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CZ 4th Diary 17![]() |
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あ゙! | |||||||||||
やる気が失せそうになるところをなんとか作業開始。 嫌々ながらも、ホイールを抜いて、ギアをはずしてみると、他のベアリングには、特に異常は見えない。回してみても変な感触はないが、そのまま使っていいものでもなかろう。 車載状態のまま、2個のベアリングを抜く。 で、さっさと打ち込む。車載状態だから、横向きの力で叩かなければならない。近くの塀に支え棒をして、衝撃を逃すようにして、作業。 残るはドライブシャフト。このベアリングは向こうに邪魔者がないから、自前のプーラーで抜ける。いつでもできるから、後にしようか? |
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小休止しながら、考える。 しかし、ここまで外したら抜いてしまった方が早い。 確認すると、借り物プーラーでも抜けるらしい。 やるか・・・・ 気を取り直して、ごそごそ、車体の下に寝ころんで抜きはじめると、感触がおかしい? ?? 斜めに抜けた?! |
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ポロッと変な方向に抜けたかと思うと、ボールが転がり落ちた。 え? 抜き方をミスって、内側だけ抜いた?? いや、抜けたものを見ると外輪もはずれている。ただし、外輪が真ん中から破断している。奥半分が残ってしまったのだ。 |
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え? どうすんの?? 抜けないじゃん。 ベアリングを内側から打ち出そうにも出っ張りがない。 エンジン1個オシャカ?? はめちゃったベアリング2個ムダ? リューターで削る? あぶる? そんな工具、うちにないぞ。 工作環境のあるとこまで持ってくのにトランポ?? |
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・・・・・意識は枯野を駆け巡る。 ケース1個捨てて、6号の完成を急ぐか? しかし、そんなに諦めが早ければ、いまどき、トレーシーに乗ってない。 破断したベアリングを見ていると、運よく?ケース側に穴が掘ってあることに気づいた。 そこを手がかりに、ポンチ(の破片)を当て、ハンマーで叩くと動いた? 不自然な姿勢で根気よく叩くと歪みながらはずれてきた。 抜けた。 ケースは大丈夫なのか?? 傷はあるのかないのか?? 目立った損傷はないので、グリスを塗ってベアリングを打ち込む。 OK こんなもんでしょう?? やはり、異常の主因はこっちのベアリングにあったのか? ベアリングがついたら、ケースを閉じたい・・・・ ポンチで叩くために、焦って抜いて、投げ出してあったオイルシールを拾って点検する。 まだ使える? シャフトとの密着性はなんとかなりそう? 交換でしょう? しかし、さっき6号に使ってしまったから、手持ちはない。また、注文? 届くまで、エンジン開いたまま? シールはまたいつか換えられるし―いつだ?―、使えそうだから組んでしまえ。 めでたく、ギアを戻す。カバー側のベアリングを打ち込み、液ガスを塗ってミッションケースカバーを閉じる。8本のボルトをしっかり締める。 タイヤをはめる。 ・・・・はめたらオイルが入れにくいじゃないか。締めかけたナットを緩め、少しずらしてオイルを入れる。 オイルはFZにも使える10W―40なんだが、ギアには柔らか過ぎるとダメを出されてる。しかし、また、後で買ってくるとして―いつだ??―、その足にするためにも今はこれで・・・・ タイヤを戻す間、カバーからオイル漏れがないことを確認。 次は、リアアームのベアリングを交換する。 このベアリングは給油されないから、使用環境は最悪に違いない。なにより、2つのベアリングが破断したアクスルシャフト上の3つ目のベアリングだから、見た目に異常はないが、換えるのが当然だろう。 ベアリングの在庫を確認して、リアアームのベアリングを抜く。ここは、どこまでが金属で、どこまでがゴムなのかよくわからない。 適当な場所にプーラーの足がかりを置いて引き抜く。と、抜けた。が、オイルシールがプーラーに踏まれて歪んでしまった。 再使用不可・・・・ こんなところ、交換が前提とはいえ、手持ちは用意してなかった。 エンジン開けたまま、部品を・・・・ そのうち、買ってこよう―いつだ???―。 もういい・・・ めんどくさいから、組んでしまう。 タイヤをセットして、リアアームを取り付け終わって、アクスルシャフトに入っていた記憶のあるワッシヤを足元に発見。 |
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・・・・ 後で・・・・ ダメだな。また、はずす。 タイヤが着いた。陽が暮れた。 マフラーとプーリーを組み残して、今日はおしまい。 組めば動く・・・・ かもしれない(ちょっと弱気)のに・・・・ 今は言い訳があるにしても、根性ないなぁ。 前は、夜中に大修理して、翌朝、走ってたよなぁ。 |
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どうせ、割ったリア回りも交換しないといけないし、まぁ、この機会にクラッチのオーバーホールでもするか。 |
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復活 ・・・・? | |||||||||||
クラッチをバラしてみた。 バラした理由は、異音再発の前の症状として、ミートしてから7,000rpmまで上がって一度落ちるようになったから、ミートが遅すぎるのかと思って、ウェイトローラーを10個に戻してみようかと思ったのだが・・・・・ 開けたら10個入っていた??? また2個抜くのも面倒なので、すでに2個抜きのスペアに丸ごと交換して試走。 と言って、いきなり、夜桜見物に片道40kmちょいを出かける。 7,000rpmまで吹け上がる現象もなく無事着いて、2時間宴会して、3時間雑談して、帰り・・・・ 最高速近くで快調に走っている途中。突然ストール。 惰性で走っている間、エンジンは回っているはずなのに再始動の気配がない。 どうする?? 路肩に止まる。Lanzaの悲劇が脳裏に蘇る。 なにが起きてる? とりあえず水温計を見るとレッドゾーンの始まりを100とすれば80くらい。 それってふつ〜だよな。なら、オーバーヒートではない? 試してみることは? ともかく、一呼吸置いてセルを回す。 回った。 かかった。 止まらないみたい?? 走ったら再発するのか?? 考えていてもしょうがないので、走り出す。 後は、順調に帰り着いた。 現象はガス? 点火? しばらく、不動だったので、燃料系にたまったゴミが詰まった、ならいいんだけど・・・・ |
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整備データ | |||||||||||
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復活...........? 「17」 |
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