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 おひさ
 
 まともにつるんで走るのは2年振り?

 久々に走って来た。

 みんな少しずつバイクから遠ざかっていた。

 普通の人はこうして離れていって、それは不幸なことではないだろう。

 でも、僕らは一緒に走って楽しい仲間を確保したから乗り続けて来られた。


 始まりは匂いだった。

 それは、短時間で確信に変わった。

 自分の走りを一緒に走って楽しいやつ。
 お互いが重荷にならないやつ。相手の心配なんていらないやつ。

 また一緒に走って、自分達が、少々異端の?、バイク乗りだということを再確認して。同類がいるということを再確認して、また走り続ける。

 久々に会った顔は「やっぱり、バイクって楽しいんだ」と輝いている。


 「知り合いを誘わなくてよかった。だって、もう一緒に走りたくないと言われたら嫌じゃん」というツーリングは「また走ろうぜ」という言葉で締めくくられた。