FZ1000 Diary Part49b FZ1000 Diary Part49 The Index of FZ 1000 Diary HOME

         
   おもいこみ
           
     朝8時過ぎに起きる。
 9時前に起きただけで上出来だ。最近、全然走ってない。このままでは、年間走行距離が3,000程度で終わりそうだ。ともかくどこかへ行く。特にあてはない。連れもない。
     と、突発的に決めたのが先週。6月にリアディスクが錆びているのを見て、これじゃいけないと思った。
 なのに、もう8月も終わる。最終週に予定がないのを無為に過ごしてもしょうがない。とにかく、どっか行く。

 さて、寝不足で、だるい身体にむち打ってエンジンをかけたのが9時半。どこへ行こう? 給油しながら、考える。

 行くと決めたときは、精進湖と思っていたのだが、富士山方面は別の機会にも行くことがありそうだ。で、他に考えたのが、日光。

 実は、金精峠を抜けたことがあるかどうか確信がない。
     戦場ヶ原は確かに行った。金精峠なんか、誰かに着いて走っている可能性が高いのだが、沼田まで降りている確証がないのだ。

 距離も手頃だ。

 しかし、昨夜の天気予報では、前線が北関東を通って、日本列島を縦貫していた。今日、北へ行くのは賢くないかも。

 迷いながらも、環七を北上し始めると大渋滞。
 道路工事もあり、仕事車と観光車がひしめいている。
 何度か、やっぱり富士山へ行こうかと悩んだが、そのまま北へ。
 4号まで出るのに環七半周30km程度に50分もかかった。これなら、新橋、上野を回った方が早かったか。

  そのまま北上すると、1月ちょっと前の早朝に走ったコース。環七ほどではないが、渋滞の中をCZのときより遅いペースで走り続ける。
  このまま走っても宇都宮まで行けるのだが、日光道路に乗り継ぎやすいから、どこかで高速に乗ろうと思いながら走っていると、東北道の看板はない。そっか、東北道はほとんど17号沿いを走っていたのだな。利根川も渡って、もう高速も1,000円区間のはずだから、と西に向かう。4号バイパスを小山の看板に従って、4号旧道まで抜けたが、なんとなく賢いルーティングではなかった気がする。栗橋の北に出たから、たぶん、南に少し戻っている。ここから、最寄りのICに向かうと、なお戻りそうだ。そのまま、小山まで出た。
      小山で50号に左折。しばらく走ると、みかも山だ。

  うん十年前にここで撮った写真がある。そのころ何度か入った喫茶店もまだあるようだ。

  で、その喫茶店に入りもせずに通過。
  藤岡ICはまだその先で、ほぼ12時に高速に乗る。

  しばらく、80km/hで走る車の列について走る。さて、日光宇都宮道路の分岐は、宇都宮ICと別にあると思っていたが、なにか変。日光宇都宮道路の標識が見えないまま、宇都宮ICを通過して失敗に気づいた。どうしようか。

     矢板ICも通過すると、雨が降ってきた。PAで休憩。PAで地図を仕入れて現状を把握する。

  次の西那須野塩原で降りれば、一般道を今市に戻れそうだ。雨が通り過ぎてから走り出したが、また追いついたようだ。

  また、一月ぶりの400号へ降りる。その先は今市まで461。4号をまたいで直進。461との分岐点を右折・・・・
  のはずだったが、461の左方向が気になる。黒羽20数kmと書いてある。この道は走ったことがあるのだろうか?
  294に合流するなら修正もきくし、20kmだからと、左へ向かってみる。
  400と分岐した461は、短区間だがバイパス? ができている。
  しばらく走って294に合流すると、すぐに右へ分岐して那珂川を渡る。

  その曲がり角と、橋に見覚えがある。

  地図を見ると高萩まで抜けているが、これはやっぱり走ったことのある道だ。昔は国道扱いじゃなかったのかもしれない。
   
  引き返して、今市へ向かう。雨は降ったりやんだりで、空を見ると、真上に細長い雲が走っている。
  これって、天気予報にあった前線の真下?? 矢板の跨線橋から行く手を見ると、明るい雲と暗い雲の境界がまっすぐ前に伸びている。よりによって、前線の下をつかず離れずして、降ったりやんだりに繰り返しているようだ。

 身体が濡れるほどではないのだが、路面が濡れていて、普通のマンホールで滑る。

     片道一車線の道を、車を抜くでもなく走って、今市へ。山に向かう前に給油。
   272.0km / 16.05l / 14:47 / 17.0km/l
     461が119に合流して、やっと日光街道だ。

 日光駅の前をほぼ3時に通り抜ける。119が120に変る。

 東照宮前の川は水量が増して、きれいだ。

 車は下りが渋滞している。前方の山は曇がかかっている。この時間に、雨模様の中を峠に向かうやつは馬鹿だな。

 何年ぶりかのいろは坂は空いていてマイペースで走れるのだが、路面が悪い。平地でリアが流れた記憶があると、身体に力が入って、きれいに曲がれない。まぁ、車にあおられることなく登り切っただけましか。
 
   
 中禅寺湖。これくらいは写真撮っておかないと。
     竜頭の滝も戦場ヶ原も淡々と走り抜ける。
 車もよほど遅くないと抜かないで走る。ほとんどはよほど遅いのだけど。

 金精峠に入る。雨はやんだ?

 見たような見てないような景色の中を走る。きっと、走ったことがあっても、景色なんか見てなかったに違いない。

 昼に地図を見たときに、途中で止まっている盲腸国道があったのを見つけた。―思いつきで使ったんだが、調べたら、盲腸国道って普通に使われる言葉なのね―

     距離的に往復20kmくらい。せっかくだから行ってみようと思っていたんだが、なかなか出てこない。

     通り過ぎてしまったかと思うほど先に標識を見つけた。

 401号。なんだ。尾瀬行きか。それで貫通してないんだな。
 ともかく、右折。

 普通の道を10kmほど行くと、土産屋街が終って、林間の道になる。標識からすると、東京電力の所有地に入ったということか。

 突然の長い直線とかあって、走りやすいコースだ。道も荒れていない。素直なラインを走っていると、今まで、身体に力が入り過ぎだったことを自覚。タイヤもあるが、相当に腕が鈍っているのだな。

 
   
 どうやら、オフシーズンなのか、4時過ぎに来るやつは相手にされないのか。土産屋も閉っていて、車もほとんど走っていない。
   
 国道の終点?に着く。ぽつりぽつりとハイカーが山を下りてくる。5時だ。
 とりあえず写真を撮ってUターン。

 山間部だからか、結構大がかりな橋がいくつかある。120に戻って、沼田を目指す。

 401号も、金精峠をかなり下ってからあった気がするが、道はまだまだ下って行く。
 しかし、本当に周囲は山だ。かなりの高さの山に囲まれている。
 沼田まで10kmを切ったはずなのに、まだ下り勾配が大きくなる。沼田の市街はよほど高い崖が間近に迫っているのだろうか。

 やっと市街に入ったが、120はもう少し続く。
     6時。谷底の川岸で17号にぶつかって、120の標識が消えたことを確認してUターン。へぇ、これ利根川かぁ。

 川へ落ち込む急坂から日暮れの沼田の町が見下ろせる。

 コンビニで、飲み物を買っていると雨足が強くなった。
 目の前は17号だが、さすがに一般道で帰るには疲れた。
 雨も、南へ行けば、なんとかなるだろうと、高速に乗る。

 しかし、雨は激しくなった。

     雨宿りのつもりで土産を買いにSAへ。なんで、新潟土産ばっかりなんだ?

     しばらく待って、小やみの中を走り始めるとまた雨。標識を見ると、雨の区間が2つくらいあるらしい。

 視界も悪いので、車の後ろを走る。右車線だけど。

 東京まで、90分と表示が出た。なんで100kmちょっとで、2時間かかんなきゃいけないんだ?

 後ろから、ハイビームの行儀の悪い車が来る。HIDだろうけど、まぶしすぎるから先にやる。また来た。まったく、マナーを知らないやつばかりだ。雨も小降りなので逃げる。
     しかし、逃げたはずなのに、同じラインを着いてくる?
 車でそんな車線変更するか? やっぱり馬鹿だな。
     しかたないから、引き離す。

 雨で夜だというのに、渋滞の間を×××で巡航する。

 途中で花火が上がった。所沢あたりか?

 まさか、渋滞の原因はこれ?

 8時前に、大泉を降りた。

     ちょうどガソリンがなくなったので、締めの給油。朝からのトリップメーターは560強。

   563.1km / 16.05+18.29l = 16.40km/l

 燃費は、走り方に対して、まぁ普通かな?

 8時半に帰り着いた。

 11時間で、570km。高速使ってるからそんなもんだな。

 しかし。今日は、何回バイク降りたんだろ??
 力が入りすぎていたせいで身体が痛い。
   



     ま いろいろ.......「49」