CZ 3rd Diary Part29 CZ 3rd Diary Part31 The Index of CZ 3rd Diary HOME
 パイプ交換
     
    平日夜、鼻で笑ったバイク屋にトレーシーで乗り付けると、戸口を入るとすぐ部品を差し出された。まぁ、記憶には残るよな。
    週末に交換する。
 パイプをはずして新旧を比べてみると長さが全然違う。着いていたのは43cmほど。新しいのは70cm強。汎用品か?
 古い方ではポンプ側から5cmのところにストッパー?のゴムが着いている。抜いて移植しようとすると、溶着されているようだ。
 無理矢理抜いて、一応はめておく。
 オイルポンプに挿してエンジンをかけてみる。
 オイルが出てくるかどうか確認のつもりで10分弱アイドリングしてみる。
 が、なにも出てこない。
    1,500kmで1リッター使うとすると、1.5kmで1cc。
 70cmのパイプの先から出てくるのは.....
 ダメだ。10分を10km走行とみなしても0.6cc。
 吐出量調整カムをいじったりしてみたが、10分間、カムを押さえ続けて10cmも出てくるかこないか。
 中の見えないパイプじゃ先まで出てくるのに1時間?
 しょうがないから、来週末にでも確認しよう。
 オイルがエンジンに届くまでにまだ大分ありそうなので、またガソリンにオイルを足しておく。
    で、インシュレータにオイルパイプを挿そうとするとなかなか入らない。
 よくみると、ホースの切れ端とホースクランプが残っていた。
 狭いところでよく見えない。インシュレータをはずせばいいんだが、とりあえず、クランクケース用のエアフィルタボックスをはずして多少の作業空間を確保。古いかすをむしりとって、新しいパイプを差し込んで終了。
    ところで、70cmあったホースの品番は90445−05MD7。
 PLを見て頼んだはずのホースの品番は90445−05791。
 欠品で、同じ太さの汎用品しかなくなっているということか。


   ツルツル
     
    最近、雨が多くなってきた。
 春が近いということか。

 雨の中でリアが滑る。轍の拾い方も気に入らない。リアブレーキは全く効かないのに、それでもリアをかけないと止まらない。
 フロントだけでフルブレーキできないのはなにが悪いのか??

 ともかく、効かないリアブレーキは調整範囲を超えているのでシューを交換しなければ。
 チャンバーからはずさなければいけないので、かなり前から先延ばしにしていた作業を始める。
    と、バラし始めてリアを見るとタイヤがツルツル。
 リアの感触が悪い原因はこれか?
    すでに、惜しいとかいう状態ではなくボーズ。このタイヤってセンターに溝はなかったのかとフロントと見比べるほど減っている。
 しかし、見事にセンターしか使っていない。ひげもたくさん残ったまま。まぁ、ヒゲをなくせるだけのバンク角はないのだが。
 リアをはずしたついでにさっさとタイヤを買いに行く。

 珍しく、FZに、はずしたホイールを積んで環七を走る。
 う〜む。CZとは違う。当たり前だが、低速のトルクが楽勝で勝っている。気持ちいい。
 ? 4,000から回らない。まぁ、いいけど、それでも、100まではCZに楽勝だろう。
    なんだか、大渋滞の環七。しばらくするとファンが回り出す。おぉ。ファンは生きているのね。? 水温計が動いてない。あぁ〜あ....

 4,000以上は使えないのにBMの2シーターと遊んでみたりする。都内だから4ツ輪相手に100もいらない。
 往きは40分。タイヤ交換5分。帰りは20分で帰り着く。

 さて、問題のブレーキシューは。

 なんだかツルツル。偏摩耗? いつからあるのかわからないが、ツルツルのところに対して、ざらざらのところが端にある。いずれにしても効きそうもない。
    ワイヤーの調整ネジは最後まで締めても甘い状態だったのが、シューをこれまたありあわせの使いかけと交換して調整するとまだ増し締めできる範囲で落ち着いた。

 バイクをかたづけて古いシューを点検すると、ライナーの部分は2.0〜2.6mmくらい残っている。手持ちのものは中古でも3.0くらいあるから結構減っているのだろう。
 しかし、ライナーだけならまだ0.5mmの差しかないが、シュー自体を並べてみると、半径で約1mmの差がある。純正でもベスラでもときどき形状変更があるようで、ベースの部分のデザインが数種類ある。
 いまさら言うことでもないけど、寿命でしょう。

 で、これ前回はいつ換えたのか調べたみた。?? 前回の記述があるのは去年の4月? 18900kmくらい? しかも、その後、溶接波打ちホイールを捨てたときも、シューはそのまま使ってる?? 中古に換えてから約1万キロォ??
 部分的に斜めの削れがあるのはそのせいか?? この前、リアホイールをはずしたときの写真にも、今より大きく偏摩耗したシューが写っているぞ。波打ったシューがここまで平らになったのか?! いやぁ、よく使ったものだ.......

  
 整備データ (Mar.04,06)
  リアタイヤ交換 Polso 3.50-10 28,335.5km 前回 20,295.7km 8,039.8km/1本
  リアブレーキシュー交換(中古) 前回 ??? 前回もなにやらありあわせ??
  

 最近、アンダーが出る気がしていたのだが、リアタイヤのせいなら、これで落ち着くかな? 落ち着くといいな。

   やっぱり
     
    シューを換えたら、フルブレーキできるようになった。
 フロントの制動にリアで姿勢制御できるようになったというか。
 やっぱりバイクは前後のバランスですねぇ。

 コーナリングのアンダーも消えた。
 それだけリアに頼ってコーナリングしているということか? トレーシーはリアタイヤが先になくなるというのはパワーのせいだけではあるまい。他のスクータはどうなんだろう?

 ........ 周りに聞いてみた。
 やっぱり、他はスクータでも前から減るのが普通のようだ。
 ただ、バイクは前後でタイヤサイズが違うし、前のコンパウンドの方がやわらかいという説も。負荷の大きい後は太いので、ブレーキングの仕方次第で前からなくなるのだろう。理論的には荷重の大きい方から減るというのが正解らしい。

 で、トレーシーは。タイヤを替えてみて思うのは、リアブレーキがサポートしないと前だけでは止まれない。リアステアしないと曲がらない。その原因が、そもそも後が重いからか? 前にはラジエータがあるんだが、物理的に重くなくとも、加速時にフロントが浮き気味になるからアクセル開けていれば動的に後が重くなるかも。

 8,000kmならボーズになっても文句言う距離ではないが、トレーシーってやっぱり変?




  



 タッタッタッタッタッタッタ........... 「31」