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 ツーリング
 10月も終わりだ。ツーリングならそろそろ最後か?
 なんだか忙しくてまともに走っていないので、周りを巻き込んでツーリング企画を立てた(立てさせた?)。
 中距離の温泉。みんなが行けそうなところ。そそくさと企画を立てて、小寺さんの顔の利く宿を取ってもらった。
 と、当日は雨。トレーシーミーティングはいつも雨。無理言って宿取ってるので行かないわけにもいかない。所用があって、家を出たのがちょうど12時。暖機して走り出す。
 長瀞まで行くのに高速は使えないから254をひたすら行くことにする。雨の土曜。環七はとんでもなく混んでる。うちから川越街道に入るまで20km、40分。いつもの倍か?
 先が思いやられる。
 ひたすら走って、16号を越えたのが14時前。旧道?から16号をまっすぐ越えたら254じゃなくなっちゃった。コンビニでホットコーヒーを買って休憩。地図を見ると254は16号と一度混ざってクランクに曲がってるらしい。
 戻るか? まぁ北に行けばぶつかるだろう、と走り出す。
 いつものことで、これが間違い。川越の市内をぐにぐに曲がってもなかなか市街を抜けない。やっとぶつかったが休憩とあわせれば40分以上のロスか?
 途中、雨の渋滞につかまっていたら歩道を走って抜いていくピンクナンバーカブがいた。作法を知らないやつは嫌いだ。抜き返したが、結構速い。雨も降ってるし、向こうが曲がるまでちぎれなかった。
 バイパスで走りやすく、速度も上がったが、やはり雨速度。信号につかまった後、発進するとき停止線でリアがすべる。ダダぶり。
 目的地近くなって、どこかに誰かいないかと思っているところに宿の看板発見。
 ともかく、カッパを脱ぎたいからロビーに駆け込む。
 駐車場にトレーシーは他にない。まだ、誰も来てないのか?15時20分。
 幹事に電話してみると、藤田さんがすでに部屋にいるはずだという。部屋に上がって濡れた服を脱ぐ。藤田さんはクルマだってさ。クルマで来ていた藤田さんが風呂入れば?という。寒いし湿っぽいから風呂に入る。
 珍しく長湯して身体を温めて、クルマで来た藤田さんと幹事の到着を待つ。牟田さんと大戸さんは、ここから近い幹事宅に寄ってクルマで来た。
 八田さんは日帰りとのことで、やっと6人そろったのにトレーシーはまだ2台。ビールが入って寝る。
 しばらく意識のない間に全員集まったらしい。トレーシーは5台?
 翌朝、夜の間に八田さんが帰っているのでトレーシーは4台に減っている。雨が上がったので、幹事宅に置いてあったトレーシーを迎えに行ってトレーシーが7台になった。
 さてどこ行こうか。
 雨は上がってるが、走りに行くという感じでもない。とりあえずということでカフェロマンへ行ってお茶でも飲むか。
 カフェロマン到着。
 開いてない。

 どうしよう?
 近くの山に公園があるらしい。そこへ走りに行くか? と、出発しようとしたところへ、店を昼から開けるつもりでマスターが来た。ぎりぎりセーフ。というか、おかげでまったりとお茶タイムの始まり。
 整理した古本から84年のMr.Bikeを見つけてトレーシーの乗っている号を引っ張り出す。
 しばらくして時間がもったいなくなったので、角田さんに譲ってもらった例のナットを交換しようかということになった。
 開けても交換するナットがなかったので、まだなにもしてなかった。バイク屋でベアリング交換してからはじめて開ける。
 はずしたナットは、聞いていた通りにひどい。予想以上だ。
 さっさと交換しようとしたら、もらったナットが入らない。
 シャフト側のネジ山が痛んでいる。タップでも当てないとダメか? と困っているとシャフトゆがんでない?と牟田さんが指摘する。
 ううぅぅぅむ。いまさらどうでもいいが、ここではなす術もない。

 そこへ、ぬっとシャフトが出てくる?! 「いくらで買う?」と藤田さんがうれしそうに立ってる。
 え? なんでそんなもん持ってるの? あるのはうれしいがおいくら? 必要だけどぉ、ここで換えるの??

 しょうがない。またいろいろ開けて交換するなら、今やった方が帰り道も安心。幸いここはバイク屋さん。
 やると決めたら、さっさと。
 ミッションをあける。そのためにクラッチをはずす、そのためにプライマリプーリーをはずす、そのためにオイルを抜く.......。
 ドライブシャフトを引っこ抜く。中古のシャフトを挿す。ミッションを組みなおしてミッションの蓋を閉める。プライマリプーリーを組んで.......
 プライマリのセンターナットの回り止めワッシャの歯が曲がってる。そのままじゃ入らない。ハンマーで叩いて入るようにはなったが、回り止めの機能は怪しい。
 このワッシャも、下手するとダメになったナットもバイク屋がインパクトで力任せに回した結果??
 ともかく組む。少量のギアオイルをマスターから買う。
 うむ。何とか直った........。ここまで、開けはじめてから2時間。
 最後に、最近アイドリングの落ちが悪くなっていたのでエアスクリューを1/4回転閉めこんでみた。

 昨日より暖かい、焦って作業していて、汗ばんでいた身体を店内で冷ます。
 まもなくして出発。と、思ったら昼ご飯だって。

 結局、3時半長瀞を離れる。

 天気も気になったが、渋滞もイヤで名栗越えをすることにする。
 直進する角田さんとは299が左折するところで分かれて、正丸トンネル横から名栗へ。
 角田さんと一緒のときからそうだが、角田号、楠田号、牟田号、大戸号、みんなエンジンになにかしていて、僕が最低馬力?

 上りの峠に入って、150の楠田さんを先に出す。
 後ろをついていこうとするが、コーナ立ち上がりで4000rpm以下に落ちているとタコが一息つく間に離される。直線でも離される。ギリギリで視界の外に出さないように頑張る。
 下りに転じるころ前の車に追いつく。何台かつまってる。長いこと後ろについていたが、すれ違いで反対車線に道を譲っている場所でクルマをパス。楠田さんの前に出ちゃった。
 車列の先頭はゴールドウィングを従えたスクータ3台組だったのでついでにパス。
したら、誰もついてこない。しばらく独走して分岐のあるところで待っていると、トイレ休憩していたらしい3台が追いついてきた。

 一服して走り出す。しばらくして、休憩中に通り過ぎた族予備軍みたいな集団に追いつく。
 あぁぁあ。楠田さんってばその間を割り込んで先に行っちゃう。

 125のスクータで400?以上?タンデムとはいえ族のバイクに割って入って、ちぎりにかかる?

 無謀なんだからぁ。

 いきのいいのが追ってきたみたいだけど関係なし。後ろの2台もついてきた。
 見たことない同じスクータ4台組に抜かれるのってどういう感じだろ??

 市街に入ってストップアンドゴーが増えたが、停止時、アイドリングはすぐに一定回転まで落ちる。アイドリングが1200rpm弱に落ちているから調整の必要はあるが、スクリューの調整は効果があったらしい。
 青梅街道を越えて奥多摩街道へ。五日市街道、16号、20号で一人ずつ離脱して、後は大渋滞の20号を自宅へ。

 一人になってペースが落ちかけているところへ、センター越えて反対車線走って渋滞の前に出るV-Maxに追いつく。
 下品なことしおって。
 車線の内側から追い上げる。が、前に出ても右側通行で信号まで来るからちぎれない。下手するとかなり先行される。目の前にはビュエルもでてきた。
 邪魔! 発進でトレーシーに先行されるV-Maxもビュエルも帰って寝てろ。
 テメェらそんな下品なことしないとついてこられないんだろうがぁ。それってテクニックとか思ってる??
 いいかげん不愉快なところで下高井戸の高速S字。V-MaxとBuellとR1100? ごぼう抜きして環七へ。
 V-Maxはまだついてきたが、そのまま振り切った。日野橋から渋滞の中を1時間で帰宅いたしました。

 2日間の走行 226.9km ガソリン 6+5.7リッター。
 




 うぐ!!............ 「14」