246な人々   Index of Monologue HOME
246っていったい

 キャンプへ行った。オンロードを潰してセローを買ったばかりの男が来ていたので「オフ車なんだから大丈夫」とTTとでぇてぇで両側から挟んで初めての林道へ連れ込んだ、その帰り。
 伊豆から東京方面へ帰る仲間と沼津から246に乗った。先頭のZZRからFZR、ZZR400、ハーレーというオンロードの集団にでぇてぇとTTでついて行った。僕が初めて参加した頃で、みんながどんな走り方をするか知らなかったのだが、出すは出すは・・・・。でぇてぇの最高速で追いつかない。直線でさえ吹けきったでぇてぇを引き離していく。クルマの間はみんなで通ればコワクナイ状態。ほとんどが、初顔のメンバーだったのだが「二度とオフ車ではこない」と思った。
 「速いですねぇ」と声をかけて「246きちがいクラブって言うんだ」と、答えたのがさみさんである。
 その後、オフ車で行った鬱憤をはらすために、同じメンバーを誘った仕返しツーリングを企画。それ以来、伊豆方面へ出やすい西東京と神奈川の住人が多かったので246を通って箱根、伊豆、富士あたりへ行くツーリングを頻繁に主催した。当時は「246」というのはでぇてぇを置き去りにした人々の尊称であったから、このツーリングは「246」ではなかったはずなのだが、この「遅れるものは振り返らないツーリング(当然建前だけよ)」に懲りずに毎回くる人たちは、「246」と同一視されるようになったのだ。ま、「246」は実体がなかったからね。
 主なメンバーはさみさん、Yさん、み〜くん、ぼ洋、井川、山田、BAYASHI、クリ正あたりかな。前年の甲府ツーリングで知り合ったLeManも呼んでいたと思うけどあまり来なかったかな。他には山田氏現奥様なども来ていたので、そんなに恐れられるほどの悪行はしていなかったはずなのだが。
 イシダ氏も呼んだ、というか結構来ていた気がするのだが、彼は「246」と呼ばれることを拒否するかもしれない。イシダ氏の「あいつらとはもう行かない」発言がおひれを呼んで「246」のイメージができあがったのだから。(ついてきたんだから大差ないような気もするのだが)
 当時、「246」がおこがましくて名乗れなかったので、「246の怪人を追う仮面ライダーツーリング」などと称したこともある。
 怪人は、さみ男爵(そのまんま)、怪人のんたん(後日格上げ)、デルタ総統、よしざぁ博士であの日に前を走っていた人々である。ちなみに、TTの彼はカエルのあだ名を持っていたために追う側として仮面ライダーアマゾンの称号をあげておいた。


 「246」は僕を含めたメンバーのオフへの傾斜と一部の引退などによって消えていった。
 KDXを手放す頃に「また、キャハハっていうのやろうよぉ。」「でも、振りかえんなくちゃいけないやつがくるのはヤダ」とか身勝手な話題が再燃してきた。こういう人たちは今でもこりずにどこかで隠れて遊んでいるに違いない。


一緒に行きたい!

 上に書いたようにすでになくなったグループですので期待しないなら連絡ください。
縁があればいつか一緒に走れるかも。