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   雨だ
        
    週末まで放置して、車体に組んだまま、ステータを見てみるが、異常はない?

 しかし、気がつくと、マニュアルにある赤リードとか、緑とかがない。
 赤白や白赤、緑白などしかない。これって、初期ガタのステータじゃないのかも??
 ともかく、接触が不安だが、なんとか導通はある? 念のため、コネクタまでの配線をハンダで補強してから、CRC攻撃をしておく。

 ステータのせいかどうか不明だが、エンジンはかかるようになった。

 翌日、朝・・・・ かからない。
 放置して出勤。

 帰宅後・・・・、あ    やってしまった・・・
 キーがオンのままだ。あわてて充電してみるが、完全放電しているらしい。
 4〜5時間経っても期待するほど回復しない。
 しかたないから、一晩充電してみる。
 で、翌朝、ほとんど回復していない。
 さすがに、3年近く経ったバッテリー。完全放電で力尽きたか?

 同じバッテリーの使用者に、やってしまったと伝えると、結構回復するよとのこと。状況が状況だし、一晩試してダメだったので期待薄だが、もう一晩充電にチャレンジする。
 ・・・ダメだ。バッテリーはすぐには買いに行けないので、翌日も未練がましく挑戦するがダメ。

 数日後、会社をサボって買ってきたバッテリーを小加工して取り付ける。
 火花を確認して発進。バッテリーが新しいせいか? 調子は良さそうだ。
 が、また、かからない。
 念のため、と持っていたプラグに替えるとかかった。
 プラグか?? っつうことはかぶりか?
 ここんとこ、気温が上がってるから、ガソリンが濃いのか?

 そう思ってみると、加速感も濃い感じがしてきた。
 エンジンを換えてからの燃費は16くらいで上下している。エンジンとキャブの相性が悪いのか?

 だましだまし乗って、次の週末、エアクリーナを清掃しようとすると、水が・・・・

 以前にも気づいていたのだが、やはり、エアクリーナに水が溜まっていた。
 カバーの4本のネジを緩めている間に流れてしまうから、どのくらい溜まっていたかは正確にはわからないが、流れた量は50cc以上あった気がする。
 どこから入るんだ?

 と考えてみたら、エアクリーナケースのカバーってパッキングが入ってなかったっけ?? ついてないんだが・・・・
 聞いてみると、やはり、あるはずらしい。なくしたとか、切れて捨てたとかの記憶はないんだが、いつどうなったのか??
    ともかく、問題は水か。
 最近、雨の中を走っていたわけではない。
 最近は結構、軟弱に雨の日は乗ってなかった。帰りに振られた記憶もない。
 とすれば、雨の中で放置中にかかった水が溜まった?
 外装は着けてあったから、直撃されるはずもないのに、パッキングがないとはいえ、こんなに溜まるか?

 フィルターの下3cmほどは吹き返しが染みたらしく黒くなっている。水はけがいいので、よくわからないが、その3cmのラインくらいまでは水があったような気がする。
    とりあえず水を抜いて、フィルターを乾かして、様子を見る。
 エアクリーナカバーの穴は2つとも開放してあるのに、やはり濃いかな??

 なんて言っていたら、結構な雨の中を走ることに。
    遠出と言うほどでもないが、FZで行きたいところを、不調のため、CZで行くと大雨。しかも2週続いて。

 雨が上がったところで、フタを開けてみると、やはり水が。
 またフィルターをはずしたついでに洗ってみるが、このフィルターも3号機?がきたときに作ったままだ。通気性はまだ十分ある気がするが、この機会に諦めよう。昔作ったときから残してあったスポンジを切り出して新しく作って入れる。

 翌朝、日曜日。やぱり、キャブを開けてみようか、と。
 なんて横着なんだ。

 でも、結構めんどくさいんだよな。
    キャブのヘッドをはずしてスライドバルブを抜き、車体の隙間をパズルのようにこねくり回して本体をはずす。キャブに電気チョークつけてるから、なおさらクリアランスが厳しい。で、適当に洗う。内部はそうでもないが、外側が吹き返しとかで汚れている。
 細かい隙間にウェスが届かないから、なかなかきれいにならない。
 一応、やったふり。次回に、新たに汚れたのがどこかわかる程度にして、エアとガスの通路をパーツクリーナーで吹く。

 さて、ニードルをはずして・・・・・・

 なに?!

 クリップが上から5段目にある・・・・・

 なぜ?
 なにがしたくて、いつそうしたの???

 すべての原因はこれか??

 ともかく、そそくさと、2段上げて3段目にする。
 普通、いきなり2段は動かさないだろうが、今が異常なんだから、ノーマル位置に戻す。

 おぉお。劇的によくなったじゃん   ・・・・・当たり前か。
 燃費も16前後で低迷していたのが、定常的に18を超えるようになった。
 しかし、おそらくこのクリップ位置でリッター20km走ってた前のエンジンはなんなんだ??

 後日、基本はいいんだが、夏だというのに、チョークが効いてないとエンジンかからないかも。薄い? それに、初期加速はあまりよくない?
 まぁ、そういうもんか??

   足回り
        
    梅雨ということで、もう1つの問題は。

 雨に濡らして1〜2日置くと、走り出しでフロントブレーキがかっくんブレーキになる。
 しばらく注意して握ってやればなんとかなるし、スピードが出てからロックするほどではないようなのだが、低速の走り出しで握ると簡単にロックする。
  
 しばらく症状が続くので、シューがなくなっているのではと心配になった。
 そういえば、最近。一時期に比べてフロントのブレーキ調整をしばらくやっていない気がする。
 と、言いながら、結局、心配しはじめて一月も経った頃、1年近くメンテしていなかったフロントホイールをはずした。

 出てきたシューは、錆というか、錆の粉まみれだったが、まだ地金が出るというにはほど遠い。
    まるっきりなくなるまで使うというものではないだろうが、まだ肉厚はある。経年劣化とか、熱で変質して摩擦材がおかしくなっているのだろうか? シューが減らないこと自体がおかしい?
  
 なんて言いながら、パーツクリーナーで錆をとばし、害のなさそうなところに556を吹いて、そのまま元に戻した。

 もう1つ。最近、なんだか轍でリアが振られる。雨でラインを踏んでも、簡単に流れる。
 高速コーナーでも、いまひとつアウトに膨らみ気味だ。

 エアが足りないのかと思って、ポンプを用意してリアタイヤに触れると結構固い。

 見た目に溝は深いと思うのだが、このくらいで寿命は終わりとか言うのだろうか。

 なんて、またしばらく放置したが、やはりおかしい。轍でのハンドルの振られ方が激しすぎる。これは?
    つまり、空気が減ってたのは前なんだな。

 んで、入れてみる。が、いくつ入れればいいんだ?

 まともにゲージも当ててないから、ポンプのいい加減な目盛りで、前後とも2.5を超えるくらい入れた。

 お、ハンドルはクイックになったが、なり過ぎか? なにより、固すぎて、路面の振動がもろに来る。

 やっぱり、大型バイクほど入れちゃダメなんだな。
 前後とも、路肩で少し抜く。まだ固い。もう一度抜いてみたら、なんとかまともになった。
 そういえば、燃費も、ニードルを落として以来、18を割ることがなくなった。それで普通でしょう。発進から低速域の加速不良をもう少しなんとかできれば、ムダにアクセル開けることがなくなって、燃費も、もう少しよくなるかもしれない。

 まぁ、なにより気になるのは、信号待ちで停止すると、アイドリングが2,000を超えていることだ。
 これは、なんとなく心当たりがあるんだが、そのうちなんとかしてみるか・・・・

  




    時は流れて........... 「21」