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 その後
     翌朝、いきなり通勤に使ってみる。
 ハンドルの曲がりは電柱でコジったら直った。やけに簡単に直った。どこか締め付けが甘いか??
 ブレーキの方が問題が大きい。止まらない。レバーが戻らない。また、ドラムレバーとかワイヤーのグリスアップが必要だな。
 エンジンとかはもともと問題なかったのでこんなもんでしょう。が、あいかわらずフロント荷重がない。125から重量が増加した分はほとんどリア回りにいっちゃってるみたいだから、完璧なリアヘビー。フロントにキャリア着けて、米俵でもつんで走りたいくらいだ。

 夜中。フロントブレーキの調整とラジエータ液の点検。
 ブレーキは動きが渋いところをグリスアップして、ぎりぎりまで締めこんだ。
 リアもちょっと大きめだった遊びをなくしてみた。
 帰宅途中、ちょっと買い物をして戻ってみると、クーラントが漏れていた。帰って点検したがリザーバの量が減っているだけで、漏れは見つからない。様子見。

 さらに翌朝。走るには特に問題ないかな?
 やはりハンドルが軽すぎる気がする。しかし、締め付けが足りずに軽すぎるのか、こんなもんなのか不明。グリスアップしたわけだから軽くて当然の気もする。

 ラジエータ
     クーラントの漏れはラジエータキャップのパッキングがボロボロになっているところからだった。
 最初からボロボロのところを、クーラント交換で開け閉めしたためにとどめを刺したらしい。
 どうにもなるものでもないので、交換。
 素直に新品注文せずに中古屋で探してきた。

 ラジエターキャップ自体のサイズはどの車種でも共通らしい。ただ耐圧が0.9と1.1とある。社外品は1.1だが、圧力を上げてエライのかどうかわからないので0.9にしておいた。ゴム部分がしっかりしたもので500円。
     なに用のものか知らないが、メ−カはどちらもNDで刻印されていることと外形は一緒だった。
すでにゴミ
     裏側、ボロボロになった方はゴムの径が違うような気もするが使えている。ボロボロになって伸びていたのか?

 キャップが使える事を確認してクーラントの交換。
 いつまで水を流しても、クーラントと洗浄剤の色が抜けない感じだが、そこそこのところで新しい液を注入した。
 前回洗浄剤を入れたのが先週だから汚れていてはたまらないのだが、まだオイルの混入はないようだ。

 CDI&ステム
     突然、加速が悪くなった。
 気がつくとタコメータの針が動いていない。
 CDIだな.......
 またかよ............

 で、せめて、配線が外れただけとかバカな話でないことを確認しようとフロント背面のカバーをあけた........
 なんだ? 余ってる線がある....... 見たことない部品が着いている。2RE専用か? 他社流用か? 何用の何だ?
 CDIを交換しているので一度は開けてるはずなんだけど、気づかなかったのか....... なんなんだ?

 ついでに、気になっていたフォーク回りをマシ締めする。すんなり締まるぞ。ダメだこりゃ。使ったことのない秘蔵のトルクレンチを出してきて使ってみる。
    後日、牟田さんの指摘で
ウィンカーブザーと判明
下のダイオードは不明



     バネ式のアナログだから適当な気がするが、規定値も1.8〜2.5のトルクとアバウトになっているのでそのくらいで通用すると思って締めておく。

 助っ人
     たまたま、角田さん、牟田さんがTracyで遠出しようということで埼玉までお出かけするのにつきあわせてもらった。

 行った先で、CDIがダメで....とこぼしていると、牟田さんがちょっとレーシングしてみて「チョークじゃない?」と言う。
 タコの動きでCDIに不調があることは確かだから、そっちしか考えていなかったんだが、よくあるチョーク系も影響していたようだ。2人にチェックシートバルブ回りをいじってもらうと4,000rpmあたりのプアーさがだいぶ改善された。
 へぇぇぇ..... そういえば外装とかアクシデント系のトラブルしか手をかけていなかった。
    Oct.25.03 環八方南町で
     峠を走ってみると、さっき立ち上がらなかった上りコーナー出口の脱出がかなりマシになっている。この程度なら「スクータだからあきらめろ」と言われればそうかと思えるダルさかも。駆動系のセッティングで改善できる内容か?
 帰り道、全開速度は調子のいいCZ150Rと同じくらいまでは出る。ただし、発進加速ではCZ125に負ける。「話にならない」レベルから「負ける」というところまで回復したというべきか。
 発進時の低回転のもたつきが残るのは駆動系で対応するのか? 前にニードルを下げたらしいので元に戻してから、CDI/チョーク/駆動系で調和点を探す形になるのか?

 そういえば、この道中でメータケーブルが切れた。
 帰り着いてから、ケーブルを抜いてみると、メータギア側の先端がワイアからもげていた。グリスはたっぷり着いているのに.........

     翌朝、エンジンをかけようとするとかからない。負圧経路をつぶしてあるからチョークがかからないのだ。ふさいであった経路を開放するとエンジンがかかった。
 ということは、チョークは生きているはずだ。

 BVSバルブとチェックシートバルブが生きていることを祈って、負圧コックからキャブまでの負圧経路のパイプを全部換えてみる。

 またまた翌朝。始動する。チョークは効いている。
 加速する。4000rpmで息つくものの、今までと比べれば一瞬だ。
 おかげでいつもつかまる信号を2つクリアできた。おかげで、まとわりついてくるLEAD100がいなくなった。
 やたっ。BVSバルブとチェックシートバルブは無事らしい。後は、CDIだな。CDIはアイドリング時に動いて、アクセル開けるとすとんとタコが落ちたり、アイドリングからぴくりともしなかったり、普通に動いたりする。
 CDIがダメなときは相変わらず全然ダメだし。
 

 ケーブル&ワイア   レス.....
     スピードメータケーブルを注文した。
 ついでに、お出かけでは半端だったカラーリングを11月頭の連休で完成しよう。
 ハンドル部分のカウル、フォーク上のカウル、それぞれハンドルとホイールを外さないと交換できない。
 通勤仕様を3日間で解体、塗装、組み上げ、の予定だった。

 が、なんと3連休とも出勤。
 平日と大差なく暗くなってからの作業を進める。

 スペア(なぜある?(-_-;))のある外装パーツはいいんだが、ハンドルカウル上部は使っているものしかない。バラしてからの塗装になる。
 で、塗装しようと思ったが、メータバイザを外さないと塗れない。バイザをはずすにはプラスチックリベット?みたいな部品を外す。
 普通は数回の再使用が可能なものなんだろうが、表面は風化してるし、はずそうとしたときもきちんと抜けたというより力任せでもぎ取った。破損はしなかったが、これをもう一度着けるのか??

 そんなことは後で考えるとして、塗装、組み上げる。切れていたスピードメータケーブルとちぎれていたゴムのグロメットなど届いた部品をはめてブレーキワイヤをグリースアップ......

 動かない......
 ブレーキワイヤが手でしごいたくらいでは力一杯で1〜2cmしか動かない。ホルダーにつけてレバーで引いてみると、動くような気もするが、戻したときに戻る量はレバーホルダー根本でワイヤが外皮ごと動いている分だと気がついた。
 使えねぇじゃん。

 仮組みして、ブレーキを調整してみるが、握らなくてもロックか握っても効かないかの2動作しかない。今までもまともじゃなかったがバラして微妙なバランスを崩して、錆びた(?)状態では再使用不可である。
 ワイヤが来るまで動かせないことになった。あきらめたプラスチックリベットと一緒に注文。最低2日間電車かFZで通勤か.....
 え? 定休日? 3日か
 
 
   











   

 外装とか........... 「10」