CZ 3rd Diary Part08 CZ 3rd Diary Part10 The Index of CZ 3rd Diary HOME
 その後のその後
 休みがあって、Tracyを4日ほど放置した。
 動かそうと思ってセルを回す。かからない。キュルキュルッと回して止める。そんなことを4〜5度も繰り返してかからない。
 放置したのでキャブのフロートの油面が落ちてるのか? 負圧バルブからガスがくるころまで待って再挑戦。またまたセルを4〜5度も回してかからない。

 小休止。
 音は火が点いていない。ガスはそろそろいってないとおかしい。

 あ。チョークを殺しっぱなしにしてるか?

 キャブのチョークプランジャへのパイプを開放して、再挑戦。
 かかった。

 と、いうことは.............
 止める前に、温間時の不調は出ていた。そのとき、チョークが切れていたことは確からしい。アナログ変化かもしれないところが不安だが........

 と、いうことは.............
 今出てる、温間時不調はチョークのせいではない?.............
 困った.............


 その後のしのごの
 4,500rpmくらいでもたつき、ゆっくり「いち、に」と数えている間があって6,000に飛び込む。
 ふと気がつくと、この現象、発進時からアクセル全開の時に出て、ゆっくり発進するときはあまり感じない。ゆっくり発進するときは、もたつきなんて気にしないからかもしれないが、全開でもたつくのを確認してから、次の発進でアクセルを抑え気味にするとすこしマシな気がする。チョークオフでかぶってるのか?
 この現象はここ数日でひどくなってきている。
 たぶん、同じような現象を感じ始めたのは4月。

 ここ数日の気温は40度近く。
 濃すぎる??

 困ったときの角頼み。
 相談すると、僕が以前やったようなニードルクリップ位置調整よりは、エアクリーナボックスの改造を勧められた。
 ニードルは欲しいところの空燃比調整にぴったりこないので、何人かの人がエアクリーナボックスを加工しているという。
 ただし、吸入気の流速を落とさないためと防塵を兼ねて17mm径くらいの曲がったパイプ(エルボ)を使っているという。

 なぜか、エアクリーナボックスのスペアがあるので、元に戻せるならやってみようということになった。
 エアクリーナボックスなんて、とっておいても誰も欲しがらないだろうと思っていたのに、自分が使うとは.............

 エルボを物色しにDIYへ行く。水道用かな? 樹脂製で内径13mmと16mmの規格がある。が、パイプの肉厚が結構ある。真鍮製とかないのかな? とりあえず見あたらない。17mmくらいというのが外形か内径かわからない。話の流れからは、たぶん内径だったと思う。が、水道用だとごついのでエアクリーナ側にとりつけるスペースがあるかどうかわからない。とりあえず穴だけ開けることにして帰ってきた。

 うちへ帰ってきて、穴を開ける位置を考えていると、FZのサイレンサステー用に加工したパイプが出てきた。外形は15mm? 16mmくらいの穴ということだから、このパイプが入る穴を開けて突っ込んでしまえば、大きくする分には修正が効く。ダメなら、塞ぐ。
 穴の内径は10mmだから、期待よりは相当に細いが、ま、試し。

 夜中にさっさと加工して着けてみる。
 その場で乗ってみたが、エンジンが暖まらないと意味がないから、効果はわからない。


 翌朝。
 運良く、ここ数日に比べて涼しい。差がわからんじゃないか..........
 イコールコンディションではないが、発進でもたつく。この程度はTracyらしさか?? 昨日よりはよほどマシ。意識してアクセル全開固定してみるがなんとか走る。
 気温の差のせいでないといいんだけど。
 10mmの穴でこんなに効果あるのか?


 西東京オフ Jul.25,04
 Moon!さんのBBSで新顔の人が何人か不調を訴えていた。
 「眠れる姫」症候群で不調箇所はだいたい想像がつく。ただ、確認するには実車を触らないと.....
 頃合いもいいし、みんなで集まろうかということになった。
 自分でも、なんとか直して乗っているうちに、今の状態が標準といえるかどうかわからなくなってくる。暑い最中、7台のトレーシー(8人)が朝から集まって昼過ぎまで、他の車体の調子を見せてもらったり、不調箇所の診断をしたりして過ごした。
 うちのは10mmの風穴で調子がよくなったと思っていたが、穴の大きさはこれでいいのか? 他の人が加工しているのを見ると内径18mmの穴が2つも開いている。さすがにノーマルセッティングでは片方を塞いでいるというが。このエアクリーナのふたを借りて試走してみた。
 やっぱり、10mmでなんとかなったと思っていた穴は18mmの方が調子がいい。塞いでいるもう一つの穴を開いてみると、やはり18mm×2ではやりすぎのような感じだ。帰ったら穴径を拡大しよう。

暑い中、木陰とはいえ物好きにもバイクの解体をはじめる人たち

上中:なぜかフロアボードまではずす人も
下左:他人事と見ていた人も↓
下中:なにやらはじめた↓
下右:で、どうなったのか?
  (詳細は書けない....)

 燃費
 西東京オフの翌々日? ガソリンを入れた。
 ? 燃費がリッター20を超えている。やっぱり長距離(??100kmくらい)走ると燃費が伸びるのか。

 エアクリーナボックスの穴は延び々々で、翌週の週末にあけた。
 ところが、せっかく譲ってもらったエルボを会社に置いてきた。
 また延ばすよりはと、また同じパイプを突っ込んでみる。ただし、前回はプラスチックパイプだったのを同じ外形のアルミパイプに換えた。これで内径は2mm程度大きくなって、13mm。
 穴をひとつ増やして13mm×2。内径18mmが期待値だとすれば、18/2の2乗対13/2の2乗×2で、81:84.5だから似たようなものか?
 ついでに、戻してあったクラッチもウェイトを2個抜いてみる。
 ウェイト2個抜きの効果は、ミートタイミングが3800rpmくらいになって、エンジン音がうるさい。あまり好みではないが、加速はよくなった?
 しかし、40km/hを割ったところからの再加速は、回転数が4000rpm前後になりもたつく。ちょっと不満。

 そんな感じで走っていたら、いつもの街乗りで燃費が21.99kmになった。
 加速が悪いところでアクセル開けていたのが、1割近いガソリンを無駄にしていたということか? この値は、今までのトレーシーの中で最高といえるはず。






 お暑うございます......... 「10」