CZ 4th Diary 36 CZ 5th Diary 02 The Index of CZ 5th Diary HOME
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    というわけで、車体が新しくなった。

 譲ってもらった時点の走行 6620.4km。

 で、これ5代目? それとも7代目?? まぁ、5代ということにしておこう。

 しかし、車体ダメにした ― 直すつもりだったのだからダメとまではいかないと思いたいが、傍目にはそれで済むまい?? ― のに、な〜ぜ、同じ機種に乗り換える?!

 トレーシー壊したら、せめて小マジェに乗り換えるとかが正常な行動のはず。まして、いまどき、どこででも手に入るものではないというのに・・・・
 なんの因果か、日記を始めてから9年も経つらしいのに、150を入れれば、4機目のフレーム―エンジンは・・・・―を手に入れたわけだ。

 しかし、さすがに6,600kmの車体。すべての動作に滑らかさを感じる。大袈裟を承知でいえば、シルキーとさえ言いたくなる。本音は、55,000kmが比較対象だから、大袈裟には感じないほどだ。
 この感触が数値で残せたら、後々のメンテに有効な記録となるはずなのに。

 あまりに滑らかなので、ふと思った。これ、2ストオイルは何使ってる??
 問い合わせると絶版のバイオだと。
 家にスーパーの在庫が1缶あるんだけど使っちゃダメかなぁ??
 普通は使って問題ないんだが、この滑らかさがバイオの威力なら、スーパーでは感触が変わるのか??
 スーパー使って、ダメならバイオに戻して、滑らかさは回復するのか??
 理屈で考えれば、このエンジンの現役時代はスーパーが指定グレードだったはず。それが、今、調子がいいのだから、スーパー入れて、差を体感してから、元に戻しても状態は回復するはず。
    やっぱり、余計な心配してるのか? しかし、古いエンジンを一度傷めたら、回復しなかったとしても不思議ではない。

 オイル警告灯は、譲ってもらったときからちらついている。まだ、空になることはないが、オイル消費量を満タン法で確認するためには、すぐにも補給したいタイミングだ。とりあえず、バイク屋にバイオの在庫があったはずなのを思いだして、1缶調達してきた。

 工場長からは、スーパーでも勘弁してやる、との連絡が来た。
 一度、スーパーに変えてみる方向でデータをとるか??
    しかし、タンク容量は1.4l? いま1l入れたら満タンになるとしたら、400ccのバイオが残る。それじゃぁ、1:2の混合になってしまう。
 もう少し減らしてから足すことにしよう。

 後、500kmくらい走るはずだが・・・・・

   整備データ
  Aug.16,09 06,845.8km オイルランプ消灯せず

 さて、なにもするなと言われて、なにもする気はないんだが・・・・・
    状態を確認すると、メーターがきれい?

 というか、燃料計と温度計のレッドゾーンに縁取りがあるのはなんだろう?? 今まではなかった気がする・・・・
 程度がいいから、灼けずに残っているのだろうか?

 しかし、メータ中央のTracyのロゴは気持ちピンク色・・・・

 これは灼けた証拠??・・・・・
 忘れないでいたら、そのうち他の車と比べてみよう。
  
 で、なにもしないつもりでいたら、オイルを点検しろとの指示が。
 というか、オイル交換はしてあるはずだが、してないと問題だから、自分で確認しろ、と。

 ギアオイルがなくなっていたので仕入れてから作業。

 しかし、何度やっても、オイルプラグは開けづらい・・・・
 ステップステーもはずして、エアクリーナもはずして、固く締まっているプラグをウォータプライヤでやっとはずした。
    出てきたオイルは普通の黒。というより、茶色が残っているのは、やはりオイル交換はすんでいたということだろう。

 続いて、リアのギア室のオイルも交換しようとしたら、やっぱりプラグが固くて回らない。狭くて、ホイールをはずすか、ブレーキラインを外さないと指も十分に入らないから力がかけられない。

 当然、ブレーキラインを外す方を選ぶと、ブレーキのアジャスタナットが固着していて回らない。
 
    CRC攻撃をしたが、即効性はない。
 バランサ室がきれいだったから。しばらく様子を見てもよかろう?

 ところで、オイルプラグを開けるためにはずしたステップステーは、錆で粉っぽい。
 特に傷んでいるというわけではないが、眠っていた分、全体にオイルっ気がないということだ。

 シリンダーも表面にオイル汚れがなく、全体に粉を吹いた感じ。

 ステー類はさび止めのつもりで、軽くCRCを吹いてぬぐっておく。
    しかし、フロアマットの表面は見慣れた、褪せた色だが、裏面はひときわ鮮やかだ。
 ステップボードも、見えるところは褪せているが、見えないところはきれいでもったいない。

   整備データ
  Aug.22,09 06,950.3km バランサ室オイル交換  YAMAHA純正ギアオイル


   とりあえず
         
    ナンバーはそのままの方が、保険の手続きがなくて楽なのだが、フレームを置いてきたから廃車証明が欲しいらしい。区役所に行く。

 廃車する登録証は平成15年12月発行らしい。5年と8ヶ月乗ったわけだ。
 車台番号は005400番台で、今回のはそれより488古くなっている。
 どうせ1年しか作ってない機種だから、500番の前後なんていまさら意味もなかろう。5,000番を境にマイナーチェンジしていれば分岐点だが、それも聞いたことがない。あったにしても、ヤマハのマイナーチェンジは鈍化の方向が相場だ。
 それにしても、一体、何台売れて、何台残ってるんだろう?

 ナンバーは5年前と同じ記号で3377増えた素数。区の年間登録台数は600台くらいということか。

 形式認定番号は前と同じ U-1473。これがトレーシーを表す番号なのか。今年のモデルは何番くらいなのだろう。

 走っていて気がつくことはアンダーステアがなくなったように思うのだが、これはリアタイヤが新しいせいだろう。

 新しい車体の燃費は、引き取ってきた長距離で27/l。街乗りの給油で、22を超えるくらい。
 これは、今まで、16だったり、整備したら20を超えて喜んだりしたのと比べても、はるかにいい。

 なにより、給油までに120kmを普通に走れる。

 通勤環境では、3日に一度だった給油が、場合によっては5日間がまんできるほどの差がある。
   




    その他........ 「2」