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   ミス
        
    手抜き整備で普通に走るようになった。
 燃費は18km/l 強。
 アイドリングが200rpmほど落ちたように思うのは気温のせいか?
 なにか、加速が重たい気がするのは気のせいか?

 いろんな不安が1点に集約していく。そして、なにより、焼玉エンジンに近くなってきた音。

 話は前後するが、エンジン交換するつもりで、最近はオイルランプが赤く点いたままの状態で走っている。なんてことをしていたら、アイドリングが落ちた。エンストした。
 これって、もしや??
 気がついて、オイルを点検すると、ホースまで空?!
 あわてて、手近でオイルを買う。たまたま手頃なのはCICSしかなかったのだが、それでいいでしょう。ともかく入れる。
 で、しばらくアイドリングさせてみるが、エアを噛んだホースにオイルが回るのはいつのことやら?
 思いついて、ガソリンタンクに混合する。
 目分量で40cc弱入れてから考えた。1500km/lくらいだから、満タンで70ccくらい? さらに、オイルを足す。
 走り出すと、エンジンがさっきより軽く回っている気がする。
 よかった。

 と、思ったのもつかの間、エンストした。セルを回しても再始動しない。
 なんだ?? なにが悪い?
 感覚的には、点火していない? なんだ?

 オイルか??

 そういえば、撹拌できてない。オイルが高濃度でキャブへ回った?!

 キャブからガソリンを抜いてしまえばいいのだが、あいにくなにも持っていない。

 実は、これ、仕事での移動中の出来事。時間的に空白を作って走っていたのだが、次のアポまでに1時間少々。

 目の前は、地下鉄の駅。
 あきらめて電車で移動して、後で取りに来ようと思って、準備する。
 最後にもう一度と思ったら、一瞬点火した。

 なんとかなるのか? 1時間以内に回復したら電車に乗らずにすむ。
 車体を揺すってガソリンを撹拌して、セルを回す。
 バッテリーが弱るのが先か? フロート室のオイル濃度が下がるのが先か? 賭か??

 休み休みセルを回す。少し時間を長めにおくと点火する気配がある。
 ひょっとして、チョークがかかっている方が点火しやすいのか?
 数回繰り返すと、少しづつアイドリングする時間が長くなってきた。白煙をもうもうと吐いている。原因は推定通りのようだ。
 アイドリングしたところで発進しようとするとエンストして、再始動しない。
 少し時間をおいて繰り返す。
 そろそろ電車では間に合わないかと思ったころ、やっと走れるようになった。
 目的があって、仕事の空白時間を作ったのだが、用を足さずに終わる。
 その後、10分くらいは不調だったが、走っているうちに再発しなくなったので、原因と対策はあっていたのだろう。早めにガソリンを給油しておいた

   限界か?
        
    音は大きくなっている気がする。
 こういうとき、隣に比較対象がいればわかりやすいのだが。

 問題は、やはりベアリングなのだろうか?
 アイドリングでは、タンタンという音と振動が出ている。しかし、回転が上がると問題なく最高速まで出る。 こんな状態で出していいのか??

 そんなある日。夜のうちに雨が降った。翌朝、トレーシーを移動しておくと、しばらくして、サイドスタンド下に水がたまっていた。
 なんだ? 雨だよな? たまっているのは水だ。雨だろう。

 と、思ったのもつかの間、   またかよ
 出動して、帰ってくると、エンジンを切ったとたんにファンが回り出した。
 なに? 今、11月も中旬で寒いのよ。 水温計を見ると、レッドには入っていないが、ファンが回って当然の位置に針がある。
 水温計が上がるということは水はあるってことだが、同時に、水は減っているということだな・・・・・

 ヘッドから圧縮漏れですか?
 もう、限界ですね。

    なんて言いながら、丸々2日休みの取れる週末を待っている=なにもしないでいる、と、帰り道で発進しようとしたとき「ピキッ」という音がして、リアから大きな音がしだした。

 なにが起こったのかわからん。ともかくなにかがこすれ続けている?
 走ると、キーという金属音が大きく響く。壊れた自転車のような?
 想像すると、音ともにどこかが割れて、その破片か、近くの部品が擦れているという状態か??

 突然ロックされても困るし、音の正体がわからないので、音を気にしながら30km/h以下で裏道を自走して帰ってきた。

 もう、限界ですね。      とっくにそうだってば

   載せ替え その1 5→3
        
    3連休の頭。観念して、朝からエンジンを降ろす。
  
 さて、ここで、説明を一つ。
 現在、うちには、単気筒音で動かなくなった3号エンジン。単気筒音で使用を中止した4号エンジン(当時は3.5と呼んだ?)。今、壊れた5号エンジン。焼き付き不動として買ってきた6号エンジンがある。
 なぜこんなにあるかというと、単気筒音対策で載せ替えたのと、ステータコイルだ、オイルポンプだ、といくつかの欠品、あるいはすでに壊れて使用中の部品のスペアが必要になって不動エンジンを買ってきたからなのだ、だから、これだけあっても、フルに組めるのは2基くらいだったりする。
    ということで、下ごしらえをしてあった3号を載せるつもりで、5号を降ろす。
 昼前から始めて、1時くらいには5号からはぎ取った部品が3号に着いた。
 ここから、小1時間で5号を降ろし、降ろしてからでないといじりにくいインシュレータやホイール、センタースタンドなどを3号に移植。3号はリアブレーキまではずしてあったので、これも移す。

 なんだか、かなり手間取って、暗くなりかけた頃に3号エンジンが載った。

 暗くなる。 明日はツーリングだ。 続きは明後日ということで。
  
 さて、その明後日、残りの補器類と外装を組み立てて、冷却水を入れると・・・・、漏れてる。
 ウォータポンプのガスケットがダメだ。

 ともかく、悔やんでもどうにもならないことは置いておいてエンジンをかける。

 かからない。

 いつものように、キャブにガソリンがないからだろうということで、少し待ってから再挑戦。

 かからない。

 え? なぜ?

 ガスか? 火か?  ガスの気がする。

 パイプを抜いて確かめると、セルを回しても負圧コックからガスが出てこない。 なぜ?

 口で吸うとガスは出てくる。 負圧が弱い?
 しばらく考える。

 負圧が少ないって、クランクケースの密着度が低い??

 組み直し?

 とりあえず、途中まで組んである4号に載せ替えるか?
 しかし、4号を実働にするには半日はかかる? そして、密着度が問題なら、液体ガスケットが不足?

 どっと力が抜けて放置する。

  




    1週間放置........... 「12」