CZ 3rd Diary Part28 CZ 3rd Diary Part30 The Index of CZ 3rd Diary HOME
 直った
     
    時間を置いて翌々日、おそるおそるBVSバルブにホースをつなぐ。
 内径5mmのパイプをチェックシートバルブに挿したらスカスカだった。4mm径のパイプに換えると、BVS側が固め。こわごわ力を込めて挿したが、プラリペアによる補修は耐えたようだった。
 すべての配管を終えて始動.........

 ちゃんとチョークがかかってる。
 発進。なぜかわからないが、直結より低速トルクが感じられる。
 太目のベルトを入れて低速トルクがおちていた状態で比べて、違いが感じられる。
 3,000以下でのもたつきが、まだあるものの、その谷を越えるまでのストレスが軽い。
 理由は不明。なにか大事な問題か??

 チョークの解除もOK。
 純正ベルトに戻して、翌朝の通勤では、ここ1週間ほど30分かかっていた時間が25分に戻った。やはり、どこかの信号に余計に引っかかっていたらしい。

    現在の減速比?
     103km/h:8,300(80.6),30km/h:3,900(130.0),40km/h:4,100(102.5)
    

   またやってしまいました
     
    ここ数日のチョーク騒ぎの間、アイドリング中のエンジン音が単気筒らしくなっている気がした。
 単気筒なんだからあたりまえだが、1発々々の振動が」なんとなく前より大きい。今まで、感じなかった単気筒らしさを感じるというか.......

 で、チョークも一段落した頃、その振動がますます大きくなっている気がする。
 クランクケース周りの音も増えた?
 週末に開けてみる.............

 別に異常はない。
 プライマリシープをはずしてWRを見る。WRはどうしても偏磨耗するようだ。装着状態でうっすらと粉が出ている。対策もなくグリスアップして戻す。
 何も見つからないのでフィックスドシープもはずしてクランクシャフトを見る。
    シャフトにガタはない。
 またリアのミッション周りだったらイヤだなぁ............
 フィックスドプライマリシープ(内側)には外側と同じような位置に偏磨耗の色はあるものの外側で気になった段差は感じられない。

クラッチハウジングまではずしてグリスアップ クラッチを見ていると、ボス周りに歪みが。
 ナットをはずした痕跡だろう。周り止めの爪とその周辺をこじった後がある。またバイク屋がなにか点検or交換したのだろうか。
    機能に支障があるようでもないからなにもしない。

 なにも発見しないままケースを閉じる..........
 と、閉じようとして、いつも邪魔になるパイプをいじっていて気がついた。オイルポンプからキャブへ延びているオイルパイプが1ヶ所つぶれている。ボルトで挟んでしまっていたのだろう。

 オイルポンプ周りを見るとにじんでいる。
 これか?
 オイルが回っていないから、エンジンの回転に渋さが出ていたのか?

 って、結構重大なミス?

 2stオイルは最近、赤ランプがついたところ。減っているということはつぶれたホースでも少量は送られていたのか?それとも全て下ににじんだだけか?
    ポンプは回転に応じて定量を送っているはずだから、ホースから流れなくなっても、漏れる先があればオイルは減っていく。オイルが減っているからと、エンジンに届いていた保証はない。
 せめて、少しでも届いていてくれれば。というのは、どうせならダメージが少なくあって欲しいというだけのこと..........

 とにかく直さないと。手持ちのホースを使おうかと思ったが、純正は細い。経路をトレースするには手持ちのものは外形が太い。純正品を注文しに行く。
    バイク屋に駆け込む。と、いつもは行かない店先で振り返るとトレーシーが倒れている。

 風が強いからあおられたか、通行人がぶつかったか、スタンドの出し方が甘かったか。全部かもしれないがともかく倒れて、ステップが割れた。
 泣きっ面に蜂..........

 注文したパイプは「147円」と店員が鼻で笑っていた。(感じ悪い)

    翌日、昨日出かける前に洗浄しておいたオイルポンプ周りを見ると、にじみはポンプより上のホースからオイルが伝わってきてできたように見える。
 エンジンにはオイルは回っていたのか否か。 ..........まぁ、それは繰言。

 例のごとく曲がったミラーを直す。
 割れたステップを拾ってきた破片とあわせて補修する。
 見ると、前からあった内部のヒビまで外側の割れが伝わってしまっている。こっちもさっさと直しておけばよかった。
 ともかく、さっそくプラリペアの出番だ。
 が、やはり作業性がよくないなぁ。
 普通、これだけやりにくいと、「××があれば」「○○を使おう」とかもっといい道具を思いつくものなんだが、液体のごとくさらさらとしたパウダーと液体を混ぜ合わせてから5分以内に塗るという道具には、付属のスポイトと注射器という組み合わせ以外によさそうなものも思いつかない。
 パウダーは風で飛んでいく。液体はとても室内で使えないほど臭い。
 とくに、混ぜ合わせてからも粘着性が出ないため、接着剤というよりは充填剤の感覚で使わないといけない。黄な粉を爪楊枝で塗りたくっているような感じ。垂直面への塗布はとっても難しい。

 補修はしたが欠けてなくなった部分が悲しい。

 ちなみに、部品が来るまでは混合仕様にして動かしている。
 いまのところ、混合仕様で「単気筒」音も振動も普段なみに戻った気がする。これで後遺症もなく、オイルが回れば元通り、ならいいのだが。
 しかし、シャリシャリいうメカノイズはどこから来てるんだろう? また別の問題か??

  
 整備データ (Jan.09,06)
  2stオイル補給 0.8L? 27,623.1km 前回 26,244.9km  
    800cc強?タンクに注入 残量を2回に分けてガソリンに混入
  



 まだあるのか?........... 「30」