FZ1000 Diary Part21 FZ1000 Diary Part23 The Index of FZ 1000 Diary HOME

   チェーン
           
     ホイールを磨いて、スイングアームに戻す。
 シャフトを6週間ぶりくらいで挿す。ただ、転がしてあったカラーを探して、ブレーキを組む。
 これまた、いつ買ったか分らないチェーンを引っ張り出して装着......

 ホイールを目一杯前に押し込んでも、110リンクでチョ〜ドの位置にくる。チェーンはたるんでいるが、どんなに引っ張っても、後、1ローラー分も詰まらない。
 つまり、109でも無理ということは、どうがんばっても108にはならないということで、しつこく確認したが、あきらめて110リンクでカシメる。
 17/46で110リンクということは、ほぼ3GM純正と同等のディメンジョンということだな。まぁ、今までとアクスル位置は変わらなさそうだから、仕方がないで済ませよう。
     チェーン張りとかいろいろは後回しにして、リアフェンダを取り付ける。
 フェンダ位置を見ると、まだ歪んでいるが、前よりはだいぶましだろう。

 続いて0Gのスイングアーム位置を測る必要もあって、久々にサイドパネルを着ける。うまく入らない? リアショックのリザーバの取り付けが干渉するらしい。元通りに着けたつもりだったが、取り付けバンドのネジ山が微妙に干渉しているので位置をずらす。
 サイドパネルの取り付けネジも取り換える。

 スプロケットのナットとピボットのナットを規定値で締める。
 サグを測る準備で、いらないステッカーを切って矢印を作ってカウルの見えないところに貼り付ける。
     あらためてリアを浮かせて、アクスルから矢印までを測ると404mm<0G>。
 タイヤを地面に着けて直立させると400mm<1G>

   もうすこしなんとか
           
     スプロケットカバーを着けるにも、ボルトを探すのにちょっと手間取る。
 カバーも着けて、後はサイドカバーとシートを戻せば走れるはず、だったが.....

     戻したフェンダーが曲がっているのを見ていると、もう少しなんとかならないものかと思う........

 またここまでバラすのも大変ということで、もう一度リアフェンダーをはずしにかかる。今度は、衝撃が加わった方向と逆の向きにひねる力がかかるように、パイプをかませるなど工夫したつもりが、なんかいまいち。

 タイヤの位置を正とすると、横にも曲がっているらしいので、横の壁に棒を立てて、車重をかけてみる。
 いいような、だめなような.....
 またがって体重をかけてみたりするがたいして影響ない。

     考えてみれば、そもそもシートレールが2名乗車程度の負荷で曲がるようでは困る。
 静的トルクでは、ちゃんと効果的な場所と角度に力を加えたとしても、200kgは必要なのでは? 200kg以上の車重で倒れた衝撃というのは、立ちゴケといえど相当なものなのだな。
 同じような力で叩くわけにもいかないから、適当にあきらめた。
 まぁ、なにもしなかったよりマシな気がするし。

   リアサス
           
     掲示板で教えてもらったところによると、オーリンズの1FM用はYA507。2GH用がYA712で、2KK以降用はYA713らしい。
 憶測で、YA712とYA713は数ミリの差。ただし、スプリングが712の150Nに対し、713は140Nだとか。
 で、今回、150Nを組んだ713を作った、と........

 YA712の標準設定は、伸び側15、圧側10、イニシャル158mm 。うちの現状は、イニシャル158mm。

 きっと、そう変わらないだろう。おそらく(未確認発言)2LMと2KK以降FZのリンクデザインは一緒だから。

 んで、ともかく走らないと先に進まない。

 走り出す前、またがった時点で車高が高いことがわかる。
 両かかとがべったりだったのが、片方が浮くくらい。走り出すと重心が高いと感じる。
 イニシャルかけすぎを承知でいるのだから、このくらいでないといけないわけだが。

 マニュアル本を参考にして、まず段差の走破性を見る。
 近くに、住宅街の走行規制用に段差が作られたコース(?)がある。そこを50くらいで走行すると、リアは路面に追従している。ギャップが終わってから、余計な振動が残る感じもない。
 以前がどうだったか記憶にないのだが、すくなくとも今は、リアサスがしっかり仕事をしてくれているようだ。マニュアル本には、80で走れと書いてあるが、さすがに50を越えると顰蹙な道なので、定速で2往復しただけだが、市街地の走りでは、圧も伸びもダンピングに不満は感じない。

 さて、どこまで緩めるか?
 乗車時1G'を測ると375mm。
 0G:404mmに対して、アクスル部で29mm ストロークしていることになる。
 ということは、ストロ−ク量100mm 程度の30%というわけで、標準的(と教わった)な沈み込み量だから、プリロードはまぁまぁの線ということらしい。緩める根拠がなくなってしまった。
 プリロードを変えずに、前回の違和感を解消するとすれば、足つきの変化と腰高感を、車高調で調整することになる。車高調のナットを1回転させて様子をみると、いじる前に772mmだったリアのウィンカまでの高さが760mmになっている。シートレールを矯正(?)してしまったから、正確ではないが、以前のメモではウィンカ高755mmとなっている。足も、両足踵がうっすら浮く程度。ほぼ、去年の車高に戻ったようだ。
 まぁ、こんなもんでしょ、と車高調の軸間を測ると139mm。 ........これって、ほとんど純正のリンク長(140mm)。まぁ、セッティングが煮詰まってきて純正サイズに収まるのは、よくある話で.........

 再び、近くの段差コースに行ってみる。
 なんとなく、減衰はワンクリックづつ増やして、伸び11、圧15にしてみる。
 50で走ると、前よりもリアが暴れているような。
 ま、このまま様子見か........

   オイル警告灯
         
     ところで、走り出してみると、オイル警告灯が点きっぱなし。
 オイルが減ったか??
 と思ってみたが、普通、こういうことは、いじったところが原因だろうと思い直した。

 ということは、オイルセンサからの配線をどこかでショートさせたか?

 帰って、さっそくスプロケットカバーをはずす。どこにも異常はなさそう。カバーを戻してみるとランプは消えた。やっぱり、これか。
 しかし、なにも直してないんだけどいいのか?
 それに、今度は警告灯が全然点かないぞ?
     どうすると点くんだっけ?
 正常な動作が分らなくなって、また人に聞いてみる。
 ようやく、正常なら、セルスイッチを押している間だけ点く、ということが分った。
 あぁ、そうだったっけ? そう言われれば....... 多くの人は、キーオンで点くとか、正しい動きを記憶してないらしい......
 自分もクルマと混同してた......
 ともかく、期待される動作をすることを確認。

 で、もう一度開けて、線を確かめていくと、ギボシコネクタのメス側のカバーがかなり剥けているのを発見。
 ちぎれたようではないが、ここまで縮むか?
     まぁ、原因がどうあれ、このままじゃまた点きっぱなしになるかも。熱収縮チューブで覆っておく。

 カバーを閉める前に、ドライブスプロケットが緩むかどうか経過観察するために、2ヶ所にマーキングをする。
  − ? ロックナットがカシメてない? カシメたら緩まないじゃない......?? −
     





     セッティングきらい.......「23」