FZ1000 Diary Part12 FZ1000 Diary Part13 The Index of FZ 1000 Diary HOME

   LEDテールランプ
         
     しばらく前(ハザード作った頃?? 2年も前か?)から灯火類のLED化をいつかやろうと思っていた。
 部品も集めていた。
 最近、テールランプアッシーを入手できたのですこしづつ実験を始めた。

 問題は、昔、ついでに買ったLEDなので、今の常識からすると暗い。
 最近は20,000mcdなんてものが高輝度と書いてあるが、うちにあるのは、高輝度といいながら500mcdとか。
 いろいろ漁った間に溜まった在庫で一番明るいのは1,500mcdというのの袋詰め100個というやつでこれを使う。これなら、よそ様で20個並べているところを100個使えばなんとかなるか??

 回路もウェブを見歩いていろいろ考えたが、手持ちの部品でなんとかするためには、定電流ダイオードを使わずに抵抗ですませる。
 1.9V,20mAの定格で調べると、LED4個と270Ωの抵抗でいけるか。
 んが、手持ちの抵抗をみてみると、うまいものがない。結局、100個200円とかで買ってくる。
   
 で、右のような回路を組んでみた。

 LEDを100個と2〜30個の抵抗をちまちまハンダ付け...... で、バッテリーにつないでみるとポジション時に暗い。他のページを参考にあたりをつけた1KΩの抵抗が大きすぎるようだ。そういえばダイオード(メータ照明への逆流防止用)の導通確認をしたときに600Ω以上あったようだ。これが効いているか?
 ともかく、1Kから600以上引いた値に近い手持ちの抵抗180に変えてみる。まぁまぁかな。

 以上は、全部赤LEDなので、さらにナンバー照明用の白LEDを追加する。
     こちらは、最近もので16,000mcd以上(20〜16cd なぜ2割も幅がある?? 中国製だからアバウト??)とか。
 LEDは点光源なので、そのままだといかにもブツブツが光っている感じ。
 頭がレンズ状に成形されているからなおさらだ。性能表記上の輝度を上げるためには、同じ発光量の素子でもレンズ状の外殻で光を収束させて、その部分の輝度を表示した方が高いからだろう。
     レンズ状に整形された表面の樹脂を紙ヤスリで乱して4個並べる。ついでに先に組んだ100個の頭も紙ヤスリで曇らせる。

 点けてみる。
 きゃ!? 追加した4個で上の100個分近く明るい......

 下半分50個の赤LEDは白LEDの光があたって、光っているのかどうか分からないほど。

 確かに、上は100個で150cd。下は4個で80cd......
     ..... 本末転倒だが、明るいLEDの抵抗を増やして全体のバランスを取ってみる.....
 こんなもんかな?......

 だが、やはり全体の光量は不足気味か?
 赤LEDの真ん中に白LEDを2つ足して、全体のバランスをとる。

 こんなもんでしょうか。
 しかし、赤LEDの存在意義は?............

 光量は足りてるんだか足りてないんだか....
     よくわからないので、余った部品でもう1組作ってみる。

 今度は手持ちが 16,000mcdしかないので、まばらだが適当な配置ということで合計14個。
 明るさに余裕がある分、テール時の抵抗を1KΩで試してみる。
 光量差は十分にある。(右の写真 基盤は汎用プリント板で表面は銀色スプレーを噴いてある)

 お出かけの誘いがあった時に取り付けて対振動性のテスト??

 行き帰り30kmほど.......とりあえず、短時間で壊れたりはしないらしい.........
     出かけた先で他のバイクと明るさを比較してみた。

 先に作った暗い方のセットでの比較だが、上の写真で同じくらい?
 上はブレーキ握ってるんだが、隣のバイクは握ってない。
 下はどちらもブレーキかけてない状態。

 ブレーキランプ点灯時で、やっと普通の明るさということらしい。

 それと、白色LEDは妙に青っぽい? 見た目では気づかなかったが写真ではかなり違う。肉眼とカメラのずれだけでもなさそうだが.........
     んで..........
 「よそ様で20個並べているところを100個使えば」........
 他のLEDテールも明るさはこんなもんなのか?と、よそ様(gizmo with SRX)を再度確認しにいったら「32個」並んでるぞ!! 300個いるんじゃないかぁ。
 それと同じ光量を持とうとすると
    12.000cd×32個=384cd
1.500cd×100個+16.000cd×6個=150cd+96cd=246cd
(384−246)/16=8.6個
     単純にかけ算でいいかどうか分からないが、16cdを8個足してもまだダメ?
     改良版といいながら14個なんてケチってちゃダメ??

 ウェブでそれらしいところを探すと
     12,000×32=384  gizmo with SRX
  5,000×48=240
  32+4 (輝度不明)
    なんてのが見つかった。
 うちの現状が246。
 5,000×48というのは、オフ車だから暗めの設定かもしれない。
     現状で最大点灯時に普通のポジション並みということからは、やはり400近い光量を用意すべきか。

 となると、「改良版」はLED20個がスタートラインか。

 14個構成だった改良型に、レイアウトの都合上8個足して22個入れた。
 これで、20〜16×22=440〜352
 ついでに、やはりポジション時の光量が低すぎるので1kΩの抵抗を、第1作と同様に200Ω程度まで落とす。

 まぁ..... こんなもんでしょうか。

 しばらくこれで使ってみましょう。

   共通部品
         
    さて、このLEDのハウジングだが、外見から見当をつけてFZ400R(1WG46X)のものを持ってきた。TRX850も同じ。RZV500もそらく同じはず。
 情報によるとFZ250(1KG)も同じ。が、取り寄せてみるとこちらはランプが1灯。レンズカットは2灯用だからレンズは一緒でベースだけが違うらしい。コネクタも違う。
 未確認だがRZ250R(29L 350R 29Kも?)も1KGと同じコネクタの1灯でレンズは同じらしい。

 実は、FZ750(1FM)のものが唯一違うはず。1FMだけはライセンスライトが別にあるので、レンズの底面がクリアになってなく、赤いままだったはず。−以上、記憶による発言− 3KSは底面がクリアでライセンスランプ兼用。
    で、改めて3KS用を分解すると、ほとんど同じなのに、1WG46X用で着いていた金属製のリフレクタがなくなっていて、内側を銀色に塗装してある。リフレクタの取付ネジ穴は開いている。コストダウンか? そういえば1KG用も塗装だった。

 もう1点、3KS用は裏面底部中央にダンパが着いている。振動対策か? 取付部の違いによるのか? TRX用にも着いているようだ。
     まぁ、どれでも、取付ネジ位置とレンズ=外形は同じだから中味をLEDに入れ替えるならそこそこOKでしょう。

     







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