FZ1000 Diary Part15 FZ1000 Diary Part17 The Index of FZ 1000 Diary HOME

   点検
         
     ちちぶから帰るとトリップメータは250km強。
 ガス補給した上尾かどこかからの距離だから、朝から夜まででは、ほぼ300kmか。

 燃料計が動いてないのでよくわからないが、リザーブになっていないから、20km/リッターは走ってると思いたい。普通か。前はリッター15とかだったからなぁ。

 走行中、どこかのボルトが落ちた。ほうとうを食べてから確認すると、期待通り? サイドパネルのネジだった。走行系に影響のないものだからよかった ?

 途中で足がつりそうになるとか、翌日、腿が痛いとか、日頃の行いによるヘタレはあったけど、車体に異常はなかった?

 が、帰り着くとウィンカポジションがウィンカ点灯時に薄明るく点いている。
 やっぱりダメか。コンデンサの容量不足??
 後は、ロービーム点けなきゃ。 サイドパネル着けなきゃ。 燃料計直さなきゃ。 リアタイヤがそろそろ。 オイル換えなきゃ。 洗車しろよぉ。

 まぁ、久しぶりにしては上出来?

   やられた
         
     ウィンカーは、コンデンサー不足? 左が正常に消えて、右がちらつくなんて、よくわからない状況だが、一度直ったと思っても、いつか再発するというのは、やはりキャパシティ−か?
   
 どうしようかと思って、作り方を教わったgizmoさんのところを見に行ってみる。と、「ぎりぎり非点灯時間が足りないことがあり」コンデンサーを47μF足したと書いてある。

 日付を見ると、FZ用に作った半年後になっている。
 これだ。その症状だ。

 手持ちの部品を確認すると47μFがもう1つあった。これを背面におんぶして着けてみる。
 OK。両方とも消えるようになった。
 で、ちゃんと消えるようになったところで、ホットボンドで固めてしまうつもりだったんだが、動作確認中にずいぶん熱くなることが分った。
     ポジション時はいいのだが、ウィンカー点灯中に発熱する。ハザードでも発熱する。それもけっこう熱い。
 1〜2分経っても触っていられる程度だが、ウィンカー点けて30秒もするころにはけっこう熱い。やることはないと思うが、このままハザードで1時間とか点けっぱなしても平気なんだろうか?
 燃えなくとも、ホットボンドくらい熔けるかもしれない。 どうしよう?(結局↓
     
   
   燃料計
         
     あちこちガタがきている。
 動かない燃料計の中古を物色しながら、ダメもとで分解してみる。

 メーターケースには燃料計と水温計が同居していて6本の配線と証明ランプが来ているので、ラインに番号を振ってから配線をはずす。
 はずすとなると、カウルはもちろん、燃料&水温計をはずすのにメーターパネルをはずす。メーターパネルをはずすためにライトハウジングまではずす。サイドパネル&ウィンカーからはじめてやっとたどり着く。
     やっとメータ単体までたどりついて、メータケースを開ける。
 ちょっと調べてみたが、燃料計と水温計が一体のタイプを使っている例は他に見つからない。他メーカーにもなさそう。
 FZR系は燃料計がないか、水温との切り替え式になっている。
     アッシーで互換性のあるもながないなら、メータだけを取り替える方法がないかとみてみると、メータ本体は使えるかもしれない。しかし、開けてみると、メータ本体と表示板上の針が接着されている。
     普通、メータは文字盤をはずせるように針がはめ込み式になっているものだと思うが、黒い樹脂で接着されているから、メーターを表示板からはずすことができない。やっぱり、アッシー交換か。

 交換がダメなら、後、できることはメーターを丸ごと買ってくるか修理するか。
 とは言いながら、どこが壊れているのか分らない。修理にならない。
 とりあえず、電気の経路を磨きまくって、可動部に556吹いて、もう一度着けてみる。

 え? 動いた? あ、そういうことで.........  なんとかなった。

   もっとコンデンサー
         
     ポジションリレーについて、困ったときにしか顔を出さないgizmoさんのサイトで相談した。
 FETはポジションへの復帰時にしか発熱しないはずだと言う。とすれば、ポジションは消えているが、まだ電流オフ時間が短くて、ウィンカの点滅にあわせてオンオフを繰り返している可能性がある。
 ウィンカーオフからポジションが点灯するまでは0.5秒足らず? 正確に測ったわけでもないが、すぐに点灯する。普通の電球のウィンカだから通電から点灯まではタイムラグがあるはず。ならばなおさら、点灯寸前までのオンオフをウィンカ点灯中に繰り返していている可能性が高い。その結果として、発熱するんだろうと考えた。
 もっと、コンデンサーを増やせってことね?
  
     100μFを買ってきて、さらにおんぶさせてみる。

 147μではあまり症状は変わらない。熱も持つ。
 194μにしてみると、比べれば、ウィンカの復帰までの時間が長くなっているのが分かるが、比較対象がなければ問題ない時間。しかし、熱は前よりは低い感じだが、多少発熱している。

 gizmoさんからFETのS−G間の電圧を測れというアドバイス。測ってみると、ポジション点灯&ウィンカ非作動時、8V強(バッテリーが死んでる)。ウィンカ動作時に2.2〜2.3Vまで落ちる。ウィンカをキャンセルすると5Vくらいまで上がって、後は徐々に増えて8Vに戻る。ポジションは2.7V以上になると点く。

 同じ掲示板でtakaさんも、「C1+とFETのSの間にダイオードを入れたらOKかも」とアドバイスしてくれた。これは、ウィンカインジケータへの逆流を防止するために入れたダイオードD1とD0a/bがGにかかる電圧を下げ、Sとの電位差が大きくなっているから十分に電流がカットされていないのではないかということらしい。だから、S側にもD2を入れてバランスさせよう、と。

 おんぶおんぶで訳分からなくなっているところで、ダイオードを探していると2SJ471らしきものがもう1個出てきた。ことのついでに作り直す。おそらくは、今のリレーもLEDウィンカなら問題なく動作するはずだし。(電球でも、バッテリーが元気なら出なかった症状である可能性が高い)

 コンデンサを200μFにしてD2を入れてみる。
 ウィンカを動作させてみるが、熱くなってこない。しかし、今度は、200μFでは、点灯までにかなり間があく感じ。試しに100μFまで落としてみる。まだ、点灯までは1秒以上あるか? しかし、実用域だし、また熱を持ち始めても困るのでこれでいいことにする。

 ダイオード入れて、100μFにして完成。

     
 

 

 

     バッテリー...........「17」