FZ1000 Diary Part06 FZ1000 Diary Part08 The Index of FZ 1000 Diary HOME

 コイル?
 やはり、1、2気筒がぐずる。
 チョークを引けばマシになるということからキャブか???

 と思ったが、最近いきなりこうなったことを考えると、バランスが崩れたというより、なにかが壊れた感じの不調だ。キャブなら、何が考えられる?

 悩みながら、3週連続でガレージへ乱入する。
 相談すると、やはり、最近変えたものを疑うべきという......

 ともかくタンクをはずしてみる。

 K&Nのフィルタをはずすと結構汚い。

 試しにはずしてエンジンをかけてみると......なんだかいい感じ。

 戻すとバラつく.......  これか?!
 と思ったが、アクセルをラフにあおってみると、やっぱりアフターファイアがある。
 フィルターもキテるけど、主因じゃないということで........

 もう、コイルを変えてみるしかない。今日はキャブのつもりだったから持ってきてない。念のためとは思ったんだが、忘れた。
 ともかく、今日は、強力洗剤を買い出しにいってフィルタを洗浄する。
 雪模様の、寒い冬の日。洗ったフィルタはなかなか乾かない。
 フィルタなんかはずしちゃえという意見もあるわけだから。フィルタオイルは塗らずに目の細かいファンネルのつもりで洗ったまま元に戻す。
 本日はおしまい。

  整備データ


Mar.12,05 86,280.2km  K&Nのフィルタ洗浄 オイルなし
 コイル!
 #4が燃えていないくさい。
 #1#4につながる左のコイルは、前回、ケーブルの引き抜きに1個失敗したせいで古いコイルにケーブルだけ交換している。これも怪しい。

 家にあった新しいとは言えないコイルを引っぱり出して交換する。
 平日夜中の作業。夜の間に終えないと翌朝の通勤が電車になる。
 さっさと交換を終える。

 ちなみに、純正コイルはイグニッションコードの刺さっている穴の深さがコイルの左右で違う。内部の巻き線の形状によるのだろう。同じ長さだけ差し込もうとすると入らない。

 翌朝、恐る恐る始動した結果はかなりマシ。
 なんだか、バランスはベストとは言えないが、とりあえず、全気筒燃えていそう。
 プラグがかぶってたりするかもしれないので、走っているうちになんとかなってくれないかと淡い期待で走り出す。

 なんとかなったかどうかは不明だが、危機は去った。

  整備データ


Mar.15,05 86,524.5km  イグニッションコイル(左)交換
 光軸
 車検だ。
 手放す話がくすぶり続けているので、ちゃんと考えていなかったのだがもう間近に迫っている。

 格安、しかも改造FZを持っている店が見つかったので代行に出そうかと思っている。
 それにつけても、作業は少ない方が安いだろう。そのままでは通りそうもない光軸を調べてみる。

 最近、HIDにしては暗すぎると思っていたら、光軸が上向いているような気がしてきた。夜、家に帰ってからチェックするとかなり上。
 なぜだ?

 前回車検では低すぎたはず。と思いながら調整ねじをいじっていくと、これ以上は下がらないところまできても、やっと水平を割ったか?というところ。ハイビームは明らかに高い。
 前回車検後、アッパーカウルフレームの歪みを発見して修正した。これがやりすぎだったか?
 またフレームを曲げるのも大変だし、イヤだ。

 前回車検後、ヘッドライトハウジングの下の取り付けボルトにかませたワッシャーを今回は上につけてみる。
 かなり厚いのを入れてみたが、まだ足りないくらい?

 ここまで作業しようとするとアッパーカウルをはずさねばならない。アッパーカウルをとるにはウィンカーをとらねばならない。
 ワッシャーの効果はまだ完全ではなさそうだが、また夜中に面倒臭い作業を繰り返して、時間切れでとりあえず様子見。

 翌日。暗くなってから近くのブロック塀沿いに停車して光軸を見る。
 ほぼ水平.....

 なぜ? これ以上下げるにはなにすればいい?
 あくまでも車検対策ということでフォークの突き出し増やしちゃおうか?
 .............?! 以前に突き出しいじったのはいつだ?
 このページを全文検索で調べてみる。ステアリングが重いということで秋に変えている。このせいか??

 本来するべきことじゃないんだが、車検の日だけこれを元に戻して対処するか?

 ........???? 試しに計算してみた..... 突き出し1cm増やして光軸変化は0.5度............?! 効果あるのか????

 ウェブで調べてみるとハイの光軸は100m前方で地面に届くべきらしい。だから、10mで10〜8cm下がらないといけない。保安基準に「百メートル前方の障害物を」とあるのの解釈らしい。

 ライトの高さが約80cmなら、0.8/100の角度で下を向いていないといけないというわけだ。

 8cm/10mとすれば、0.008≒tan0.46。0.46度? 今が水平なら突き出し1cm増しで0.5度。残念ながら今はロービームが水平なくらい。突き出し2cm増しか???

 やはりライトハウジングのスペーサを後2ミリ厚くする方が賢明か????

 光軸 続き
 結局、ライトハウジングのスペーサを厚くすることで対応してみる。
 秋葉で2mm厚のゴムワッシャを見つけた。片側2まいずつで計4mmかさ上げする。ゴムなので締めすぎると薄くなってしまうが、この前入れたのとあわせて7mm上方を傾けたことになる。

 ともかく、一度カウルを取り付けてみる。やっぱり、ハウジングが前のめりになった分、多少カウルが着けずらい。
 ......と、ここまで来て、ウィンカーをつけて点滅確認をしたところでライトケース内のポジションランプが点かないことに気づいた。

 手をこじ入れてランプを抜こうとするが悪戦苦闘。
 この分では抜けても、また元に戻すことはできそうもない。あきらめてカウルをもう一度はずす.......
 ランプを取り出すと切れているようだ。先週は点いていた気がするのに......
 しょうがないから、カウルのない姿でランプを買いに行く。
 ランプを買って、ついでにダメになったチェーンカッターのカットボルトを買う。
 このボルト、以前、おがたさんに貸したら頭がなまっていることが発覚。少なくとも片方は死んでいると報告されたままだった。それすら1年以上前になるか。カッターを買ってから、人に貸したのも含めて5本は切ってないと思うんだけど、なまったボルトと新品を比較すると雲泥の差。消耗品か??
 まだ、このボルト他のパーツを店頭でばら売りしているだけ良心的ということか?? 2個使うんだが、在庫が1個しかなかったのでとりあえず1個買ってきた。

 などと思って帰り道。すれ違うBMWになぜか視線が行く.......
 あ、おがたさんだ! 向こうも気づいたけど、珍しく知り合いとすれ違って、しかも両方挨拶するのどかさ。細い道での渋滞だったからかな。

 さて、夜になって試乗。
 なんか、やっと目の前の地面に自分の光を感じるようになった。もっと下がってもいいのか? まぁ、ロービームはなんとかなる範囲だろう。でもこれで、調整範囲がすでに限界に来てるというのもなんだか。
右端が新品 左2個は頭がつぶれている
 ハイビームはまだまだという気もするけど、他にどうすればいいんだ?

 ところで、翌朝...... チョークを引いて始動。
 なんだか、4気筒のバランスはまだ悪い。エンジン音がきれいじゃない。
 やはり、#4のエキパイが熱くならない。夜になって#4のプラグを点検した。強さはわからないが、とりあえず火花は飛んでいる。
 と、技術顧問に相談したら他と比べなきゃダメだという。
 



 沈黙の後.......「08」