CZ 3.5th Diary P.37 CZ 3.5th Diary P.39 The Index of CZ 3.5th Diary HOME
 その他
        
    休日というのに9時前に起きて片づけを始めた。一段落したところで時計を見るとまだ12時前。雨の予報でまだ降り出していないが、薄暗い空で時間感覚が狂っている。

 ひまになったので、余った部品の点検を始める。

    ・おまけクラッチ
 本家ボロエンジンを買った本来の目的はクラッチだった。
 安かったのでクラッチだけ生きてればそれでいい、と
 で、本体を使う騒ぎになって、分解したままだったクラッチのパーツをチェック。
     フリクションプレートの厚さは3枚とも4.3mm。使用限度 4.2mm/標準値 4.5mmだから戦利品としてはまぁまぁか。
 フリクションプレートが4.3で揃っているのは一度全取っ替えして、順調に減ったということか。
 クラッチプレートはフリクションプレートが0.2減る間に減るはずはないから、古い1.9を残して、1枚2.6の新品を入れたんだろう。
 ウェイトローラはもちろん10個入っている。


フリクションプレート14.3mm
クラッチプレート12.6mm
フリクションプレート24.3mm
クラッチプレート21.9mm
フリクションプレート34.3mm
    ・ブレーキシュー
     なんだかんだと、中古のシューを捨てきれずに持っている。
 とりあえず、まだ使えそうな在庫は3セット。
 で、全部違うので並べてみた。
 写真左が「YAMAHA150」と刻印のあるもの。普通はこれが出てくる?
 右がメーカロゴがなく音叉マークの刻印があるもの。新しめ?
 上が「VESRAH」のロゴ付きの社外品。VESRAHと音叉マークはリブの入り方も含めて全く一緒。OEMか? 同じスプリングが使えるところがメリット。左の「YAMAHA150」はスプリングの取付穴が違うからスプリングはこれ用のもが必要。
 VESRAHを買ってきてスプリングがなくて着かなかったのはいつだったか。おかげで、新品もまだそのまま、4セット目としてある。スプリングも揃った。
   
・イグニッションコイル
 いつからか、イグニッションコイルが転がっている。
 キャップも錆びていて、コードがどこまで使えるのかあてにならないので放りっぱなしだったんだが、手元に残っていたシリコンコードを並べてみると使えそう。
 使えなくてもともとという感覚でコードを変えてみようか......
     FZのコイルでやった通りに古いコードを引き抜く.......
 とれた.......  が!!!!
 抜けたコードを見ると先端がハンダ着け!!
 つないでいた先とぶち切れて出てきたらしい!!

 これじゃ、再生できない。欠品パーツをまた1個、意味もなく壊したか......

 しかし、モールドの中身がハンダ付けだなんてどういう作り方をしてるんだ?
     と、しばらく眺め回して...... 削ってみることにした.......

 上から削っていくとなかなか空洞が出てこない。上端は単なる空洞でなにもない。
 真ん中あたりにフラックス?で充填された空洞が現れた。フラックスを露出させて引っ掻くと結構固い。ハンダゴテで加熱しながらえぐるとボロボロと崩れてくる。
 しかし、なかなかつなぐ相手と思われる導線が出てこない。
 え? これか? 見逃しそうに細い線がある。ひょっとしてコイルの巻き線そのものか?
 他にない。この線もぶち切ったせいか、あまり長くないようだ。
     コードを挿してそれらしいあたりにハンダの山を作って導線を包み込むようにしてみる。
 これでつながるのか?...... こんな細い線の先に高効率ケーブルをつないで効果はあるのか? ....... 純正と何か違うのか?

 雨
        
    まだ梅雨でもないが、雨が多くなってきた。

 出先で雨中に2時間ほど停車して、帰ろうとしたら、なにかおかしい。
 気がつくと、エンブレが効いてない。というか、アクセルオフで回転数が落ちないらしい。ブレーキで押さえると落ちていく。アイドルでは普段の「異常」(停止直後アイドルが高いとか、雨だとアイドルが下がるとか.....)と変わらない.......

 この症状は翌朝まで雨が続いた中で、雨が上がってしばらくするまで続いた。晴れるといつのまにか直る。で、翌日の雨で再発したようだ.............

 雨の異常は古さからくる雨漏りみたいなものか......
 が、雨の路上でリアが流れるようになってきた。これはタイヤの摩耗だろう。
 前回替えたのは3月? 1,700km、2ヶ月足らずでウェット性能は落ちた?!......  
    またまた小雨の中、通勤途中、15号線新橋交差点で30,000kmを迎えた。


 ということで、それから10日も経ったのかな。梅雨でもあるまいに雨が多い。
 で、晴れていてもアイドリングが下がっている。今は、1,300くらい?
 で、雨が降ると、なおアイドリングが下がる。
 そして、わずかだがアクセル戻らない傾向は消えていないようだ。これも雨のときに起きる現象。

 それにしても、スクータでフルカバードのくせに、雨にこれだけ影響されるのは、やはり雨漏りしてるということか??
    
 シーン
        
    キュルキュルキュル  キュルキュ........


 出先で帰ろうとしてセルを回すと2度ほど回ってから、なにも音がしなくなった。
 ライトは点く。耳を澄ますとスタータリレーの音はする。

 しばらく待っても回復しない。カバーを開けスタータモータのリードを直結しても反応がない......

 .....どうする?..... スタータ交換か? モーターを取りに帰っても道端で交換はできないぞ......

 ..... ここからバイクで帰れば10分。 歩いて帰ると1時間ちょい..... 押して帰ると..... 上り坂ばかりだ......

 だからぁ、なんで押しがけもできないスクータにキックがないんだ?!......

  


 またやられてしまいました........... 「39」