CZ 3rd Diary Part06 CZ 3rd Diary Part08 The Index of CZ 3rd Diary HOME
 今度はなんだ?
 チョークを直結してみたがまだおかしい。
 温まってくると症状は重くなる。
 エンジン温で変化があるということはやはりチョーク系か?

 ほとんどないと思うが、ピックアップベースの取付位置を確認する。ネジ止め位置によって、1度程度は点火時期が狂うかもしれない。
 ノーマルよりは長穴加工してあると聞いていたが、ネジを緩めてずらしてみるとたいして動かない。念のため端までひねって締め付けてみる。
 で、エンジンをかけてみると......
 あや? ......妙な音。クラッチ回りからの気がするので開けてみようと思ったが、途中までやって原因が見つからないので、翌日回し、寝る。

 人に聞いてみると、ピックアップは3度くらいずれないとわかるほどの違いにはならないという。心配点、ひとつクリア?
 音は、ナットの緩みだった。締め込んだところで、通常のチョーク系にワンウェイバルブを追加してみる。エンジン始動でアイドリング2000rpm強。暖機していると3分ほどで回転数は落ちて1000rpm程度まで落ちた。
 見た目のチョーク動作としては正常。
 走ってみる。
 おっと... フロント上げそうになる。久しぶりで乗車姿勢がずれてる?
 冷えている状態としてはまずまず。
 近所をうろうろして5分ほど走り回る。坂道もとくに問題ないか。
 水温計がすこし上がったところで、発進をチェックしてみる。
 まぁ、スクータならこのくらい?   FZとは違うけど.......
 さっき、フロントを上げかけたのもそうだけど、レーシー?
 やっぱり、フリクションプレートは新品3枚にしてみる価値があるかも。

 ということで、不調、3重苦ということで泥沼化したトラブルは収まった......のか?

 週末は、チョーク系見直しと、またまたクラッチ交換か...........


 部品取り??
 チャージコイルがない。ということで、また物欲を輝かせていると、手頃な部品取りが見つかった。

 売り手と交渉がまとまり引き取りに行く。

 .............動くじゃん。
 走行9500km。また、自分がトドメ刺したくない病になって、ステータを貸してくれた角田さんにステータと交換で移管してしまった。
 ゴメンナサイして手元に残したのは、シートとフォーク。
 ステータはこれについていたものもテストして問題なさそうだったが、角田さんの動作確認済みの方を譲ってもらった。

 フォークは今使っているものがオイルを噴いているのを数週間前に見つけたばかりだったのでスペアとして引き取ることにした。シートは色が違うのだが、穴あきよりはいいに決まってる。

 フォークはインナーに錆があって本来なら交換ものなんだがヤスリを無造作に充てて磨いてみる。.....結構深い。
 めげもせずに2000番の紙ヤスリを買ってくる。
 数日後、でべガレへ手伝いに行って、ついでにフォークを分解する。
 インナーのでこぼこはまだ消えていないので、手近にあった600番で、あらかた磨いてしまう。
 表面は光ってきたし、このままでいいや。なげやり。

 トップキャップをはずしてスプリングを抜く。
 自由長を測ってみると、規定値274.1mm 使用限度269.1mmのところ、274mmある。定規での測定だから小数点以下は無視だが、274mm超の感じである。

 ? ヘタってない?

 ともかくオイルを抜く。銀黒色のオイルが思ったよりはたくさん出てきた。
 パーツクリーナーで内部を洗浄。結構きれいになった?

 のぞいた状態は悪くない。放置期間とかあるだろうけど、スプリングの状態から見て20年使いっぱなしには見えない。これ以上の分解をさぼって、オイル交換することにする。

 規定の99ccを入れてみる。
 ? あふれた! フォークを延ばして泡を抜いてなんとか100cc入ったようだが油面が高すぎる。
 油面の規定値は184mm。オイルを捨てて185mmに合わせる。
 抜いた量からすると50cc程で規定油面か。反対側もほぼ同じ量のオイルで油面が185mmになった。

 上抜きで、分解清掃をさぼったから? 改めてポンピング後、しばらく放置しても油面が下がらないのを確認してトップキャップを閉めることにした。
 シール交換もしていないから、装着後、オイル漏れしなければそれでめでたいんだが。

整備データ
フォークスプリング 自由長 274.1mm 使用限度 269.1mm
  実測値 274mm
フォークオイル 規定量 99cc 油面高 184mm
  注入量 50cc?? 設定油面 185mm

 ・11575.6km May.08,'04 ステータ交換 純正中古
 ・11843.4km May.18,'04 2stオイル 1litter補給

 WR点検
 部品取りのウェイトローラーは偏摩耗していたらしい。
 CDI、ステータ、ウェイトローラ、クラッチあたりが他でも頻発しているトラブルなので心配になって開けてみる。

 開けてみたら意外ときれい。そういえば、復活早々開けたよな。
 ウェイトローラーは大丈夫そうだが、前回?にさしたグリスがプライマリシャフトあたりで片側に固まっている。熱くなって溶けて、冷えるときに片側によるのか? 耐熱?グリスが必要なのか?
 ウェイトローラに損傷はないが油分がないようだったので、いつか買って使わないでいたデイトナのウェイトローラグリスなるものを塗っておく。
 閉める。
 が、プライマリプーリーのロックワッシャがいつものごとく入らない。

 以前、なにも考えずに締めてワッシャのスプラインが全部死んでたことあったなぁ。なんどやっても入らない。めんどくさいからロックワッシャ抜いてしまった。
                     いいのか?          いいわけはない..........






 また?............ 「8」