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   なぜか温泉 Oct. 24-25,09
      
     初夏に言い出したキャンプ企画が秋にやっとまとまったと思ったら台風で流れた。10月に入ってキャンプでもあるまいと、世間のおやじ並みを目指して、1泊温泉ツーリングに変更された。
   
 行き先は、関西人がいる都合上、いつもの浜松ー天竜ライン。
 で、空いている&安い宿を探してもらったら乗鞍・奥飛騨温泉になった。
 ともかく、行く。走る。

 乗鞍往復、現地集合ではさびしいというので、勝手に、高遠−開田高原−高山−奥飛騨というオプションルートを設定。諏訪で1次集合10時と決めた。

 しかし、昨今の休日渋滞。ウェブで調べると、8時に高速に乗ると諏訪まで11時半を過ぎると出てくる。まぁ、車ではないことだし、そこまでかかることもあるまいが、家を出るのは7時にならざるを得まい。



     で、前夜。危惧された酒席を切り抜け、帰宅して、支度して、万全の体制で1時に床に就いて、TVを見て、寝たのが4時前。朝、目が覚めると目覚ましが鳴っていない。早すぎるのか? 遅すぎるのか? と、あせって時計を見ると、やっぱり、遅すぎる。しかも2時間半!

 予定では、後30分で諏訪にいなければならない。
 跳ね起きて、猫のごとく顔をなめて、バイクにまたがって、ごめんなさいメールを打つ。

 9時半発進。


     発進して、すぐ、3気筒くさいのに気づく。
 え?? いままでも時々あったが、これって? あ、プラグか? そういえば、しばらく換えてない。プラグは家にストックがあったのに。途中で買っても、換えるのが大変だし。このままで走れるのか? 燃費の悪いのはそのせいか?
 低速トルクがないと感じたのも、そのせいかもしれない。ともかく、引き返すわけにはいかない。

 環七は工事で1車線規制だったなと、環八へ回るとこっちも大渋滞。
 渋滞を進んでいくと工事で1車線規制をしていた。両方でやるな!
 甲州街道に出るまでに40分もかかった。


     調布で乗ったのが10時25分。焦って走れば30分のはずなのに。
 でもって、八王子ゲートは大渋滞。
 ETCの価値はどこにあるんだ?走行車線から、ゲートに分散するのに、我先に割り込むから、芋荒い状態で混雑を作っている。
 そんなことにかまっていられずに先を急ぐ。

 急ぐのだが、いまいちペースが上がらない。
 焼きが回っているのか、コースのせいか、夏のキャンプの3割引きみたいなペースでしか走れない。
 我ながらふがいないので、条件のいいところで、一度だけ1.0まで引っ張ってみる。
     が、後は、せいぜい0.7がいいとこで走り続ける。追い越し加速がいまいちなのもプラグのせいか?

 結局、11時40分、諏訪ICを降りる。

 時間優先なら伊那回りで行くべきかとは思ったが、予定のコースを追ってみる。
 杖突峠では、へたれなコーナリングを繰り返す。タイヤがきれいな分、もっと救われていい気がするが、全然走れていない。ラウンドがきれいに出ている分、ハード面でのくせはないのだが、乗り手がダメだ。高遠に着くころに、やっと、ブレーキタイミングと乗車位置が悪いのだと結論した。


     高遠着、12時半。152と361の分岐点を右に曲がれば、飛田と呑田が向かっているはずの伊那。しかし、左に高遠城址公園の看板が・・・・

 めったに来ないところで、素通りするってぇ・・・・。ためらってる場合じゃない! で、左折!

 ほんのちょっと先だしぃ。
 左折して、それらしきものを探す。

 が、なにもないまま、町の裏山に上ってきてしまった。
 紅葉がきれい。


     舗装が終わったところで町並みの写真を撮ってUターンすると、さっき通過したところが城址公園だった。
 まぁ、来たという証拠にまた写真を撮って、呑田にメールする。

 で、追っかけ再開。

 関係ないが、通り過ぎた街角の看板に「ヘアーサロン『リムーブ』」って??  それでいいのか?

 伊那の町中で361は妙に曲がっている。迂回路があるらしいが、「細い」と注意書きのある道を曲がって、361を進む。


     361は全線を地図で確認すると、妙に狭いところも多い。昔の国道DBではどこかで不通になっていると書いてあったが、今は全線通れるらしい。というか、通れるつもりで走っている。

 ガソリンを入れていると、メールが届いた。

 19号の先で待っているらしい。
 なんだ、もっと、逃げればいいのに。

 どのくらい先にいるんだろうか? 別に黄線追越はしないが、急いで走る。361は、途中、道がまっすぐだったり、高速道路になったりした。


     19号に出て、左折。どこかに飛田がいるはず、と思っていると。曲がってすぐ、反対側の蕎麦屋に呑田と飛田を発見。反対側だなんて、こんなところじゃUターンもできないでしょうに。

 蕎麦屋は混んでいたらしい。到着しても、まだ、3人待ちだと言う。よそへ行ってもよかったのだが、なりゆきでそのまま昼食。

 蕎麦はまぁ、こんなもんでしょ。
 それより、呑田のリアタイヤに白いラインが入っている。? タイヤマーカーですか? 接地面に?

 磨耗して、コードが出てしまっている。


     すぐ横のスリップサインは出ていないのに、真ん中のコードが出るなんて、バーンナウトだけで減ったような妙な減り方だ。朝は出ていなかったと言うので、なにか異常に剥落したということか?

     と、ここで原因を考えてもしょうがない。先へ進む。

 19号はいつか来た道。この区間は濁河キャンプの帰りにも呑田と走ったなぁ、と思い出しながら行く。再び、361へ右折し、開田高原へ。

 呑田を先頭に立てていると、タイヤを気にして、車体を傾けて真っ直ぐ走ろうとしたりしている。追い越しタイミングも、加速のストレスを怖がって、いまいち妙なことになっている。

 まぁ、いいんじゃない?


     峠で休憩して、前後を交代して、前を走る。山道で、期待したほどのものはない。一瞬。湖がきれいだったが、停まれるところがないまま行き過ぎてしまった。
 かといって、そのまま、走り続けても顰蹙を買う。道の駅で休憩。
 15時半。

 青田からメールが入っていた。別ルートでかなり先で待っているらしい。
 さて、そこからは40kmほど。急げば、16時過ぎに着くかと期待したのだが、158はそれなりの交通量がある。というか。渋滞ではないが、行けども行けども前に車がいるので、無理しても甲斐がない。1時間以上かかって、平湯到着。
 ガス補給&おやつを買う。ふと見るとカップラーメンがみんな膨らんでいる。そうか、気圧が低いんだ。

 宿へ着いて、青田と合流。

 本日の走行、382.0km。


     一応、地ビールなんぞ買い込んではみたが、酒に強いやつがいない。早起きのせいもあって、コップで2杯も飲めば、眠ってしまうメンバーばかり。形ばかりビールを舐めながら、お茶飲み話が進む。

 話によると、僕は、飛田家では、ツーリングに連れ出す悪人になりつつあるらしい。とか。世間並みツーリングでは片道300キロはじゅ〜ぶんに泊まりの距離らしい。とか、新しい知識も身につけた。

 さて、呑田のタイヤは、ふつ〜、これから400kmを帰る状態にない、と意見が一致した。賭けに出て、帰れる可能性もあるが、もし帰れなかったら、ひじょう〜に面倒なことになる。


     いつか換えるつもりなら、換えて帰った方がましという話になり、明日、一番近くで、一番期待できそうな松本に下りて、店を探すことに。
 そんなことで、1時に就寝。

 で、翌朝は、世間並みを目指して、タイヤの前に、ロープウェイに乗りに行くことになった。

 さて、翌朝、7時から食事可能と聞いていた。
 7時。誰も起きてない。7時半。呑田が出て行く。風呂らしい。8時。まだ戻らない。8時半。青田が散歩に行く。9時。飛田が食事だと声をかける。というのを蒲団の中から観察していた。


     観光客らしく? らしくなく? 10時前に、やっと走り出す。

 新穂高ロープウェイに向かう。

 ロープウェイは大行列。

 5分間隔とか、通勤電車並みに増発しているとのことで、まぁなんとか乗れたが。

 穂高とか槍ヶ岳とかがハイヒールででも、間近に見られるところに行けるのは、いいことでございましょう。


     しかし、ロープウェイ高い。標高メートルあたり1円てか? 頂上でしか売ってないという土産を買うと、所持金がなくなった。

 日高牛まんを食べて、栗を分けてもらって下山。

 呑田のタイヤを交換できるショップを求めて松本に向かう。

 途中、後ろをまったく気遣わずに走る青田だったが、有料の安房トンネルを抜け、158に入ると、さすがに渋滞をおとなしく走る。

 延々と続く渋滞に眠気が差して、2,3度意識がとんだ。


     松本市内に入ったのは、15時くらい。

 交番で聞き、携帯で調べ、電話して、一応、必要なサイズを持っているショップを見つけた。

 で、呑田一人を置いて帰るというほど冷たくなれないので、残りは松本城観光をして待つことに。

 城見物といっても、外からだけど。

 城を見て、お茶を飲んで待つところへ17時、呑田到着。


     中国製?の珍しいタイヤを履いたらしい。

 お茶が済むと、長野道に乗って、岡谷で呑田と別れ、18時くらいに諏訪湖で給油。すると、大月から先、全線渋滞の情報が。
 うんざりするが、そう言ってもしょうがない。

 長めに休憩して走り出す。常識の速度域で淡々と進んでいると、途中、かなり冷えてきた。長いトンネルが暖かく、気持ちいい。

 20時。たいしたストレスもなく談合坂へ。



     談合坂でも渋滞の情報が入っている。渋滞が消えるとは思っていないが、前より短くなっているようなので、また少し休憩。

 渋滞もだが、路面が濡れているのは、予報にあった雨がすでにあがっているということらしいのがラッキーだ。

 飛田が給油するのを待って、走り出す。

 青田が相模湖で離脱。飛田が圏央道へ離脱。八王子から単独になる。

 さすがに、八王子の先で車がつかえているが、それでも70キロくらいでは流れているのか。

 渋滞も雨もほとんどなかったおかげで、22時前に到着メールを出すと、ほどなく全員からメールが帰ってきた。



     本日の走行300km。

 普段なら、日帰りで当然と思っているコースだが、たまにはいいか。その分、写真もたくさん撮ったし。単なる山だけど・・・


 翌朝、目覚しは普通に鳴った・・・・・

      給油データ
   
ODO TRIP Diff GAS Cost
05,033.7km 2.7km      
  231.5km 231.5km 16.6l 13.95km/l
  373.2km 141.7km 9.07l 15.62km/l
  382.0km 1日目
  494.4km 121.2km 8.25l 14.69km/l
  682.8km 188.4km 11.76l 14.32km/l
05,719.2km 2.7km 685.5km 45.68l 14.95km/l
      
   



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