CZ 3.5th Diary P.45 CZ 3.5th Diary P.47 The Index of CZ 3.5th Diary HOME
 電気式チョークの弱点
        
    弱点なんてことじゃないけど、電気式は通電後約5分で切れる時限式。
 多少の外気温の影響はあっても、エンジンの状態と関係なく5分(以内)で切れるのが正常。最初から電気式で設計されているいまどきのスクータでも同じ事。エンジンがかかってから通電する本来の仕様ならもっと長いはず。

 で、どうも、5分が長すぎるらしい。
 エンジン始動後、数分で発進すると、最初の信号でアイドルが1,000を割ってエンストする。どうも、もう不要になったチョークが効き続けているためらしい。
 試しに、キーオンしてエンジンをかけ、再始動が簡単なように数十秒待ち、エンジンストップしてキーだけオンに戻す。これで、一息待ってから発進すると、ストールしない。

 逆に、チョ-クの復活に約30分かかるから、20分前後の停車で再始動しようとしたときも、チョークの状態とエンジンの状態がアンバランスでかかりが悪い。
 エンジンが冷えきっているわけでもないので、アクセル全開でセルを回せばかかるのだが。

 ま、これもそういう儀式が必要と思えばなんとかなるし、走行中のエンジン不調の原因がなくなるなら、よほどマシ。

 そういえば
      
    課題が多すぎて忘れていたセルモータ。
 お亡くなりになったやつを分解してみる。

 みごとにブラシが減りすぎてガイドから飛び出てました。
 これで2個目?
 みなさまお気をつけあそばせ。他人事じゃございあせんことよ。

 さて本題
        
    しつこいようだが4,500の谷。
 ともかく、過渡特性として混合比が合わないらしい。

 CygnusX?に発進加速で負けた。−多分、最近まで常勝だった相手− マフラーが社外かな?という程度の車体に負けていてはSS1/32で去年以上の成績は出ないでしょう。不良チョークに戻す??

 チョーク不良の間は、谷を感じていなかったし、余分に開けた穴はふさいだ方がいいらしい。
 つまり、全体が濃ければごまかせる?

 しかし、ショーンのページ(CV − 負圧式4連キャブを前提にしている?)を読み返してみると、こうなる理由は濃すぎるかららしい。

 薄くするべきか? 濃くするべきか?

 わからないので、とりあえずニードルクリップを.......どっちにしようかと迷いながら、いままでやったことがない方向で下げてみた。

 すこしマシになった気もするが、根本的な解決ではなさそう。乗り越えてる気もするが、谷はまだある。

 ショーンの解説からすれば、本来やるべきことはフロート高の変更?
 ニードルクリップを真ん中に戻して、フロート高を上げ(液面を下げ)てみる。
 ん? チェックしたはずなのにフロート高は基準より低い? ともかく、基準より1mm高くセットする。

 試乗すると前よりずっといいようだ。やはり、中低速域の影響はこっちか。
 よくなったとはいえ、まだ、4,000域で非力。「谷」から「非力」という表現までよくなったという感じ? それと非力な回転数は4,000ちょっとから,5,000くらいへ移動したようだ。
 後1mm上げて様子を見るか?
  と思ったが、まだ濃いのなら、と、簡単にできる方向でエアクリの穴をまた開けてみた。

 .......え?  発進からもたついて明らかに変!

 エアクリの穴のせいか? 穴2つで劇的に走らなくなった。薄すぎ?
 直径2cm弱の穴がこんなにも影響するのか?!

 急遽、薄いという予想に方向転換。
 油面を規定値+0.5mmに上げてみた。
 前よりいいかな? この状態でエアクリの穴を1つだけ開けてみると、前回のように走らないというほどにはならないが、やはり塞いだ方がよさそう。パイロットエアジェットをいじって、一番もたつきのないところを探すと1+5/8戻しで落ち着いた。

 とりあえず、まぁまぁという状況でしょうか? その後、出くわした250マジェとフュージョンと互角。だが、加速で互角のまま、直線では抜けないというのはいいんだか悪いんだか??

 ニードル
        
    夏にしては涼しくて気持ちよかったんだが、梅雨が明けたら急激に気温が上がった。

 普段なら、エアクリの穴を全開する季節なのだが、その必要がないのはチョークを全閉にできた結果だから正しいことといえるのか?

 そこに、「ニードル変えてみたら?」という声。

 そういえば、オートクルーズ対策でキャブ変えて、ついでにオートチョーク変更して、その後ノーマルでセッティングを出しただけ。
 前に使っていたニードルがあったはず。
    並べてみて区別のつかない2本のニードル。
 写真上のに変えてみる。

 あ。こっちの方がいいらしい。

 あれこれ走ってみると、なんとなくよさそう。PASも標準の1+6/8戻しでよさそう?

 結局、標準セッティングで最高の状況が出るのが正しい部品選択ということで。

 で.............
        
    そういえば、「単気筒」はやっぱりないのが正しいようだ。
 本日現在、信号待ちでのアイドリングで振動は当然あるけど、タンタンタンという鼓動ではなく連続的なバイブレーションだ。混合気とかメカトラブルがなければ、振動しないものらしい。やっぱり、「?}と感じたのは今まで感じなかった振動だったからだろう。

 で、キャブはこんなもんなんだろうか..........。

 問題はない.......はずがない?

 スタートで他車と比べて遅くはないんだが、ミートした瞬間から回転が上がるまでに時間がかかる。
 発進でスカッと出ない.......  20km/h以下まで落ちたときの最加速がいまいち......

 って、欲が出れば限りないし、これはキャブの問題の範囲を超えてる気がする...........

 しかし、本日午後の気温33度。歩行者は歩道の照り返しに顔をしかめている。

 そんな日中に感じた不満は、日が落ちてしばらくすると気にならなくなっている。
 つまり、気温に左右されてる......   イコール 空燃比の問題か?.............

 これ以上はミートタイミングとか、駆動系で対応すべき領域なのだろうか?

 22km/l
        
    そんなこんなで走っていると、ギリギリまで我慢したとはいえ、給油まで120kmを達成。
 リッターあたり22km超。

 いつもと同じ環境と走りでは、初めての高記録かも。
 やはり、キャブは薄めなのか? とはいえ燃費4割近くアップということは、いままでは常時チョークオンでガソリンばら撒いていたということか。
 ガソリン高騰のおり、ありがたいことでもあるが。
 次の給油でも、リッター22kmを超えた。

 しかし、中間加速でやっぱりかったるい。
 試しに、暑い最中に、エアクリの穴を1つ開けてみる。
 前ほどの異常はない。少しは濃くなってるのか。

 で、少し考える。
 薄い濃いと方向性が見え始めたところで、ニードルを変えてしまった。またまた、泥沼の原因か?
 しかも、変えたニードルは1/8〜1/4で薄いと聞いた......... 求めてるものじゃないかも...........
 純正ニードルに戻してみる。
 やっぱり、なんとなくだがこちらの方がいい。低速からの再加速で、がまんできる範囲というか。PAJは2回転戻しくらいか? 標準調整範囲を1/8回転超えているが。
 翌朝、通勤に使ってみるが、こちらの方がいい気がする。お盆で、いつも競り合う相手がいないので比較は難しいが、しばらくこれでいくべきか。
  




  

 う〜む........... 「47」