ZZR Reboot Diary 5   The Index of ZZR Diary HOME



 なんだかあっっさり終わってしまった........と思ったら妙な写真が届いた。




 これ....  なに??



 It has broken. 2004/07/09(Fri)
 慣らし終わり後のツーリングで壊れてしまいました。
 原因は自分が造った所では無い事が救いです。

 タイトルが変わってしまった、嫌な方向で。・゚・(ノд`)・゚・。

 
 After That. 2004/07/09(Fri)
 原因を精査してみるとどうやらつかめました。

 ズバリ、3番クランクにオイルをデリバリーするパイプがオイルパン内にあるのですがそのデリバリーパイプのシールが抜けたようです。
 そう推定してみると確かに、さっき抜いたバイク3〜4台にガソリン給油中に抜かれてそれを追撃して100qほど走った頃、フロントタイヤ>フロントタイヤからに思えた>周期的なコツコツ音が聞こえていました。
 フロントタイヤに何か噛み込んだのだと思いそのまま次に給油するところでタイヤをチェックしようと>操作性に不審な点はなかった>そのまま先行車を全部抜き、最後の奴を抜いたところで150q地点給油は次のサービスにしようと思い>見えているとバイク乗りは頑張ってしまうので>まだ後方に見えている抜いたバイクから姿を消そうとさらに加速して500m程突き放し、姿を消すためにトップスピードに突っ込むシフトアップ!!の瞬間に何ともいえない爆発音とともに後輪ロック&スネーキング放しかけたクラッチを再度握りリヤブレーキを軽く掛けヘビを黙らせて、シフトが生きているのを確認、ニュートラルに入れ、もう見えていたインターをそのまま降りていきました。
 3番のデリバリーパイプは忍者系エンジンの弱点です。
 シールが抜けクランクメタルがアルミホイルのようにかさかさになり、非常な高温になり>ビッグエンドは熱により激しく変色していました>溶け掛けた所で強度を失いついにはボルトがちぎれ爆発的に破壊されたものだと思います。
 点検もしにくいけどたまにはオイルパンを開けてシールを交換することをお勧めします>忍者系エンジンの人スピードを出さないと言っても抜けたら壊れますぞ。
 今度は腰下からきっちり整備してクランクもできればバランスを取って作り上げるつもりです。
 俺が造るエンジンはパワーアップするつもりはないけど数字に出ない部分で気持ちよく動いてくれるそれが目標と言うことで作り上げます。
 そう言いながらこのこだわりはなんだろうねぇ( ´,_ゝ`)プッ
 他のバイクならきっとやらないだろう。
 何時になるかは解らないけどまたきっとZZRは復活させます。
 余談だけど今回エンジンこそ死んだけど、12Rもコーナーで追いつめ立ち上がりで抜いて非常に気分良かった。
 綺麗にレッドゾーンまで回るエンジンのZZRなら今のバイクにそうひけは取らないことも確認できた。
 足回りも手を入れていたから縦貫のコーナーでも落ち着いて行けたしね。
 前回足回りがへたって居たときは200も出すと怖くてコーナーリングできなかったのとは対照的だったよ。





番外編:Pちゃんの整備日記

 うれしい日曜日 2004/07/09(Fri)

 何となくの日曜日。
 とにかく嬉しかったので書いてみました。
 気が向いたら読んでね。

 主婦ってのをしていると家事とか旦那・子供の世話とかでバイクのメンテをしてあげたいと思っていても洗車さえもままならない。バイクには「ごめんね」って感じ。

 先日ツーリングに出かけて帰りが夜になってしまってライトがとても暗いのが気になった。

 もともとずーっと前から気になっていたんだけど、何とか走れるからいいやって放っておいたんだけど、さすがに暗すぎるみたい。日曜日にヘッドライトの電球を換えてみようと思って前日に家事1日放棄宣言した。

 日曜日。
 とても晴れていたので、つい洗濯機を回す。
 朝の7時までに食事を作っておけば文句無いだろってことで大急ぎで作り、自分だけ先に食事してバイクの整備をする準備を始める。まずはアンダーカウルを外して洗車。「うーん。汚すぎる....。」しばらく楽しんで洗車してから基本的なメンテをして、いよいよ本題の(?)ヘッドライトの交換。
 とりあえずスクリーンとインナーパネルなどを外す。
 で、メーター周りが見えてきた。

 うーん、メーターの向こう側っぽいなぁ....。
 メーターってどうやって外すのかなぁ.......。
 うーん、この辺外すのかなぁ....。
 いーや! 外しちゃえ!

 思いつきのまま外していくと.....「ガコッ☆」
 アッパーカウルが外れちゃった。(^^;
 一瞬ドキッとしたけど、丁度いいことにヘッドライトの辺りが剥き出しになったのを発見!で、交換完了。

 元の状態に戻すために少しずつ部品を組み立てていると、家から追い出された(らしい)近所の子供たちに見つかる。

 A.「なにしてんのぉ?」
 B.「バラして部品売っちゃうんだぜ。
   俺の父ちゃんも同じことしてたもん。」
 C.「これちょうだい。」

 隙あらば部品を取っていこうとする子供たちを適当に怒りながら作業を進めていく.......あれ? カウルが着かない。
 よくわかんないけど穴が少しずつずれているみたい。(ホント?)

 しばらく???となっていたけど、バイク屋さんが出来たんだから、と半ば強引にカウルを着けてみた。何とかなるもんである。
 こんなんでメンテ終了ってことになったけど、途中で休憩はさんだり、メンテナンス用品が途中でなくなって買いに行ったりとかで時間が取られて結局15:00過ぎまでかかっちゃた。

 時間はいっぱいかかったけどバイクに触っていられる事が出来てとても楽しい1日でした。メンテをバイク屋さんに任せるって方法もあるけれど、こんなのもいいよね。(*^^*)