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  CZ 3.5th Diary P.40 CZ 3.5th Diary P.42 The Index of CZ 3.5th Diary HOME
 トラブルのデパート そのいくつだ?
        
    梅雨だというのに、雨の日のトラブルが多発している。
 アイドリングが落ちるナゾ なんて実害は大してないんだが、雨の日にアクセルが戻らなくなった。

 前にも書いた症状が悪化して、開けた位置からアクセルが戻らない。オートクルーズ状態になってしまう。効果があると断定はできないが、アクセルグリップをグルグルゆすぶってやると回転が落ちる 気 がする。
 「開けた位置から」だから、スロットルバルブが降りていないに違いない。
 普通ならワイヤの問題だよな。
 一度、アクセルワイヤがオイルポンプとキャブへ分岐するボックスを開けて3本に給油したんだが、次の雨でまた症状が出た。
 ボックス内にグリスを塗ったのが原因ではないかという説がある。
 雨で症状が出るということは水が侵入する部分。雨が上がっても、症状が出ているときに乗っていると15分ほどで症状が消える。熱で水分が飛ぶと症状がなくなるのか。
 濡れて、ワイヤの動きを渋くするものって何だ???? ヘタに塗ったグリスが水を吸うという説も...... 油が水を吸う?

 一応、ボックス内で3本のワイヤを連結するプラスチックブロックの動きが疑われる。
 症状が悪化したので、もう一度開けてグリスを洗浄し、シリコンオイルを噴きなおしてみた。
    ついでに、また3日前からスピードメータが止まってるという些細な問題も対策する。
 どうせまた、メータギアがいかれたんだが、一応アクセルの件があるので、ひさびさにハンドルカバー周りをバラして、ケーブルを確認する。OK。
 本来の目的のアクセルワイヤとグリップに給油する。

 ついでに、ワイヤをはずして、3本とも動きを見る。
 抵抗はあるが、普通の範囲内だろう。前回給油しているし、オイルが切れている感触もない。
   なんだかライナーがみょぉ~に光ってる ツルツル⇒
    オイルポンプワイヤにほんのちょっと被覆の傷がある。マフラーに接触したのか、1cm×3mm位が溶けたようにえぐれて、中のスパイラル状のガイドが見えている。一応、ここもテープで防水する。

 ワイヤとスロットルバルブの動きを確認して元に戻す。
 雨で症状が出るまで、直ったかどうかもわからない。

 スピードメータの方はホイールはずして、いつも通りに爪を立てておしまい。
 ついでに赤ランプ点きっぱなしになっていたオイルを足したが、まだぎりぎりで1リットルは入らなかった。

  




 整備データ (Apr.30,06)
  2stオイル補給  30,897.1km  前回 29,606.1km  メータ140kmくらい不動
       実質 31,037.1km??  1,430km/l??
 トラブルのデパート そのいくつだ? さらに+1
        
    ワイヤ類を点検して翌日。
 スタートしようとするとモワモワ。

 回転が上がって、発進した瞬間にストールする。
 ダマシダマシ、アクセルを開けているとトロトロと走る。
 ガス欠? ガスは入っているから、サイドのカバーをはずしてキャブへのフューエルラインを見る。
 パイプをはずすとガソリンは流れ出てくる。
 じゃぁ、なんだ?
 昨日の夜も大雨だった。なにかが湿ってこうなったのならとエンジンが暖まってくるのを待つ。トロトロと10分走っても、20分走ってもよくならない。
 何だ????

 平地で、3,800rpmで32km/hというのがベストバランスでそれをキープすると走り続ける。ちょっとした登りでも失速しそうになる。陸橋は登れない。
 すでに、1時間分くらい(普通は20分とかからない距離)を自転車に抜かれながら、ダマシダマシ走ってきてしまった。このまま、また同じ時間をかけて帰るのか?.....
 3,800rpmをはずすようなアクセルコントロールをすると開けても戻してもストールする。
 それで走り続けるアタシってアクセルワークウマイ? ウマクてもうれしくなんかない!!

 ゲンツキの法定速度で走って何が悪い。と、開き直ってみても、トロトロ走り続ける間、つまらないことを考える時間はたぁ~っぷりある。 3,800rpmで金縛りにする要素ってなんだ?

 CDI??

 帰って、早速、CDIを交換してみる。変わらない。
 もっとも、予備のCDIは動作未確認品だから、同じように壊れている可能性もなくはない。

 CDI以外も換えてみる。
 イグニッションコイル。変化なし。
 プラグ。変化なし。 プラグは白っぽいか?

 電装系を換えてダメだからキャブをはずしてみる。昨日やった手順を反芻しながら、再チェックして組み戻す。 ダメ。 同じ症状............

 後は何?????

 おかしいとわかって最初に疑ったのはガス欠だった。 ガスはある。フューエルパイプにガスは流れていたが、ガス欠と似た症状を生み出すならフューエルコック? フロートバルブ?

 フロートバルブは手がかかるので、まずコックを疑う。
 コックへの負圧供給パイプ。インシュレータからの接続も、外観に異常なし。差込みを手で確かめても緩みはみられない。
 とするとキャブか?

 いや、もうひとつ..........

 オートチョークへ行っているパイプをはずし、金魚ワンウェイバルブを逆さ(つまり、負圧で弁が閉じてふさがるだけの向き)に着けてみる。これで、「栓」と同じ働きをしてくれるはず。

 直った..................................

 けぇ~~~~っっっっきょく、そゆこと?!!!!!!!

 オートチョークのダイアフラムでも逝ったか? ともかく、オートチョークが負圧を逃がしているので、負圧コックに3,800rpm分のガスしか出させない程度の負圧しかかからなかった、ということらしい。

 疲れた..................................
 とりあえず、金魚バルブを逆向きのまま固定して、負圧通路を塞いで解消。イコール、チョークは常時オン........

 前回の「けぇ~っっっきょく、そゆこと?!」を見て、角田さんが「キャブ換えたら? 妙なストック持ってるんでしょ?」と言っていた。
 基本的に、トレーシーはノーマルで乗りたいと思いながら、すでに、キャブだけは何とかする気になっていたんだが、これでトドメだな..........

 今すぐどうにかできるわけではないけど、なにか考えないと。


     ......なことやってると、翌日走行中にかぶりはじめて、変だと思ってる間に止まった。
 またかよう。今度は何?? と思っていると、イグニッションコイルのリードがはずれていた。
    よかったというのか.............................


  

 だからどうしましょ??........... 「42」