 僕が締めたナットがそんなに固いはずはないのだが、回らない。ドライバで叩いて回そうとしているので、頭が崩れかかっている。 回らない2個のうち、1個はレンチを叩き込んで抜いた。もう1個は、すでにレンチも噛まないくらいにナメている。12角のレンチでは限界だ。6角を探したが、ないようなのでギブアップしようとすると、工場長がハンマーで追い打ちをかけて叩き抜いた。 | ||||||||||||
さて、はずれたシリンダは結構きれい。 え? と期待を裏切られた工場長が、嫌なものを発見。 ベースガスケットがない。 そういえば、破れたので〇.何ミリ減っても圧縮が上がるくらいだろうと、6キロエンジンの記憶もあったので、そのまま液ガス塗って閉めた覚えがある。 たかが1ミリ弱と思っていたのだが、シリンダとベースのアルミ同士を締めたら1ミリ以上沈んで高圧縮になるはずだと言う。 シリンダスタッドのナットが回らなかったのもそのせいだそうだ。 |
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だとすれば、今回も含めて、ヘッドの抜けが連続している原因もそれか。 特に、長距離に行く前に、リング交換してるから、圧縮抜けがなくなって、往きの片道でガスケットが抜けて、抱き着きの原因になって、後は雨冷エンジンになってたわけだ。 原因がわかってよかった。なんて思っていると、工場長がこんな整備するやつにはエンジン譲らないと言い出した。 本気なら、また逆移植して、ガスケット直さなきゃ。何時間かかるかなと思っていると、厳重説諭の上、譲ってもらえることになった。が、工場長はまだ不機嫌らしい。 陽はとっくに暮れていることだし、ともかく、もう1台の方を走れる状態にしなければ。 リアホイールとフェンダ他の移植を自分でする。 6,000kmとはいえ、25年ものであることは同じ。 今までのは使い古してヘタってる感触だが、こちらは眠っていて固着した感触。ボルト類を緩めるのにいちいちCRC攻撃して行かないとナメてしまいそうだ。実際、ビス一本折りかけた。 その後、1時間ちょっとで移植は一段落したが、屯田さんの方の作業が終らない。 待っていると、古い方の外装一式を工場長が荷造りしている。 え? それ全部、捨てて欲しいんだが、持って帰れと言う。 本気で捨てる気なんだが、今のご時世、捨ててくれと言うのも手間隙かかるので、持ってけと言われて断れる立場ではない。しかも、不機嫌。 幸い、フレームとエンジンは再利用の可能性があるようだ。 特に、エンジンは整備がバカだっただけで、まだ捨てたもんでもないらしい。フレームも2REのステムが入っていることが興味を惹いたらしい。バラすまで忘れていたが、ステムか歪んだ時に、手に入ったのが2REで、ハンドルまで合わせてあったのだ。 ボアアップが最初の予定だったので、指定された流用キャブを用意してあったのも、交換してもらった部品代を払った上で進呈する。 | ||||||||||||
125でも使えるということだが、ボアアップしないなら、もうしばらく純正で十分だ。 さて、屯田さんの用事も一段落して、大荷物を背負って出発。 シートに積むしかない荷物の脱着が大ごとだから、荷物を縛る前に給油を済ませた。 出発といっても、一日、まともに食べていないので、さらに、近くのファミレスで反省会。 簡単にと思ったが、いつも通り、どうでもいい話題で長尻になって、出発は2時。 |
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交通量が減ったのはいいことだが、不安定な荷物のせいで40くらいの速度で走りだす。 が、バイパス区間はトラックが50くらいで走っている。 走りにくいので、50を若干上回る速度に上げる。あまりゆっくり走って、帰りが遅くなっても護衛についていてくれる屯田さんも迷惑だろう。自分も早く寝たい。 バイパスが終わっても、速度を落とすと、いま抜いてきたトラックにあおられそうなので、速度を維持。 ところが、たいして走らないうちに、後ろの屯田号からパッシング。 荷物が傾いてきているらしい。 荷造りできるスペースのあるところまで、ゆっくり移動して、荷を縛り直す。 といっても、予備のヒモはもらってきたが、ゴムではないので、バラバラのパーツを満載した段ボール箱なんて、ちゃんと固定できるわけでもない。屯田さんがいなければ、路肩の崖に投げ捨てていたかも。 できる限り固定して、後は様子をみながら走る。 | ||||||||||||
走り出したときに、すぐ気付いたのだが、HIDが入っている屯田号に後ろから照らされると、ノーマルであろうヘッドライトは全く点いていないようにしか見えない。前を走って欲しかったのだが、荷物を見ていてもらう方が優先だ。 道は峠に差し掛かるが、荷物のせいで着座位置が極端に前。ミラーは見えない。バンクさせると荷物がきしむ。とんでもない状態で、なんとか走り続ける。 速度は50を超えるのが精一杯 ―いつもの通り、km/hとは言ってないが―。 |
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信号で止まる度に、屯田さんが、荷物を左右に押して、ずらして、バランスをとり直す。 適度な速度で走ってくれる先行車がいてくれるとありがたく着いて行く。 ともかく、距離をこなすしかない。新車の初ツーリングがこれかよ。 なんて、愚痴りながら走り続ける。 2時間ほどで、最後の峠を越える。荷物さえなければ楽しく走れるのに。 それはそうと、上りコーナーの立ち上がりで加速しきれないのは、4,500回転の谷のせいだろうか。さすがノーマル? | ||||||||||||
峠が終わる頃、峠の手前で遭った霧雨のせいか、また荷物が怪しく緩み始めた。 もともとゴミだ。産廃集積所でもあれば、そこに置いて帰りたいと何度も思った。どこかに産廃施設なかったっけ。多摩川に捨てたら顰蹙だろうなと真剣に悩む。 とにかく、このままでは走り続けられそうにない。コンビニで自転車ロープを探したが、ないのでビニールヒモでがまん。とにかく、荷物にテンションをかける。 |
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そろそろ、屯田さんとお別れだ。家まで、後、40km? | ||||||||||||
屯田さんと別れる寸前に、前方を行くT-Maxが見えた。 それなりの発進加速をしていたので、追いつけないかと思ったが、信号で追いつき、何度か屯田号と一緒に信号ダッシュを繰り返していたら、クルマをかわすタイミングもあって、相手が後ろに回った。 屯田号と別れてバイパスに入ってからも、抜けば抜けるんだろうが、後ろにいる。そんな感じで走り続けて、何個目かの信号でちぎった。 不安定な荷物満載でそんなことしていいのか? さて、ガスを入れるには、シートを開けなければならないから、ぐるぐる巻きになったヒモを切らなければならない。 |
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手間だなと思っていたが、幸い、長距離で燃費がいいのか、ぎりぎり家まで保ちそうだ。 夜が白み始めた5時。130kmを無事?帰り着いた。 |
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おしまい........ 「?」 |
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