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CZ 4th Diary 11![]() |
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続・ぱしり | ||||||||||||
翌日、親分がまだやりたいことがあると仰せなので、今度はご自宅へ。ずっと見ていただけだが、高幡のだんなも来られて、連日3人で、涙あり笑いありの1日でござんした。 | ||||||||||||
ところで、自分のCZだが。昨日、秘伝の参をやって調子よくなったと思っていたのに、来る道で、直線加速で125に負けた。 ええぇ? と、思ったものの、裏道のクランクで立ち上がりがもたついた。何か変? どうも、チョークが聞いている間だけ元気らしい。プラグを見るとかなり白い。実は、虎ノ門の一件でプラグを見ているのだが、写真中央(おやぶんのやつ)くらいに黒かったはず(なんせ、暗闇での作業だったので曖昧)。 本当に、その参の効果を出すにはキャブ調整も必要? |
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とにかく、プラグくらい換えろよ言うので、虎の門事件以来、持ち歩いていたプラグに交換。 このプラグ。100kmほど走ったところで改めて確認すると、普通に黒い。セッティングを変えたわけではないから、やはり、異常に小さかったプラグギャップが原因だったのだろうか。−ギャップが小さかったわけは、虎ノ門の暗闇で調整したからなのだ− プラグ交換の前後に、試乗してもらったのだが、あまり評価はよくないらしい。 |
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来るときの不調を裏付けるように、加速の悪さが感じられる。 そして、人が乗って走り去る音を聞いていると、乗っているときには聞こえなかったみょ〜な音が。 おそらく駆動系の音だろうと言うが、毎度の単気筒音が激しくなりつつある今日この頃、結構根は深いかもしれない。 プラグをいじっている間に、オイルポンプワイヤーが、アジャスターの近くで、無理矢理な感じで折れ曲がっているのを発見。ワイヤーが切れると事なので、タイラップをもらって曲がらないように固定してみる。 |
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100km 走行後のプラグ | ||||||||||||
さらに、プラグキャップがかなりきているのに虎ノ門で気がついて、「こうなんだ」とゆるゆるのところを見せたら。もうダメでしょ、それも換えろと引導を渡された。プラグに差し込んでも、抵抗感というか、ネジ山に擦れる感触が伝わってこない。と言うわけで、翌日、NGKのを買ってきて、キャップだけ交換した。 またまた、その翌日。珍しく休みをとってあったので、ネジの西川に行く。 ステーターのボルトがナメそうで、すでに曲りもあったので、キャップボルトを探しに行った。 |
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このネジ、実は某所と一緒なので、純正を買う方法もあるのだが、あるなら、ネジ屋で買った方が安い。平日、会社帰りに秋葉原で探したときには、通常在庫のサイズ外−JIS外だと言ってたが??−で手に入らなかった。 で、西川では、サイズを言うとなんの迷いもなく出てきた。ステンなど材質も数種あるらしい。 さすが、レストアの駆け込み寺と言われる店だが、プロ相手の商売で、平日の8時?〜5時しかやってないところが痛い。 今まで、カウルの飾りボルト以外で、ここで手に入らなかったネジ類はない。 |
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整備データ | ||||||||||||
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換装はいつだ? | ||||||||||||
なぁ〜んだかんだと言いながら、3連休がつぶれ、土日がつぶれ、グズグズ。 してる間に、単気筒感は進む。 換装のつもりで駆動系の手入れをしていないからもあるんだが、発進で、うぉ〜あ〜う〜あ〜うぉ〜、と2段階加速じゃなく2段階もたつきが出るようになった。「あ〜」のところでもたつく。 ・・・・・・・・・ なんてことさえ、なにもしないまますでに2ヶ月? まだ、暑いうちから換装を考えていたはずなのに11月に入った。 換装が遅れている理由は、なかなか丸2日の空き時間がとれないせいなのだ。途中、組もうと思った日に必要な工具をがれーじに忘れてきたというのもある。トレーシーは実用車である−たぶん−。組んでみてダメだったら、失意のうちにも元に戻すだけの余裕が欲しいのだ。 それでも、できることくらいやっておこうかと、ベアリング交換その3をやってみた。やってみても、実働テストを1台もやってないので意味ないんだが・・・・ ちなみに、このベアリング。前回は、品番を調べて取り寄せたのだが、その後、○っぷすに置いてあるのを見つけたので、そこで買ってきた。 前回は、700円台後半だったのに、○っぷすでは900円台後半。それでも、メーカ純正の1300円より安い。200円の差はバイク用品店のマージンの高さか、と思っていた。 |
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で、取り換えようとしてパッケージを開けてみると、あ! シールベアリング。 サイズは同じだが、ホイール用? シールだから高かったのか? ・・・・ま、いいだろ、と組んでしまった。 で、本題のエンジンだが、暑い頃から、燃費は18を割ることが多くなってきている。単気筒感のフリクションロスか? エンジン交換に手をこまねいているところへ、2段階もたつきである。 |
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なんとかしないといけないが、まだ、FZに手がかかりそうなので、場つなぎに簡単整備を思いついた。 2段階もたつきは駆動系の問題だろう。結果的に、何ヶ月も開けていないのでグリスアップでなんとかなるはずだが、なお手を抜く。 クランクケースカバーをはずすとプライマリシープが出てくる。そのシープに組み込まれたランプカバーという部品に穴が開いている。 これって、前からウェイトローラへの注油口だろうと踏んでいたのだが、実行したことはなかった。クランクケースカバーをはずして、クラッチをゆるめただけで、ベルトは着けたまま、この穴とクラッチの裏側、スプリングとトルクカムのあるはずのところにグリスをスプレーして閉めた。それだけ。 |
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かなりの手抜きである。 これで効果はあるのか? ついでに、クラッチの遊びくらい見ておこうとシックネスゲージ差し込むと2.1mmまで入った。 翌日、発進すると、効果は実感できた。 2段階もたつきはなくなり、6千回転まで吹け上がってからトロトロ発進する...... うぉぉぉぉぉ〜お〜、と回転ばかり上がって、へたくそが半クラ使いすぎで走っているのと、まったく同じ症状。加速はよくない。 |
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「お〜」のところでまた落ち込んでいる。 クラッチが減っているせいだろう、ミートが6,000回転近い。 だから、ミートする頃には変速が始まっていて、ハイギア発進となり速くない。 それだけ、ウェイトローラが動くようになったということだろう。トルクカムは不明??? ということは、以前の2段階もたつきは、同じ現象が、ウェイトローラがローまで落ちない状態で、さらに悪く出たということだったらしい。 とはいえ、このままでは、半クラの使いっぱなしで、なおさらクラッチは減りそうだ。 翌朝、小雨だったので珍しく電車通勤。帰ってから、クランクケースカバーを開ける。 |
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で、また手を抜いて、クラッチアッシーを車体に着けたまま、フリクションプレートだけの交換を始める。 一昨日測ったギャップは2.1。使用範囲を調べると、0.95以下?! そりゃぁ、ひどいでしょ。 とはいうものの、思いつきだからフリクションプレートは手持ちのもの。4.4mm厚のたぶん新品が1枚。4.2mm前後の使い古しが2枚。 入っていたのの厚さは、ほぼ。4.0が2枚。4.2くらいが1枚。 全取っ替えして、差は0.6mm増。2.1−0.6だから、0.95にはまだ全然届かない。 |
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それでも、換えないよりマシだろう。と、走り出す。 全然違う。 減っていくときは徐々にだから、気付かなかったのかもしれないが、0.6mm増やしてみると、正常範囲である3000回転以下でミートするようになって、発進の感覚が激変した。まぁ、それが普通の状態なんだが。 発進の速さが戻ったが、マジェに坂道発進でわずかに負けた。 手抜き整備で、250と並べるようになったのだから、今はよしとするべきか?? |
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整備データ | ||||||||||||
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限界?........... 「11」 |
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