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   宴会
         
    徹夜で走ってきたので眠い。 宴会が始まる日暮れまで寝た。
   夕刻。銘々に軽い食事を済ませた後、いつも通り、キャンプファイヤに火が点けられる。着火役を募集していると思ったら、いつのまにか飛田さんが点火用のたいまつを持って並んでいた。そういえば、今年は別々に出たので、着いてからはじめて顔を見る

 こちらが着いた頃、熊田のダンナと温泉に行ってしまったらしい。
    これまた、いつも通り、持参の酒のうんちくと、一年振りの顔を肴に各人の一言が続く。

 宴会はいつまで続くかよくわからん。例年に比べれば、長居した気もするが、よい子は早く寝るのだ。

   ゆがんだ国道
         
    朝、6時くらいにバンガローはざわついている。
 まだ寝ている、という低い声も聞こえる。
 健康な若者は十分に寝るんだ。と、思いながら、7時前になると、寝ているのも居心地が悪くなる。外は、結構な雨だというのに困ったもんだ。
 とりあえず、起き出して顔を洗う。

 食事? 食べなくてもいいんだが、ヒマだから、手持の携行食を数個かじる。
    昨日の、セルの空回りを試してみると、今朝は問題ないようだ。

 雨は起きる前から強めに降り続いている。

 この先、さらにどのくらい降るかわからないので、開けたままにしておいたカバーを閉じる。

 炊事場で雨宿りしながら眺めていると、何人か、ポツリ、ポツリと出発していく。遠田も出た。
    こちらも、ヒマだし、今日の行程も長い。
 昨夜はトランポに便乗する話もあったが、乗る余地があるのかどうか、最終決定は聞いていない。寄り道したいところもあるし、自走を覚悟して、出てしまうか。

 8時までウダウダしていたが、相談する相手は寝てる?

 8時過ぎ。荷造りも簡単に終ったので、居合わせた人にだけ挨拶して出てしまう。
    走り出して気がついた。あ、お参りに行くんだったっけ?

 出てしまってから気がついても、仕方がない。そのまま走る。

 走り出すと、また止まらないから、湖畔を離れる前に写真を撮る。

 さて、いつも、103から来て、103方向に帰ってしまう。
 一度も来たことがないというわけでもないだろうが、記憶があやしい。その、103への分岐を454へ直進して、102へ抜けてみる。
 峠を登って102へ出たところで、どちらへ行くか、また考える。
    右に向かいかけたが、ガソリンが60km前後か? この先で給油するなら、湖を一周してほとんど元に戻ることになる。103に合流してからUターンする余裕はないかもしれない。
 それはそれで面倒、と思い直し、その場でUターンして山を下り始める。
    102号沿いは、奥入瀬のような飾り気がないことをのぞけば、似たような清流が下っている。雨で水量も多い。
 のんびりと下りていると、地元の軽トラに追いつかれて、道を譲る。

 大雨だ。

 カッパを着ているので、被害はないが、クルマの後ろについて走る。

 どこまで行こう?
 ずいぶん行って、市街地に出たところで道の駅による。
    なんだか、施設内にまともな地図が見あたらないが、インターネット端末が生きていたので、適当に状況を把握。もうすぐ7号らしい。102はそこで終ったらしい?
 これで、102号の走ったか走ってないか記憶になかった部分を完走したことになる。
  
 とりあえず、スタンドを探しながら直進。
 セルフを探していたら、7号まで出てしまった。7号まで出て、左折して南下を開始。最初のスタンドで給油。

 7号は、すでに走ったことがあるはずだ。7号のまま行っても、遠回りになるだけだ。
 なにかいい道はないかと探しながら、282と103をパス。
 次に105が出てきた。角度的には良さそうな方向に向かっている?
 秋田空港? 角館? 大曲 100km? どこだそれは?
    まぁ、なんとかなるだろう。

 クルマを適度にかわしながら先に進む。
 昨日の疲れか。ちょっとのギャップで椎間板が痛む。無理せず、急ぐ。
 うぅ〜む。 どこまで行っても山だ。
 いいかげん走っても山だ。ギリギリにならないうちにスタンドを探さないといけない。

 と、思いながらもスタンドがない。この辺に住んでたら、ガソリン入れに行くために往復5リッターは必要かもしれない。なんて、考えていると、やっとスタンドが見つかった。

 給油してくれたおばさんに、南はどっち? と聞いてみると、わからないらしい。
 たぶん、あっち。みたいな。

 東京というと、あきれられそうだから、福島方面に行きたいけど、地図がないと言って笑うと、きままな旅をしてるんですか? と聞かれた。まぁ、そうかも、そうでないかも。

 出発のため、ずぶぬれの軍手をはめ直そうとしていると、軍手あげようか? と言われた。
 どうせ、すぐ濡れるから、と言うと、ビニール手袋を持ってきてくれた。サービスだって。
 考えたら、600円少々のガソリン買って、手袋もらってれば大サービスだな。

 46号とか13号とかを越えて走り続ける。
 また山の中を延々と走って峠を越えると、右に秋田空港・・・・・

 え?? さっきのは青森空港だったはずないよな?? 秋田以外に空港なんか出てこないよな??

 どこかで、Uターンした??
 いや、さっきも今も、右方向が秋田空港だ。気付かずにUターンしたなら左に見えるだろう・・・・_
 なんだ? この道??

 ともかく走り抜けないと。

 道の駅おおうちが出てきた。
 止まって、位置を確認する・・・・ ? しかし、道の駅に地図もなにもないなんてなんのつもりだ?

 人がいなくてもいいが、地元のレクリエーション施設だかなんだかがいくつか併設されていて、肝心の道路情報がない。頭足りないんじゃない?

 隣の役場?の大看板にあった粗すぎる地図で現状を確認。

 あ、もうすぐ7号・・・・・・ すぐそこに日本海・・・・・・
 105号は7号の迂回路でした・・・・・・

 止まったところで、メールを確認すると、今夜合流するはずの安田から「いまどこ?」と。
 「ここはどこ? 由利本庄と書いてある」と返すと「そこは秋田だ」と答えが・・・・ そうだったのかぁ。すでに、3時。後、4時間あったら着くのかなぁ。

 さて、105を完走したところは、107と108の分岐路。
 一度7号の交差点まで出て、105,107,108の併走区間を戻ってスタンドへ。そこで地図を借りて、福島行きたいんだけど、107と108とどっちがいいか、と聞いてみる。

 107は横手? それどこ?
 108の方が南に向かうようだが、途中の峠がすごそうだ。どちらも、4号へはぶつかる。
 スタンドの人もわからないようだが、108だろうと言う。
 まぁ、少しでも南よりに走ろう。

 ・・・・また、山ん中だぁ・・・・ 山しかない・・・・

 途中、13号を越える? ? またか?

 山の中を走っていると、突然、エンジンが吹けなくなった。
 むせるように止まりかける。ここで止めちゃいけない、と、アクセルを調整して走り続けると、5,500あたりを境に上が回らないらしい。
  
 しばらく走っていると、直った。
 なんだ?

 ひょっとして、エアクリーナに水が入ったんじゃない?

 そうだということにして、走り続ける。

 鬼首ってこんなところだったのかぁ? 鳴子ってこんなところだったのかぁ? 普通は南から来るんだろうなぁ。
7/753,200.7 4:00 (16.5)(0.79)    
 5:32 上三川122.55.3522.90 106.069.1
7:15須賀川123.1 5.1723.81229.1 71.7
9:27仙台129.4 5.2624.60358.577.6
11:13水沢125.8 5.0424.96484.371.2
11:28500km      
12:29滝沢89.6 2.9630.27573.970.7
53,890.9 14:03  99.8  673.7 63.7
853,894.5 8:15  3 ?    
 9:34 弘前201.35.20 18.04201.3-
12:31桧木内 142.75.3026.92344.0 48.4
14:25本庄97.7 4.2023.26441.751.4
17:16大崎135.5 5.1926.11577.247.5
19:35福島139.1 5.2226.10716.360.0
54,504.8 20:10  22.0  738.3 -
9  11:45        
13:25会津114.3 4.3326.40114.368.6
16:48南会津 135.55.5524.41249.8 40.0
19:42常陸大宮 129.34.7527.22379.1 44.6
22:11松戸125.7 4.8226.08504.850.1
23:27 品川37.21.4425.83 542.029.4
55029.1 23:43  3.9     
 1828.4    72.78 25.12  
 
 予定外の温泉地を通過して47号に合流。鳴子の峠を越えると雨が上がった。

 鳴子で、47号にぶつかった交差点の反対側には、国道標識が。?!

 これって、108号「起点」の表記じゃないの? 昔はここまでだった?

 会社から電話が入っていたので、要件を済ませるために小休止。
 で、5時。とにかく走らなきゃぁ。

 47号で4号に合流してみると・・・・ 
 仙台40km 福島120km?!
 まだそんなにあるのか? すでに6時前。7時なんて無理? 8時でも?

 国道が2車線になったことだし、ペースを上げる。
 走る、昨日ほどではないが走る。よくわからんが一本道を走る。

 途中、2車線から1車線になるところで、信号スタートからクルマに負けた。
 最近のクルマは結構速い。車種を見るとfit? よくわからんが、スクータなんてそんなもんでしょ。

 走ること2時間、8時前に福島にはいる。

    給油して、安田に現在地報告。カッパを脱いで一息入れる。

 目印にしていた114は見つからなかったが、進むべき115が見つかって右折。

 地図を見た記憶を頼りに、8時過ぎ、街灯もない、全開でないと上らないような坂道をなんとか宿にたどり着いた。

 とにかく、風呂。食事もそこそこに温泉。

 やっと落ち着いて地図を借りると、このそばまで13号が走っている・・・・・
   




    熱い走り........ 「最終日?」