FZ1000 Diary Part09 FZ1000 Diary Part11 The Index of FZ 1000 Diary HOME

   やりなおし
         
     なにやら、意味ありげに聞こえる「後日再検査」って聞いてみると、文字通り、その不合格だったとこだけ検査すればいいということなんだが、それまでは車検が出ないことに変わりはない。手続きも、2週間以内に予約なしできて、検査代だけもう一度払うんだと。

 特に何かするでもなく、帰る。

 で、バルブはどうしよう????

 その後、数軒を回ったがやはり60/55しか売ってない。いまどき流行らないのか。
 1軒だけ80/70と100/90を見つけたがなんだかよくわからないメーカーのレース用部品? なによりも1本4,000円と5,000円。
 使えるかどうかわからないものに払える金額ではない。
 なら、どうする?

 車検場で、最初にトラブって標準ソケットを使ったら、論外の5,000カンデラ。配線をチェックしてリレー経由にしたら13,000カンデラ。ハーネスの影響度も相当にあるなら、まだ、途中に細い線があるから改善できるかもしれない。
 目標は15、000カンデラ。15%アップしなければならない。

 今使ってるバルブはディスカウントのメーカ不詳品。同じ「当社比110W相当」ならメジャーなメーカーのものの方がマシか?
 メジャーは高い.........
 いろいろある.........  「明るさアップ」とか意味不明の文句が多い。
 流行で色温度ばかり高くても役に立たない。バルブの色が青いのは、「感」はしらないが光量にはマイナスだろう。

 結局、レイブリック(スタンレーなのね)の透明バルブのもの。110/100相当の60/55にした。
 これで、10%違ってくれれば.......
 10%で足りない部分はハーネスの再構築で............

 リレーの回路といっても、ソケット手前ではソケットに付属していた0.75sqと思われる線になってる。これを一気に2.0sqまで上げよう。
 明るい時間帯に、タンクをはずして配線を引き直す。

 あれ? アース側はどこにつながってるんだ?
 なぜだか、バッテリー近くではあるが、フレームアースに共締めされてる。しかも、ハンダ付けがいい加減で細い。これじゃ、ダメでしょう。こういうところを直せば一気に10%稼げたりしないかなぁ。
 いろいろ、願望だけが先走りながら作業する。

 本来ならハイ側もHIDにしたいんだが、瞬間点灯しないHIDをハイビーム&パッシングに使うのは実用的じゃないでしょう。
 車検の時だけでもと考えたが、手間と金だけがかかるので挫折。
 結局、ハイビームラインをバッテリーからソケットまで2.0sqにして、配線を整理しただけで再検査に望むことに。
 もしもの場合、効果は不明だがローハイ同時点灯できるように、ロー側も結線する。

 バルブのブランド力で7%。ハーネス再構築で8%稼いでくれていれば15,000に届くんだがぁ.........
   
ところで、15,000という数値を確認すると
   
一 二輪自動車、側車付......にあっては、........、走行用前照灯の最高光度点における光度が次に掲げる光度以上であること。

イ 四灯式以外のもので、すれ違い用前照灯が同時に点灯しない構造のものは、1灯につき 15,000cd

ロ 四灯式以外のもので、すれ違い用前照灯が同時に点灯する構造のものは、1灯につき 12,000cd。ただし、12,000cdに満たない場合にあっては、同時に点灯するすれ違い用前照灯との光度の和が 15,000cd。

ハ 四灯式のものは、主走行ビームが1灯につき 12,000cd。ただし、12,000cdに満たない場合にあっては、他の走行用前照灯との光度の和が 15,000cd。
     っていうことは、うちの場合、左のローが常時点灯だから、右のハイ専用は13,000あったら十分で、それでも足りなきゃロービーム用ランプと同時点灯して15、000でもいいわけじゃん。
 それならパスしてたんじゃないのか??
 たぶん、計測機械が左右のランプの輝度合計なんて検査方法には対応していないだろうなぁ。

     夜に入って、泣きついた友人から連絡があった。
   「45/45の高効率 1灯で24,000cd出ている。」
   「普通の 1灯の現行車は60/55の高効率で 20,000は軽くクリアする。」
   「35W HIDの回路で45Wくらい消費しているかもしれない。」

 ということで、うちのは、もう完全に右目 1灯扱いで望んでいるから、検査されないHIDは回路そのものを切っておいたほうが無難だろう、と。

 とりあえず、やれることが一つ増えたので安心する。

   リベンジ
         
     ともかく車検場へ。

 1,400円をもう一度払って受付。ラインに並ぶ。

 9時15分前。先客は6台連ねたショップの人?
 しばらくして、テストが始まるが6台の中にはSRの改造車とかあって、パスしない。1発合格したのは新車の1台だけ?
 見ていると、光軸で落ちた車体はなにも調整せずに遠くから見ている相棒の指示で、車体の姿勢を調整して通そうとしている。それでも数台落ちた。なにをいいかげんな。
 と、思ったが、ある程度調整してあるからあれで通るのかもしれない。

 さて、自分の番。どうなる?

 光軸だけの再検査と申告して、検査ラインに入る。
 1回目「×」。
 光量か? ロー・ハイ同時点灯してみる。それでも「×」

 検査機の表示で何が悪いか確認すると「上」
 なんだ、光量はOKか。最大の懸案解決! ならば、と光軸調整ネジを10回まわして...... 心配だから後5回、計15回まわして、再検査。
     今度は「下」
 あやや、やりすぎた。
 中間の7回戻して再検査。

 「○」
 やったぁ。
 ハイ・ロー同時ではなく、ハイビームだけでパスした。

 確認印をもらい、A棟へ移動して車検証を交付してもらった。
 これで、やっと仮ナンバーから開放されました。

 ×にならなかったので明るさの値は聞けなかったが、レイブリック60/55とリレーの組み合わせだけで、とりあえずOKになったということで。結果的に、左はローのみのHID。右はハイのみのハロゲンノーマルで公認となりました。
   

Feb.13,06 87,223.8km  車検通過
     冬だからか、9時台の検査は例の6台とユーザ車検らしいのが他に2台で空いていた。
 再検査だから当然なんだが、先週も予約番号など確認されなかった。予約した方が無難だろうが、前回も「予約したの?」という感触だったので、2輪は予約しなくてもなにも問題なさそうだ。
 3回目に並んだとき、後ろに、またまたY○○K葉が白バイを並べ始めた。先週も4台くらい白バイの車検を通していた。
 御用達?

 ともかく、混む前に終わってよかった。

 そういえば白バイの車検ってサイレンなんかも鳴らすのね。

     



     早くも問題...........「11」