CZ 3.5th Diary P.39 CZ 3.5th Diary P.41 The Index of CZ 3.5th Diary HOME
 わからん・・・・
        
    エンジン回転の感触が悪いのが気になる。
 ザラザラ? アクセルオン時とオフ時でエンジン音が明らかに違う。
 放置すればまた悪化か??

 ともかくキャブを清掃してみる。
 フロート室内のガソリンはきれい。
 特に異常も見つからないまま、各部をパーツクリーナーで吹きまくって洗浄。フロートの高さも正常値であることを確認。
 ニードルも真鍮のせいかFZほどの問題は見つからない。元通りに組みつける。
    異常といえば、キャブの外側がみょうに汚れている。エンジン側がひどいことを見ても、ガスの吹き返しがどこからか漏れているのか?
 そういえば、先週もクランクケース周りが汚れているのを見つけたが、2stオイルが漏れているのかと思っていた。
 リードバルブ? バルブブロック? インシュレータ?
 ちょっと奥過ぎて簡単には見られないので、まずキャブを戻して様子を見る。

 結局 そういうこと?・・・・
        
    パーツクリーナを吹き尽くしたので、雨の合間をぬって買いに行きながら試走。
 あまり変わらない。
 アイドリングはかなり落ちてる。
 きれいに点火してない? CDI?? だったらイヤだなぁ.......

 キャブもバラしたことだし、アイドリングを調整してみる。
 1,300rpmくらいまで上げるのにアジャストスクリューが1.5回転も回った。
 構造上、これで直るとも思えないし、こんなに回すのは異常?
 なにがいけないんだ? 師匠に聞けば「またチョークじゃない?」と言われるだろうなぁ.....
 確認のため、いつも通りオートチョークのBVS経路を省略して、フューエルコックに直結してみる......

 直った。
 アイドリングが2,000超えてしまった。
 けぇ〜っっっきょく、そゆこと?!
 CZの鬼門はオートチョーク?  <なんて言えば「だからそう言ってるじゃない」と言われるに決まってる。

 どうなるんだか・・・・
        
    BVSバルブ壊れた。
 事後検証していると、折れたパイプを補修したとこに亀裂ができ負圧が漏れていたらしい。

 BVSを本格的に直さなくては、ということで、まず、はずす。
 これ、圧入してあって、はずすだけで一苦労。
 ヘッドだけ持ってきて、ユニバーサルホルダを当てて、プラグと同じ大きさのレンチでこじってみる。が、ネジが切ってあるわけではないので抜けてこない。ヘッドだけにしているにもかかわらず、パイプがつきだしているから1/2回転強ほどしか回せない。ヘッドがエンジンに着いている状況では1/8くらいも回せない。
    悪戦苦闘して、ときおりマイナスドライバをタガネ代わりに打ち込んだりしてやっと抜いた。

 ブラシ・・・・
        
    ブラシが届いた。1週間しても届かないので、バックオーダーかと心配したが、単にYSP側の注文ミスだったらしい。

 届いたブラシを見ると厚さは6mmあるみたい。
 しかし、使用後のこの違いは何なんだ。
 三角形になる理由はつながってる電線が押し出すスプリングに抵抗になるからのようだが。
 で、新品が来てわかったこと。片方はネジ止めだが、片方にはネジがないのでハンダ付けかと思っていたが、どうもはめ込んであるだけらしい。
    そう見当をつけてこじるとはずれた。
 はずした後はなんだか白っぽくなった爪。本当に差すだけでいいのか?

 当ててみると、まぁそんな感じ? すこし爪を調整してはめ込む。

 さて、これからが大変。
 2つのブラシを接続し、スプリングをかませて押し込む。
 当然、スプリングは抑えていないと飛び出す。押し込むだけでも位置あわせがずれると入らない。
    両方のスプリングを押し込んで、指で押さえた状態にもちこむまで、片方を入れると片方が飛び出すで、1時間近くかかったか。少なくとも、心理的には1時間はかかった。
 ヘッド部に着いているプラスチックパーツをはずして組めば楽なんだが、そうすると、このパーツを止めるネジが組み込んでからでは回せない。

 で、指で押さえた間に回転子を差し込む。

 当然、ここでまた苦労する。
 ブラシを押さえ込むよりはまだまし。
    なんとか完了。
 しかし、このブラシ、えらくやわらかい合金のようだ。悪戦苦闘している間にラジオペンチで抑えようとしたら、危うく砕き割りそうになった。つまんだ部分が少々崩れたが整形して、なんとか。

 で、回転することを確認。
 エンジンに組み込む。
 また、ステップボードまでひっぺがして完成。

 まぁ、それも大変だったが、分解中にリアアームの締め付けナットが脱落していることを発見。また、前回、本締めを忘れていたのか? ありあわせのナットをあててみるとピッチが違う。10mm径のところで、1.25ピッチか?
 もうひとつ、オイルポンプ用のアクセルワイヤがキャブの向こう側を通っていることを発見。またまた、キャブを取り外してやり直す。

 直った。
 ま、とりあえず、組んだ。
 なんか疲れた。

 で、翌日。もうひとつのモーターに取りかかる。

 2回目は楽。なんてことはまぁ〜ったくないっ!!

 はずしてみると、こちらのブラシはまだ半分くらい残っていて支障はなさそう。でも、短くなったブラシでは、指で押し込めなくて再組み立てができないので交換。
 が、いろいろ違うぞ??

 写真で奥に見えるネジ穴に、1個目はネジがなかったが、こっちにはある。当然、中で外れてれば、転がって大惨事になってるはずだが、その形跡はなかった。

 ケースを止めてる長いネジにワッシャが入ってるけど、前のとサイズが違う?
 今度のは、ブラシを止めてるネジがなめてる......

 なめてるということは誰かが手を入れたということ?
 ネジがないということは誰かが手を入れたということ?

 つまり、両方とも、いつか誰かが開けたということ??

  




 どうせ........... 「41」