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 Reboot 8 2004/05/27(Thu)
 昨日は来週付けるつもりだったサブフレームを付けることにした。
 さすがにエンジンが乗ると移動が難しい。
 エンジンだけの乗り物と言うことがよくわかる。
 フロント側の取り付けはリジットではなくラバーマウントなのでラバーマウントをみてみるとかなり硬化しているし、部分的に緩くなったりきつくなったりしている。
 かなり汚いので風呂場で洗ってやることにする。
 洗ったところでラバーマウントを差し込んで取り付ける準備をしてやる。
 エンジンの下にジャッキを噛ませてエンジンを持ち上げ、引っ張り上げていたタイダウンベルトを外してやる。
 サブフレームをあてがって取り付けた。
 上と下を規定のトルクで締め付けて、ラバーマウントを・・・・・( ゚ A ゚;)・・・
 フレームとエンジンの取り付けリブの間が1センチは離れている。
 んーーーーー
 んーーーーー
 んーーーーー
 んーーーーー
 どうすんのこれ?
 外したときはどうだっけ?
 んーーんーーー
   (゜¬、゜ )
 そんな昔のこと覚えていないよぉ
 マニュアル・マニュアル
 該当する部分にスペーサーはない
 パーツリスト
 該当する部分には何もパーツの設定はない
 何でこんなに開いているの?
 わっかんねーーーよぉ!
 カワサキの特性か?
 それとも仕様か?
 フレームを保管中に広げてしまったのかなぁ
 悩んでいると眠くなる。
 眠くなるとどうでも良くなる
 と言う普通の方程式で、どうでも良くなったのでそのまま締め込むことにする。
 その前にメインフレーム側リヤの貫通ボルトを緩めてエンジンをフリーにしておく。
 フロント側のラバーマウントから締め込んでやる。
 へーー、ラバーマウントの押さえが全部金属かと思ったらどんな構造かは解らないけど
 その分内側にめり込んでいって両側が均等な幅ができあがっている。
 んーーーこれで良いのかなぁ・・・・
 んーーーー
 んーーーー
 わるけりゃ走って解るよなぁ
 それにだんだんこれで良いような気もしてきたし、良いんだよ、きっと。

 と言う訳で今日は終了5/16


 Reboot 9 2004/05/27
 さて、エンジンもついたし今度はエキゾースト回りから付けるとする。
 ずいぶん前に500円で買ったD用のノーマルエキパイを磨き始める。
 クロ−ムメッキ部分にちょっと錆が入っているので慎重にナイフで出っ張りを削る。
 普通にペーパーをかけると出っ張った部分も削れるがその回りの部分もよけいに削れるので先に錆で浮いた部分を取ることが必要なのだ。
 錆を削り落としてペーパーを止めてコンパウンドで磨き始める
 コンパウンド2回掛けで新品同様に光り始めている。
 いい感じかも・・・・・・
 ブラッククローム部分も磨き上げて実にいい感じだ。
 さて今度は右側のマフラーを磨こう。
 軽く磨いてブラッククロームの所を・・・・・(||| =Д=)ガーン
 内側から腐って割れていますがな・・・・・
 試しにマフラー出口を塞いでエンジン側から息を吹き込んでみると
 すーーーーか、すーーーか
 気持ちよく空気が抜けます。
 割れ目に手を当ててみるとぷわーーーと空気があたります。
 だめだこりゃ・・・・・・
 やられたーーと言えばやられたーかもしれない・・・
 でも500円だからなぁ、それにいつ落としたか忘れるほど昔だし
 んーーーー>こればっか
 んーーーーんーーーーー
 ここに外から鉄板を当てて溶接かなぁ
 それとも割れ目部分を直接塞ぐか・・・・
 でも薄い鉄板だしこれだけ錆びていると熱でよけい崩れるかも
 はぁーーー
 ヤフオクから安いの落としてくるしかないか・・・・
 ついでにクラッチパイプも穴が開いているので、クラッチも落としてと

 著しく金と体力を消耗したので今日は終了5/22

 今度はバッテリーが駄目な予感

 Reboot 10 2004/05/30
 ついにReboot計画も二桁だ。

 今日は行きつけのバイク屋のツーリングの日だったが激しく金欠なので断った。
 雨が降ればいいと思っていたのに良すぎる天気。
 午後近くからのろのろと天気を恨みながらZZRにとりかかった。
 今日はエキパイとマフラーを取り付けたいなぁ。
 下僕に電話をして呼びつけて、来るまでの間にクラッチホースを取り付ける。
 ドリブンギヤカバーが汚すぎ、パーツクリーナーがない?
 しょうがないから水で洗ってクラッチシリンダーを付ける用意をする。
 古いクラッチホースは先週切ったけど、まだバンジョー回りは残っているので外してと・・・
 何でも車種専用品らしいから何も問題が・・・・・????
 何でこの角度なの?
 マスター側はちょっと不自然な角度・・・・まーいっかぁ!
 クラッチピストンにもバンジョーが着いているのでそれを外そうとしたらやっぱり固い。とりあえず付けてから外すか。
 今度はクラッチピストン側・・・なんかシリンダーがクラクラしているな。
 バンジョーを外して新しいのに交換っって!!
 バンジョーの取り付け部が微妙にクラッチシリンダーのリブに干渉して閉まりきらない。
 こんなんで良いのか?プロト!!
 バンジョー自体に微妙に角度が着いているのでリヤに角度を向けるとシリンダーにあたる。フロントに向けるとクランクケースにあたる。
 外側に出すとあたらないけど馬鹿馬鹿しいほど外側にラインが飛び出す。
 苦労の末フロント側に向けて思い切り内側にバンジョーを向けてケースを交わして取り付ける
 これって専用とか言っても実際に取り付けたりしてないんだろうね。
 長さだけ合わせてそれでおしまいかい?
 大体ステンメッシュの奴ってオリジナルよりバンジョーのところが長く大きくなっているから、ちゃんとそこら辺を考えて部品を選ばないとこんな事に成るんだよな。
 ぶつぶつ言いながら適当に合うねじでシリンダーを止めておく。
 下僕が来ないので今週落とした右マフラーを出してみると、かなり目立つところにディンプルがある。
 これで4500円かぁ・・・・まー割れているよりはるかに良いよな。
 それ以外は全体に綺麗な物だし、文句無いよ。
 タバコを吸いながら風に吹かれて居るとさっきまでの汗が気持ちよく風に吹かれている。
 風に吹かれながら錆びたフランジをリューターで磨いていく。
 ねじはダイスをかけてナットもタップをかけようとしたらピッチが合わない。
 ダイスは1.25ピッチだけどダイスは1.5ピッチだった。
 セット物だから同じピッチにすればいいのに
 しばらくして下僕登場。
 早速マフラーを取り付けることにする。
 エキパイのガスケットに高耐熱液ガスを薄く塗って、フランジボルトにスレッドコンパウンドを塗って準備完了
 マフラーを下僕に持たせてフランジ側をと・・・・・あっさり付いた。
 今までの作業で初めて思ったより簡単に付いた。
 実は先週に一人で付くかなと小1時間ほどマフラーもって苦しんでいたので、こりゃー二人でも結構大変かもと思っていたんだよ。
 ついでに右マフラーを付けて今日のノルマ完了。
 しみじみとマフラーの付いたZZRをみて嬉しさに浸る。
 これが付くと本当にバイクだなぁ・・・・
 Cのエキパイを交換してDにしているからマフラーが太い。
 こんなに幅が有るかなと思えるほど幅が有る。
 ビッグバイクらしい後ろ姿が好きだなぁ

 下僕がエグザップをみたいというので、ちょっとカバーを外してみる。
 キシキシねじの音がする・・・この音嫌いだなぁ。
 こんな高温部に鉄のねじでしかもオイルレス・・・・せこすぎ。
 状態をみていたらねじを交換したいと言い出したので下僕はねじを買いに行く。

 その間暇なので作業再開。
 今度はインシュレーターを付ける。
 インシュレーターのねじにダイスをかける。
 タップをかける、タップを落とした・・・・・
 ジェネレーターの間に挟まって取りにくくてイライラしながらようやくドライバーの磁石で引き出した。
 インシュレーターのゴムパッキンに薄くシリコンパッキンを塗り取り付けてやる
 えっ?ヾ(゚◇゚; ≡ ;゚◇゚)ノヾ(゚◇゚; ≡ ;゚◇゚)ノ
 インシュレーターの止めねじがインテークに入ってしまった。
 めちゃくちゃブルーになる。
 しかもバルブが開きかけているシリンダーなのでねじが挟まってしまった。
 まさに!!最悪!!!!
 挟まってしまったので磁石でもとれない。
 イライラ最高潮・・・・・
 曲げた針金で頭を引っかけて取り出し、ようやく難を逃れる。
 インシュレーターを苦労の末に全部付け終わった。
 全部のインシュレーターを取り付けたらキャブレターをつけたくなよね
 成るよね!
 と言うことで、キャブを付けた。
 付けてから気が付いた、ワイヤーとり回してねぇ・・・・
 アクセルと繋がっていないキャブなんかいらないなぁ
 早速取り外す・・・・これだから素人の仕事は・・・・
 ワイヤーを確認してもよくわからないので実際に動かしてみて取り付け
  >書きながら気が付いた、パーツが一個余っていたかも
 おーーキャブが着いた!!
 あれ?インシュレーターがこれじゃ締められないや
 インシュレーターを締め付けるリングのねじの角度が悪くて締め付けられない。
 早速取り外す・・・・ちっ、これだから素人の仕事は・・・・
 リングをひっくり返す。
 キャブを取り付ける。
 何回もやったから感動がない・・・

 ここまでやったら今度はオイルクーラーを付けたくなる。
 あまりにあっさりエキパイを付けたので気にはなっていたが、これってエキパイの裏側じゃん。
 フロント側はデリバリーパイプと友締めだ。
 リヤ側にデリバリーパイプ、フロント側にクーラー側のバンジョーを相当苦労して付ける。
 何しろ、指も入りにくい、床に転がって体中がつりそうな角度で体をねじって指に精神を集中して、2度ぐらいずつ締める・・・空回りとかバンジョーがじゃまして回らないと言うことを乗り越えて、緩く締め付けてみたら、デリバリーとクーラーのバンジョーが逆じゃん!
 あーーーエキパイの前にオイルラインを付ければ良かったーー>激しく後悔
 また体と指を捻りねじりしながら入れ替えて、軽く締め付けてみたら・・・・・
 バンジョーの位置固定用のプレートからずれている・・・・・・
 ここまで順調に来たのはこの苦労をするためか?
 床に寝っ転がってクーラーを片手で浮かせて片手でバンジョーボルトを締めるけど回らない
 引っかかっている。
 首を持ち上げると足が浮く。
 足をマフラーで押さえるとほとんど腹筋状態で上半身を床から浮かせている。
 その状態でクーラーを持ち上げてボルトを締める・・・・・しかも閉まらない。
 ほぼ発狂寸前でようやくねじが噛んだ。
 怒りつつ、ねじを締めてついでにリヤ側のクーラーのバンジョーを締める。
 ようやくオイルライン完成。

 ここまで来ると部品単位の作業じゃなくてバイクの組立だから進めるごとに
 バイクが出来上がってくるのが嬉しい。

 怒り喜びつつ、今日の作業を終えた。
 進んだけど辛かった・・・・・




 一つ書き忘れたけど、クラッチシリンダーのところは間にプラスチックのスペーサーが入ります。
 途中で下僕が見つけて取り付けました。








 ほぉら 泥沼化の兆候が..........「で、どうする?」