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 しかし
        
    翌朝。始動すると、昨日の作業終了後に、バッテリーに捕充電したせいもあるのか一発でエンジンは目覚めた。
 始動不良は、リレーでセルモーターの電圧降下が起こっている可能性あり??

 ともかく、走り出すと、気のせいかエンジンの回り方がドライ。わかる違いがあるのかないのか、これがチョークオフの感触だとしたら、今までは確実にかぶってたわけだ。

 で、一体、今までに壊れなかったところってどこ????

 壊したものもあるが........ 今回の車体に限らず交換or壊したところは......
    外装一式 シート/ミラー含む
灯火系一式 ヘッド/前後ウィンカ/メータ内照明の一部
ハンドル&ステム&フォーク
ピストン&ピストンリング破損
水冷系一式 油汚損洗浄/ラジエータ交換
クランクケース内 未診断 異常振動にて停止
プライマリシープ/クラッチパーツ/ベルト
キャブ/エアクリーナボックス/オートチョーク系一式
トランスミッション ギア/ベアリング
消耗品 タイヤ/シュー/バッテリー/エアフィルタ
セルモータ スタータリレー
エキゾースト
CDI
チャージコイル
リアホイール
リアアーム
センタースタンド
負圧コック
オイルポンプ
メインスイッチ 左右スイッチ
    というより、いじってないところは?......
    ガソリンタンク
オイルタンク
左右グリップ(換えたっけ?)
レバー(意外)
メインフレーム&リアキャリア
レギュレータ・レクチファイア
メーター本体
フロントホイール
ウィンカリレー
メインハーネス アーシング除く
リアブレーキワイヤ 注油は除く
サーモスイッチ その他リレー ホーン
    なんだか換えた方は「一式」なのに換えなかった方は単品名称が多い.............
 パーツリストでほとんど部品を換えたことのないページって......
    Fig.1 エンジン
Fig.9 クランクケース
Fig.10 スタータクラッチ
Fig.13 フレーム
Fig.19 フュエルタンク
Fig.20 シート
Fig.34 エレクトリカル2
−BVSバルブ除く
−ネジ,ガスケット類はほとんど交換済み
 全部問題なし
−フロントフレームを除く
 全部問題なし
−シート除く
−イグニッションコイルを除く
    パーツリストはページによって部品の数が劇的に違うし、換えたページも全部換えたわけじゃなし、ページで比べても意味はないんだが、PLによるパーツ分類で異常が起こらなかった場所は多く見て、7/34。約2割か。
 意外なことに、電装系トラブルが少ない? CDIは困りものだが、FZ他でよく壊れるレギュレータのトラブルは他でも聞かない。サーも系も換えてないんだが、正常だと言う保証はないな。
 なんてことは、自己満足にすぎん。

 もういや
        
    セルを回す。
 ニュルっといやな音がしただけだ。

 え? バッテリー? 昨日、充電して走ってきたのに。なぜ?

 しばらく待っても状況は変わらない。充電系の不良でもあるのか?

 バッテリーを充電して翌日。
 ニュ.....ル.................
 電圧を測ると12V強。しかし、セルスイッチを押している間は5〜6Vまで落ちることがわかった。
 この前のこともあるから、リレーを介さずにショートさせてみても症状は同じ。
 MFバッテリー(今、使ってるのはニッカドみたいなものかもしれないけど)はダメになるときは突然だと聞いていた。寿命か? 仕方なく同じバッテリーを買ってきた。
 バッテリーを交換して再挑戦。
 ニュ.....ル.................
 このバッテリー、即用のはずで使用開始時の充電は必要なかった記憶がある。電圧を測ると、12V。セルを回す負荷状態で5〜6V。同じだ。

 充電したり、買いに行ったりの間にバッテリー以外の可能性があるかどうか考えていた。バッテリーでなければセルモータ。セルモータでなければ、セルモータが回るのを邪魔するほどの負荷がかかってる?.............. スタータクラッチとか焼きつきとかか?
 しかし、こうなる前は、水温計を見た記憶はないが、普通に走ってきて、なにもなく停まっただけ。それで、再始動までの間に焼きつく? よほどの高温に気がつかずに、エンジンを停止して水冷系の循環が止まったところで焼きついた?
 焼きついたにしても、シリンダーとは限らない??
 スタータクラッチ他ならセルモータを変えたときとか、走っているうちに何かがおかしくなった??

 チョークをいじって、薄くなったはずだから、焼きつきのおそれがないとはいえない。しかし、薄いといっても、チョークが全閉でダメというのも変だし、PAJの調整を誤って焼きつくというのもおかしい。
 あ! 忘れてた。 「濃い」状況だったから、ずぅっと前にニードルのクリップを1段上げてある。
 しかし、それかぁぁ?

 さて、翌日。手間を省きたいので、一番簡単にクランクを回せるダイナモカバーをはずしてみる。
 重たいが、異常な抵抗はないようだ。
 プラグを見てみる。
 きつね色。 おかしくはないでしょう。
 プラグを抜いて、圧縮がかからない状態ではクランクは軽く回る。OK.

 では、やはりセルモータですか?
 セルをはずす。単体で通電してみる。回っているが、元気な音じゃないみたい。
 セルを交換する。
 スイッチを入れる。回った。あぁ〜あ。
 スタータリレー騒ぎで、今まで使っていた修理済みモーターを古いままのに換えたから、逝ってしまったのかな。またそのうち修理ですか?

 さて、セルは回って、音に異常はないんだが火が入らない。

 ? 3日間、回してないから、ガスが回ってないのか?
 しばらく置いてからかけてみる。
 かからない。バッテリーが新品だからか、何回か回し続けてもセルの音は心配ない。それでもかからない。
 負圧コックからガソリンは来ている。火花は飛んでいる。とすると、混合比か?
 後回しにして、外装一式を組み上げる。その後でもかからない。
 暑い。ちょっと休憩。

 1時間近く時間をつぶして戻ってきてもかからない。
 薄くてかからないなら、と、エアクリーナの入り口を手で塞いで、アクセルを開け気味でかけてみる。かからない。

 あぁ〜あ。しょうがない、キャブを取り外してオートチョークを殺した細工を取り外す。これでチョーク全開。
 かかった。セル一発。
 やっぱりチョークって必要なのね。夏でも、チョークはあるべきだという教訓か。

 かけて走り出す。やっぱりチョーク全開の走りはよくない。故障車だから、そのつもりで走っているんだけど、それでもチョーク全開でエンジンが暖まってくると症状はかなりひどい。

 たまらなくなって、途中で停めて、チョークを閉じてみる。が、いいかげんな処置では大した効果がない。結構辛い状態のまま、やっと家に帰り着いた。
  

 帰る途中、右ウィンカが点滅していないことに気づいた。後が点いていない。しばらくして点滅するようになったみたいだが、すぐにダメになった。
 まぁ、ここ数日の騒ぎの中ではほんの平和な出来事である。

 しかし、交換してみると、こんなに真っ黒になったウィンカバルブなんて見たことない。
 切れたというより消耗したのか?
  




 整備データ (Jul.03,06)
  ウィンカランプ切れ  31,155.6km  前回 なし  右後 ストックに交換
    


  


 で、どうしようか??........... 「44」